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2017年11/19は関西食虫植物探索会でした。今回は大東。岡山からはちょっと遠いです。8時半に家を出発し、途中のSAできつねうどん。昼飯は質素に済ませましょう。おおっと遅刻だ。会場に20分遅刻して着くと、もう自生地の報告会を上映しておりました。会費を払おうと思ったら、、、こんなところにネペン亭あら太シールが!!今回はオーストラリアの球ドロセラとセファロタスの自生地報告です。球ドロはやったことないのですが、みていると挑戦したくなりますね。普通のドロセラとちがって、捕虫葉がきれいですよね。でもどうもモウセンゴケは苦手です。。。アンドロメダも去年集会でいただいて、どんどん増えたのですが、夏場に全滅。。。。カペンシスも春まではどんどん増えていたのですが、2株を残してカペン死す。。。お後がよろしいようで。。。もうネペン一本でやれってことですかねぇ。今回の展示品の目玉は、やはりこのサラセニア!!!やっぱり大株のサラセニアは迫力があります。ウチにも集会でいただいたサラセニアが数株あるのですが、今年の秋に本葉が3本出たくらいでして。。。ここまでの大株になるには何年かかるんだろう。ロリヅラもありました。ロリヅラの花を見るのは初めてだったかな。onoさんのヘリアンさすがですねぇ。今回は面白いものを手に入れました。S.smurfプルプレアの変形のようで、スマーフ(漫画キャラクター)のような帽子が珍しいです。スマーフといえば小学校の図書館にスマーフの漫画があって、人気でいつも借りられてたよなぁ。タンタンとか好きでしたね。N.rafflesiana Sigapore giant大阪屋さん出品の品ですが、れいねさんが「これめっちゃ大きくなるよ!」と熱弁されてました。ジャンケン大会の時にはスルーしてたのですが、売れ残っている株を買いました。しかし冬越のために温室内に詰め込んだネペンはスペースないのにまた買ってしまうという。。。おバカちゃんですねワタシ。D.spotty赤斑入りハエトリソウです。ハエトリソウの斑入りは珍しく、普通の白斑入りはオークションに出るととても高額で取引されます。関東集会でもゆーまさんが展示されたことがあるそうですが、維持がものすごくむつかしいらしい。このスポッティーは赤斑入りですが、やはり斑入り維持はむつかしいらしく、先祖返りしやすいそうです。しかしこの立ちあがりかたといい、エレクタ系としてもかっこいいですよね。なーんてかんじで今回の関西集会でした。あ、そうそう、へりっこプロデュース、ネペン亭あら太デザイン「食虫植物Tシャツ」も販売されました!!!!集会ではグッズはあまり売れないと聞いていたのですが、なかなか好評だったようです。詳しくは次回のブログにて^^じらすなって?ちょっと今週、ブログに載せれそうなイベントもありますのでそれもふまえて次回をお楽しみに^^
2017.11.20
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最近ウツボカズラのブログにN.ベントリコーサ×シブヤンエンシスの写真が投稿されてるので、便乗して私も^_^この前一眼レフで撮ってみました。今のピッチャーの写真です。去年の6月にぷりんさんのところからいただいた時の株です。 N.ベントリコーサ×シブヤンエンシスシブヤンエンシスは憧れの品種だったので、ベントリコーサ交配種なので丈夫かなぁと思いアンプラリア斑点と一緒に買いました。買ったばかりの頃の写真。当時はこのナンチャッテ温室の中にいました。懐かしいなぁ東向きのバルコニーに置いていたので、去年の猛暑にやられ、このピッチャーは全て枯れてしまいました。 また主茎がブランブランしていたので支柱を立ててみました。根が弱いと聞いたので、何かのタイミングでブランブランしたときに根がブチブチッと切れないかと思い蘭用の針金で支柱をしました。今思えば、そのまま成長に任せて「しだれネペン」にしてもよかったですね。咲くやこの花館で見たベントリコーサは見事なしだれネペンで、ピッチャーが鈴なりになってました。 その後ネペンにはまり、冬越に向けワーディアンケースを導入冬に入り、加温・加湿すると調子を戻してくれてピッチャーをつけてくれるようになりました。ピッチャーが赤くなるのは、LED照明で栽培しているからですかね?この前のアラタジャイアント×トランカータも同じですがぷりんさんところからうちに来た時には胴は緑で、襟が赤いのです。栽培環境によって違うものなのでしょうかね? そして!驚くことにグランドピッチャー!意気揚々とGSに投稿すると「脇芽ですねー」と間髪入れずに突っ込まれ、、、でも二つ目が出て来たし!もしかしてかなりレアなことなのかなと思ってたら 脇芽でした~ちゃんちゃん 最近は脇芽の方が元気で、主茎の方がちょっとペースダウンのようです。こういう場合は主茎の方は切って刺し木したほうがいいですかね?アドバイスをお願いいたします~。 一眼レフの写真。太陽のような襟が撮れたのがお気に入りです。 しかし、この品種もむっくーさんやyamachanさんのブログにもあるようにどんどん立派なピッチャーができるのですね。 うちの子は腰がくびれるというよりは、寸胴型のピッチャーです。どちらかといえばハト胸のようなピッチャーです。
2017.03.29
