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緑内障では除外診断が重要。早期の緑内障は「全てのデータを把握してから」治療するので、全く問題は無い。(緑内障と言うのは超慢性疾患なゆっくりとしか病気は進行しないので。)
そして緑内障の除外診断としては、眼球打撲(強く目をぶつけたことによって視神経が痛むことがある。具体的に言うとボクサー、柔道選手などに良くある。)、脳疾患、副鼻腔疾患、LASIK後などが重要。
OCTで異常所見が出てもそれを緑内障として「治療するかどうかは別」。OCTは所詮は機械に過ぎず、目の視神経は個体差が大きいのでOCT判定が絶対と言うわけでない。直接自分の目で視神経を観察して総合的に判断することが大切。
年齢と余命のことも考える。例えば80歳で初期の緑内障患者様であれば、その平均余命を考慮すればアグレッシブな治療はいらない。(緑内障が初期から末期まで進行するのには一般的に言って何十年もかかる。つまりマイルドで優しい治療だけで死ぬまで目を元気に使えて、天寿を全うできる可能性が高いと言うこと。)
非常に良い話の多いセッションでした。
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