ろうそくの火を灯すと

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台風の足音。 New! risa9537さん

☆happy goods&food☆ momoankenさん
京の食 kyohahayoさん
2007.05.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ベトナム戦争の時、日本で、幾人かのアメリカ兵が脱走した。
横須賀に寄航中の米軍空母イントレピッドから脱走した四人の若者は、
合同声明として、次のように話している。

「あなた方は今、四人の脱走兵を目の前にしている。米国軍隊を離れた
四人の愛国的脱走兵である。
歴史を通じて、脱走兵という名称は、卑怯者・裏切者・余計者などに
冠せられてきた。だがわれわれは、カテゴリーや呼称には関心がない。
われわれは、自分たちが正しいと信じることのために起ち上がらなければ
ならない時点に達した」


いつも「冗談をとばしあって」いる、「酒と女の好きな」若者だったそうだ。

一人は声明にこのように書いた。十九歳だった。

「私、マイケル・アントニイ・リンドナーは普通の中流家庭に生まれた普通の
アメリカの若者である。私が信じそのためにこそ起ち上がったところは、米国
憲法の権利章典によって保障されているにもかかわらず、軍隊によって否定
されているものである…… 
ベトナム戦争を支持する側に私が身をおいたことは、道徳に反しまったく
非人間的だったと思う……
私が『アメリカのためにベトナムで戦う』という代りに『ベトナム戦争を支持する』

という表現を用いるのは、私があの地でやっていたことは、祖国やアメリカの
同胞のために役立っていないと感じるからである……

私の信念が『―主義』と分類されるだろうことは残念である。私はいかなる
政治的つながりも持たないし、軍事的大虐殺の支持を拒否する一アメリカ人
という以外の仕方で分類されたくない」


他の一人はこう書いた。彼もまた、十九歳だった。

「私は自分自身については特にそうだが、誰しもを分類するのは嫌いだ……

心理的過程にとらわれてしまっている人々にとっては……思想と思想の間に
人間と人間の間に、カテゴリーとカテゴリーの間に戦いはつづくのである……
私はアメリカ人である。二度とそこにもどれないだろうと思えば、アメリカにおける

未来や友人や家族を離れるのは心痛むことである。だがもし、この戦争を
終わらせ、アメリカに良識をとりもどすためにそれしか方法がないのなら、
私はみずから進んで共産主義者のラベルをはられようと思う。
わが憲法の精神に勝利あれ」

小田実は、彼らのアイデンティティの特徴を、地縁・血縁的な「祖国」とは別に、
原理的な「祖国」が存在していることに求めた。






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Last updated  2007.05.24 23:56:09
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