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今日はネペン亭あら太が一番好きなNepenthes。ベントリコーサを紹介したいと思います。以前のブログに書きました憧れの「Nepenthesベントリコーサ在来種」この時に手に入れたベントリコーサの美しさに魅了され、どんどんベントリコーサを集めていってしまいました。ウチの栽培環境と会うのかベントリコーサは美しく育ってくれます。とはいえ、うちの栽培環境は低地形ネペン向けの環境なので本来ならベントリコーサは真夏はもっと冷やすべきなんでしょうね。そういう環境なら年がら年中たわわにピッチャーをつけてくれるのでしょうけど、うちでは一時期しかあの美しいピッチャーを拝むことはできません。 Nepenthes ventricosa 在来系 これはブログにも書いたヤフオクで手に入れたベントリコーサですね。 私のベントリコーサにはまるきっかけになった株です。 在来系にもいくつか種類があり、これはピッチャーがクリーム色のものです。?ベントリコーサ在来とは?古くからあるベントリコーサですが、一概に「ベントリコーサ在来」といってもいくつか系統があります。見た目でいうと・クリーム系・薄緑系の大まかに分けて2種類があります。由来でいうと、ひとつは100年以上前に新宿御苑にベントリコーサが採集品目録に載っています。現在新宿御苑で栽培しているベントリコーサが当時のものと同じ系統ならば薄緑色の系統です。それでいうと私が持っているこの株は「クリーム系」ですね。ベントリコーサは栽培環境、ピッチャーをつける時期、栽培者の腕によって出来上がるピッチャーの顔がかなり変わってきます。よって、見た目だけで「これは○○だ」と判別しにくい。園芸ラベルに書かれている系譜がとても重要になってきますね。 Nepenthes ventricosa オザキフラワーセンター これは2021年オザキフラワーセンターで売られていた株です。通称「オザベン」。友達に買っていただいた株を送ってもらいました。現在では「AKABANE」とか名前がついているものです。在来系クリームに比べ壺部分が薄緑色になっています。系統をたどると在来系の薄緑タイプのものではないかと。最近ではあちらこちらで見かけるようになりました。しかしまだ全国のホームセンターに置かれているまでにはなっていませんね。 Nepenthes ventricosa 高橋園芸 これはボーダーブレイクというイベントで高橋園芸さんが売っていたベントリコーサです。聞くとかなり古い系統のものを刺し木をして増やしてきたものです。新宿御苑にあるベントリコーサの様に襟の部分が熟してくるとザラザラしてきます。壺部分がアカバネと同じように薄緑。 Nepenthes ventricosa policepass No.1 私の栽培している中で一番思い入れの深いベントリコーサです。故岸野正巳先生が1984年に現地で発見したベントリコーサ。兵庫県立フラワーセンターの土居寛文先生も当時岸野先生とこの株の発見同行されていました。特徴は言わずもがな、この襟の深い赤と壺の深い緑。この深い緑を出すベントリコーサはこの株以外ありません。ほかのベントリコーサを見てきた人は一目でこの違いに魅了される悪魔的な美しさを持つベントリコーサです。 Nepenthes ventricosa policepass No.3 これは④ポリスパス№1と同時に手に入れた株ですが、№1とはまた違い特徴を持つポリスパスです。襟の部分は1に比べ襟のギザギザが多く、横から見ると「く」の字に曲がっています。襟が№1は楕円なのに対し、№3は正円に近いです。壺部分も№1に比べ緑が少し薄く、ずんぐりむっくりな形なのが特徴です。栽培の癖が強く、なかなか大きくならないこまったちゃんです。 Nepenthes ventricose red 岸野 赤斑が入るタイプのベントリコーサ。これも岸野先生が日本に導入した株です。 手に入れたナーセリーでは「どんどん伸びるよ」と言われていたのですが、うちの環境ではなぜかなかなか大きくならない。根本的に斑が入らないベントリコーサと違うんでしょうかね。 Nepenthes ventricosa Quezon No.2 これも面白いベントリコーサですよ。襟が明らかに普通のベントリコーサよりも薄い。生育不良かなと思ったんですが、毎回このピッチャーをつけるのでこういう特徴をもつ株なのでしょう。Nepenthes ventricosa Porcelain/Alba Andrew Wistuba お友達にAndrew Wistubaから輸入してもらった株です。Richard SilverstenさんがLongwood gardenからの選抜した伝説的に有名な株ベントリコーサポーセリンがあるのですが、どうもそれとは違うっぽいものですね。でもきれいで好きなベントリコーサです。 Nepenthes ventricosa (Sierra Madre Range) 最近見かけるようになったシエラマドレのベントリコーサ。襟の付け根が離れているのは、高地にあるベントリコーサの特徴ですかね。襟が比較的丸になります。Nepenthes ventricose 岸野これも岸野先生が日本に導入した株です。正確に言うと在来系とは違うそうです。この写真はピッチャーが開きたての写真ですがベントリコーサの開きたてはまるで蝋細工のように半透明で美しく、触るのをはばかられます。できたピッチャーを見ると、在来系に比べほっそり長いのかなぁと思います。Nepenthe ventricosa red(Bicol,Luzon)赤これはヤフオクで手に入れたベントリコーサです。栽培していて面白いピッチャーをつけました。なんと赤いピッチャーをつけます。しかもなかなかデカイ。さてさて、ウチのベントリコーサを紹介しました。ネペンの中でもそこまで難易度が高くない品種で、ピッチャーをつけてくれるとその美しさにはほれぼれします。ぜひベントリコーサファンが増えることを祈っています。
