PR
フリーページ
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
購入履歴
娘の介護と他の家族との違いは、決断の速さと、その実行力のように思います
この時期の娘は、母親の病気を 何とか治したい
、と思いながらも、長年ともにして来た母が どんどん崩れていく様への失望、信じられない状況・事態への驚きと嘆きなどの負の感情と、同時に娘として自分が何とかしなければならない、自分ならできると奮い立たせる感情が入り混じります。
また同性がゆえに自身に置き換えて考えてしまうと、いずれ来る自身の将来を悲観することもあるようです。
このような感情を持つことで、 娘の介護は、緻密で、ある意味では完璧な介護を試みようとします
。そして、私の勝手な思いですが、 親子関係が逆転し、自分が子育てしてきた時の思いが母親の介護に蘇ってくるのではないでしょうか。
これは、不思議と息子や配偶者には持たない感覚のように思います。いずれにしても娘が世話することは、その思いが「ねばならない」で、とても強いようです。それは女性の持つ本能的な母性愛なのでしょう。
娘が父親を介護する状況でも、娘の思いは同じですが、母親との違いは、父親よりも力の入れ方が違うように思います。すなわち、母親ができなくなった日常の行為に対しては、父親よりも厳しく正そうと力が入っているように思います。ある私の患者さんの娘さんは、「母とは毎日バトルです。」と笑いながら言っておりました。
う~んまさしく私の事。
自分の娘にしたことを母にしてしまいそうだった事
(娘は大学から一人暮らしで母子関係に距離ができていい関係になれた事実がある)
そして、父に対しての母の思いをないがしろにしてしまったことを反省。
おちついてい自分の在り方を考えたいと思いました。
・・・久しぶりの記述。書くことで落ち着いた自分がいます。