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2023.10.07
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カテゴリ: 食虫植物
今日はネペン亭あら太が一番好きなNepenthes。
ベントリコーサを紹介したいと思います。
以前のブログに書きました
この時に手に入れたベントリコーサの美しさに魅了され、どんどんベントリコーサを集めていってしまいました。
ウチの栽培環境と会うのかベントリコーサは美しく育ってくれます。
とはいえ、うちの栽培環境は低地形ネペン向けの環境なので本来ならベントリコーサは真夏はもっと冷やすべきなんでしょうね。
そういう環境なら年がら年中たわわにピッチャーをつけてくれるのでしょうけど、うちでは一時期しかあの美しいピッチャーを拝むことはできません。





 Nepenthes ventricosa 在来系
  これはブログにも書いたヤフオクで手に入れたベントリコーサですね。
  私のベントリコーサにはまるきっかけになった株です。
  在来系にもいくつか種類があり、これはピッチャーがクリーム色のものです。
?ベントリコーサ在来とは?
古くからあるベントリコーサですが、一概に「ベントリコーサ在来」といってもいくつか系統があります。
見た目でいうと
・クリーム系
・薄緑系
の大まかに分けて2種類があります。
由来でいうと、ひとつは100年以上前に新宿御苑にベントリコーサが採集品目録に載っています。
現在新宿御苑で栽培しているベントリコーサが当時のものと同じ系統ならば薄緑色の系統です。
それでいうと私が持っているこの株は「クリーム系」ですね。
ベントリコーサは栽培環境、ピッチャーをつける時期、栽培者の腕によって出来上がるピッチャーの顔がかなり変わってきます。よって、見た目だけで「これは○○だ」と判別しにくい。園芸ラベルに書かれている系譜がとても重要になってきますね。



Nepenthes ventricosa オザキフラワーセンター
  これは2021年オザキフラワーセンターで売られていた株です。通称「オザベン」。友達に買っていただいた株を送ってもらいました。現在では「AKABANE」とか名前がついているものです。在来系クリームに比べ壺部分が薄緑色になっています。系統をたどると在来系の薄緑タイプのものではないかと。
最近ではあちらこちらで見かけるようになりました。しかしまだ全国のホームセンターに置かれているまでにはなっていませんね。




 Nepenthes ventricosa 高橋園芸
  これはボーダーブレイクというイベントで高橋園芸さんが売っていたベントリコーサです。聞くとかなり古い系統のものを刺し木をして増やしてきたものです。新宿御苑にあるベントリコーサの様に襟の部分が熟してくるとザラザラしてきます。壺部分がアカバネと同じように薄緑。



Nepenthes ventricosa policepass No.1
  私の栽培している中で一番思い入れの深いベントリコーサです。故岸野正巳先生が1984年に現地で発見したベントリコーサ。兵庫県立フラワーセンターの土居寛文先生も当時岸野先生とこの株の発見同行されていました。特徴は言わずもがな、この襟の深い赤と壺の深い緑。この深い緑を出すベントリコーサはこの株以外ありません。ほかのベントリコーサを見てきた人は一目でこの違いに魅了される悪魔的な美しさを持つベントリコーサです。






 Nepenthes ventricosa policepass No.3
  これは④ポリスパス№1と同時に手に入れた株ですが、№1とはまた違い特徴を持つポリスパスです。襟の部分は1に比べ襟のギザギザが多く、横から見ると「く」の字に曲がっています。襟が№1は楕円なのに対し、№3は正円に近いです。壺部分も№1に比べ緑が少し薄く、ずんぐりむっくりな形なのが特徴です。栽培の癖が強く、なかなか大きくならないこまったちゃんです。




Nepenthes ventricose red 岸野
  赤斑が入るタイプのベントリコーサ。これも岸野先生が日本に導入した株です。
  手に入れたナーセリーでは「どんどん伸びるよ」と言われていたのですが、うちの環境ではなぜかなかなか大きくならない。根本的に斑が入らないベントリコーサと違うんでしょうかね。



  Nepenthes ventricosa Quezon No.2




Nepenthes ventricosa Porcelain/Alba Andrew Wistuba
  お友達にAndrew Wistubaから輸入してもらった株です。Richard SilverstenさんがLongwood gardenからの選抜した伝説的に有名な株ベントリコーサポーセリンがあるのですが、どうもそれとは違うっぽいものですね。でもきれいで好きなベントリコーサです。




Nepenthes ventricosa (Sierra Madre Range) 
  最近見かけるようになったシエラマドレのベントリコーサ。襟の付け根が離れているのは、高地にあるベントリコーサの特徴ですかね。襟が比較的丸になります。






Nepenthes ventricose  岸野
これも岸野先生が日本に導入した株です。正確に言うと在来系とは違うそうです。この写真はピッチャーが開きたての写真ですがベントリコーサの開きたてはまるで蝋細工のように半透明で美しく、触るのをはばかられます。できたピッチャーを見ると、在来系に比べほっそり長いのかなぁと思います。




Nepenthe ventricosa red(Bicol,Luzon)赤
これはヤフオクで手に入れたベントリコーサです。栽培していて面白いピッチャーをつけました。
なんと赤いピッチャーをつけます。しかもなかなかデカイ。
さてさて、ウチのベントリコーサを紹介しました。
ネペンの中でもそこまで難易度が高くない品種で、ピッチャーをつけてくれるとその美しさにはほれぼれします。ぜひベントリコーサファンが増えることを祈っています。





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最終更新日  2023.10.07 18:00:07
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