2023.10.07
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寒さもひと段落ですね。今年の冬は寒かったぁ!!!12月にはここまで寒くなるなんて思ってもみませんでした。ネペン用第二温室(ビニール)は今年無加温で過ごしたのですが、やはり一部ネペンは冷害を受けてしまいました。Nepenthes tobaica×ampullariaこれが元気な時ピッチャー。で、これが冷害を受けた草体。これは結構好みのピッチャーをつける品種だっただけに春から復活してほしいです。(今何とか新芽が元気に大きくなってきました!)なんとか成長点は成長してるので大丈夫かとは思いますが、冬にいじけた影響が今年どうなることか。。。他にもリベラルファームさんで買ったグラシリスダークパープルは瀕死状態。もうこれは復活は難しいかな。。。やはり、かなり堅強な品種でないと無加温はむつかしいです。今年無加温で冷害を受けなかったのは、・ベントラータ・アラータ・ブルケイ・ベントリコーサレッド・スミレシー×ナンバラ今年の12月からは第2温室にもヒーター導入せねばですね。。。さてさて、この時期のネペンはあまり袋をつけてくれません。今年の冬は去年よりちょっと温度を低めで17度くらいで管理をしました。土居さんからのアドバイスで「冬の加温は17度にしている。ちょっと低いと思われるのかもしれない。アンプラリアやラフレシアナなど低地系のNepenthesは本当は20度管理したいところだけど、それだと葉ばかり大きくなる。少しいじめてやるくらいの温度で管理すると、春から成長が爆発する」と教わったので。ちょっと去年より成長が止まった感じです。ただ、ピッチャーの子供も大きくなっているので次回の記事では大きなピッチャーを紹介したいです。(というか紹介したいなぁ)今回はハエトリソウの回。去年のハエトリソウは結果としてあまりよくなかった。原因は・日照不足・植え方がへたくそ・腰水栽培がへたくそと思われます。・「日照不足」日照不足は実のところ予想外でしてというのが、ベランダで育成していたのですが、季節によって直射日光の当たる日照角度がかわってしまい、秋から冬にかけて直射日光が当たる時間がかなり少なくなっていたのが原因だと考えられます。部屋栽培のDionaeaは真冬になっても何枚か葉は残っていたがベランダ栽培は葉がほとんど枯れてしまっていました。・「植え方」数株、ミズゴケをケチって、根の周りだけミズゴケにしてその周りを鹿沼土で植えていた株があったのですが、この植え方が誠に成績がよくない。やはりたっぷりとミズゴケを使用してあげるほうがよいようです。今年はタメさんに教わったミズゴケの戻し方でつまり、水の中にドボンと入れるのではなく、霧吹きでじわじわ戻して水苔の繊維を崩さないようにするというもの。あとビニールポリポットを使います。これまでは、スパテラを使用していましたが、ビニールポリポットのほうが株数をたくさん植え替えられるしぎゅっと詰めることによって鉢が安定するのではと思います。・「腰水栽培」面倒くさがりなので、腰水していた鉢が藻で汚くなっていました。あんまりよくないだろうなぁと思っていたので、思い切って今年は潅水のみで管理しようと思います。そのほうがミズゴケの劣化も抑えられるだろうし。さてさて、あととても気がかりな件がありまして。ハエトリソウは「休眠」というものが必要だそうで、つまり、冬場寒くしてあげると、休眠状態に入り、春になりあったかくなるとビューンと伸びるということです。ネットで調べると休眠していない株は春からの成長が悪いらしく、ハエトリソウ上級者になると冷蔵庫の中で休眠させるという荒業までされる方がおられるそうです。ウチの環境はと言いますと、去年のベランダ組日照不足、また今年に入っての引っ越しもあいまり一番寒い2月に室内で栽培していたのです。室内の温度は8~14℃。ちょっと高いのではないかとビクビクしております。今年は・日照不足・植え方・腰水栽培を改善し・植え方⇒タメさんに教わったミズゴケ戻し方で育苗ポットに植える・腰水栽培⇒腰水をやめ、冠水で管理にしよう。そして日照不足解消のためにで~~~~んほぼLEDで栽培することにします。新居ではベランダが洗濯スペースにほぼ取られてしまっているので、楽天で買ったLED蛍光灯で栽培することにしました。LED蛍光灯ってプラスチックでできてるんですね。これで日照不足も解消だ!!!!。。。。大丈夫かな。最近暖かくなったのでなん株かは動き始めました。・La grosse a GuiGui・Master og Disaster・Kim Young Il今年のハエトリソウに期待です!!
2018.03.03
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