スコシフシギな世界-藤子・F・不二雄ブログ

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【少年の足が別の生命体に…⁉ SF短編「考える足」】

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2011.05.31
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生き物というのは
驚くべき不思議なことが
いっぱいありますね。

先日、NHKの番組で
イカの生態を取り上げていて
面白いことを知りました。

巨大なイカだったのですが
なんと、複数の脳があるという説明がありました。
生物には脳は1つだと思い込んでいたので
知ってビックリしてしまいました。
まさに 「Oh! 脳!」ですね~


平凡な高校生が、自分の足に
もう1つの頭脳を持ってしまったら・・・!?
藤子・F・不二雄先生のスコシフシギな
SF短編 『考える足』を紹介したいと思います。



■ 『考える足』は「少年SF短編」2巻に収録されてます

少年SF短編 2巻 藤子・F・不二雄大全集




■ 英才(ひでとし)くんは説教をくらう
考える足 野球 一流大学 名門高校

勉強のために野球はするなと、いわれていたが
こっそり野球で遊んでいたことがバレてしまう。


■ 大学へ行く気はない
考える足 相談 大学 学者の家系

学者の家系を持つ母としては
大学へ行かないことは許せないことだった。


■ しぶしぶ勉強するけれど・・・
考える足 無理なものは無理

英才くんは、できるだけ真面目に勉強するも
どうしても、頭がよくならない・・・


■ 母は家庭教師をつけることにした
考える足 家庭教師

現役大学生の生徒を
家庭教師に招いた。

■ 英才くんは いかに自分が勉強ができないかを語る
考える足 勉強が嫌い 苦手 脳細胞が足りない


■ 足に違和感が・・・
考える足 足がムズムズ イボ ウオノメ

英才くんが靴下を脱ぐと
何だか分からない腫れがあった。


■ しかし痛みなどはない
考える足 痛くもない

気になるものの、困るほどではないので
放っておくことにした。


■ 寝転がっていると うたた寝を始めてしまう
考える足 うつぶせ うたた寝


■ 足が自分の顔を蹴った!!
考える足 自分を蹴る

一体、何が起きたのか
自分自身でも分からない・・・


■ 意識していないのに足がひとりでに!?
考える足 自分の足をたたく

足を叩いてみると
なんと、蹴り返されてしまった!!


■ 英才くんは母と病院へ行くことに
考える足 異常はない 病院

しかし、異常なしと診断され
何の解決にも、つながらなかった。


■ 英才くんはノイローゼに・・・
考える足 ノイローゼ ひどくなる

英才くんの両親から話しを
聞いた家庭教師も、驚いてしまう。


■ 家庭教師は英才くんに会う
考える足 家庭教師 布団の中

英才くんは、家庭教師と将来のことなどを話し
2人の会話は弾む。


■ 雨が降り出していた
考える足 家庭教師 雨 泊まる 玄関

雨も強く、時間も遅くなっていたため
英才くんちに、泊まっていくことになった。


■ そしてその晩・・・
考える足 雨降る夜 布団


■ 「足」が動き始めた!!
考える足 目が出現 フンガー

英才くんは熟睡中で
足の動きはまったく気づかなかった。


■ 「足」は移動しようとしていた
考える足 睡眠中 階段

階段を下りようとするが
英才くんは眠っているので転げ落ちてしまう。


■ 英才くんが起き出すと・・・
考える足 痛い 勝手な行動

はっきりと「足」のせいだと気づいていた。
両手でガッチリと「足」をつかんだ。


■ ついに「足」が話し出した・・・
考える足 放せ 足がしゃべる


■ 「足」が独立宣言をする
考える足 もうたくさん 独立する 自由にはならない


■ 「足」は台所へ向かった
考える足 引きずられる 台所


■ 「足」は包丁で体を切り離そうとした!!
考える足 包丁 台所

英才くんの叫び声に気づいた
家庭教師が駆けつける。


■ 「足」は強く 家庭教師も蹴飛ばされてしまった
考える足 骨が折れる どうなってる

2人とも必死になり、どうにか「足」を
取り押さえることに成功した。


■ 家庭教師が「足」を観察する
考える足 足首の中に脳細胞 脳みそ第二号

英才くんの左足には
もう1つの頭ができたと分析する。


■ 腰に神経球を持つ恐竜を例に挙げる
考える足 恐竜 神経球 頭脳の出張所


■ 無理な勉強が原因か?
考える足 無理な勉強 皮ふを振動させてしゃべる

英才くんにも、頭脳の出張所ができてしまった。
足には、頭脳の他にも、視聴覚も備わっていた。

こうして、完全に1つの生命として独立した「足」と
英才くんの不思議な共存が始まってしまった・・・


英才くんは、独立心を持つ「足」と
果たして上手くやっていけるのでしょうか・・・

物語の流れはホラーっぽいですが
最後はユーモラスな展開で終わります。

英才くんの未来は描かれてませんが
これだけ腕力・・・ ではなく脚力のある足で
視聴覚まで独自に備わった足ならば
英才くんはプロサッカー選手として
スゴイ活躍ができるのでは・・・と
そんなことを考えてしまいました





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Last updated  2011.05.31 23:39:04
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