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緑内障には大きく分けて2つのタイプがあります。目の中の水の出口(隅角:ぐうかく)が広い開放隅角緑内障(POAG)と、その出口が狭い閉塞隅角緑内障(PACG)です。そしてこの閉塞隅角緑内障は水の出口の状態が不安定なので眼圧が変動しやすく、その結果失明率が高いので要注意の病態なのです。
そしてこの隅角が閉塞しているかどうかの判定に最近ではOCTという全国の眼科クリニックで急激に普及してきている機器を使うことが多くなっているのですが、
このOCTで隅角が閉塞している時には閉塞は確実なのだが、開放しているが狭い時には要注意
という話が非常に印象に残ると同時に勉強になりました。
具体的には、
↑ この症例はOCTではギリギリ隅角は開放しているように見えるのですが、
↑ UBMという隅角を見る専用の機械で調べると実は閉塞していることが分かります。
明日からの毎日の臨床に直ぐに、そして深く役立つ、「ハッとする」凄く良い話でした。こういうことがあるからやはり様々な学会にドンドン顔を出すことは大切なんですね。
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