ジンベエ鮫
1月11日(水)⇒2
ここで今日のメインイベントである巨大ジンベエ鮫の「餌やり」を見学するのだ。
団体割引が効いて、入場料は当初の案内より若干安くなった。
手元の時計は14:00を指している。
出発の15:30まで90分間ある。
水族館から駐車場までは、ゆっくり歩いて15分ぐらいだから「餌やり」が終わると丁度良い時間である。
中に入り、順路を追って進んだ。
巨大水槽に辿り着く迄に百種類に及ぶ魚を見ることが出来る。
中には滑稽な生態をしている生き物もいる。
これは砂から半分身を乗り出しているチンアナゴ。(^〇^)
77個の水槽の一番奥が巨大水層となっている。
水槽を前にすると、何と言ってもジンベエ鮫が目に入って来る。
身長は7mだというが、カメラを構える人たちと比べれば、その大きさは一目瞭然である。
悠々と泳ぐ巨大ジンベエ鮫。
ペアで泳いで、見学者の嫉妬心を煽る気か?
えっ? 3匹もいたのか。
これは水槽の右側中腹にあるシアター室から撮ったのだが、子どもの鮫を連れて泳いでいる。
子鮫は仰向けになっているが同じ速度で泳いでいる。
15:00、餌やりタイムの場内アナウンスが流れた。
魚たちの給食タイムの始まりだ。
大きな口で大量の水ごと飲み込んで、小さな餌だけを取り込み水はエラから吐き出すという。
その際、この巨体が直立になって餌を食べるのだが、その豪快さに見学者は一様に歓声を上げる。
他の魚には鮫の「餌やり」から少し遅れて餌が与えられるが、細かく刻んだイカだと説明があった。
係員に聞いたところ、餌は15:00と17:00の2回だそうだ。
これはマンタ。
お腹一杯になったのか、満足そうに泳いでいる。
一連のショータイムは終わった。
水族館を出てバスの駐車場に向かうのだが、帰りの道を忘れてしまった。
確か・・・エスカレータに乗ったような・・・。
動く歩道にも乗ったような・・・。
あっ、あったあった!(^◇^)
無事に時間通りバスに戻ったところで、本日最後の見学場所である「パイナップパーク」に向けて出発。
ガイドさんが「ワインの試飲とカステラの試食コーナーがあります。いくら飲んでも食べてもタダです。そして、どんなに飲んでも食べても買わなくても済むコツがあります」
少し間をおいて「それは店員と目を合わせないことです」と言うと、一同は爆笑して旅の疲れも吹き飛んだようだ。(^〇^)
園内には様々なパイナップルが植えてあった。
パイ園にはパイナップルの他にも季節の花や珍しい花が並んでいる。
今回のツアーには3回のくじ引きが付いていた。
3回とも1度引いた数字が使われる。
今回の参加メンバーは25名だったが、NIJIが引いたのは「6」である。
残念ながら3回目の「パイナップル果肉入りのカステラ」も当らなかった。(*^^*)
なので、お土産で買うことにした。
下の写真は、まさしく2012年1月11日に来た事を証明している。
機会があったら、また来るね。v(^^)v
ここから宿泊ホテルまで、少々時間が掛かる。
試飲ワインが効いたのか、疲れと重なって熟睡する人もいたが、NIJIはガイドさんの話に耳を傾け、窓から見える光景を目に焼き付けた。
その中でガイドさんが語ったお墓の話しを1つ。
沖縄県のお墓は海沿いにあり100%が海を向いている。
その謂れは、海の向こうに天国があると考えられている。とか何とか・・・。
なので、自分の家は小さくても借家でも、お墓だけは立派なものを造るのだという。
お墓といっても墓石が立っている訳ではく、
海岸沿いに無数の墓が並んでいるが、ピンクの大理石で出来た2億8千万円のお墓もあるという。
また、お墓に向かって
指が腐って落ちるというのだ。
間違えて指してしまったら、誰もいない部屋で指した指を咥えて謝りながら3回転する。
NIJIも夕食の前に3回転を余儀なくされてしまった。(*^^*)
そうこうしているうちに、宿泊ホテルに到着した。
例によって夕食はバイキングであるが、思ったより豪華だった。
特に、ズワイガニと目の前で焼いてくれるビーフステーキは絶品だった。
ビールは「orion」と言って、沖縄県産の地ビールである。
NIJIには少し甘かったが、2日間ともお替わりをした。(*^^*)
そして、泡盛のロックはアルコール度数が48度とは思えないほど口当たりが良くて美味しかった。
お土産にとも思ったが、ガイドさんの「此処では美味しく感じても、お国許に帰ってから飲むと美味しさが半減することがある。現地で飲むからこそ美味しいという場合があります」という忠告に従った。
いかにもベテランのガイドさんらしい忠告である。
つまり、美味しい泡盛が飲みたかったら、お土産で買うのではなく、また沖縄旅行に来いと言っているのだ。(*^^*)
さて、明日は9:30出発なので、ゆっくりと朝食が摂れる。
つづいて 平和の礎
に続く。