noahnoah研究所

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2009.04.02
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カテゴリ: 健康
神奈川県で先月24日には民間施設も規制する公共的施設受動喫煙防止条例が初めて成立しましたが(施行は2010年4月)、小規模な店を規制から外したり、分煙も容認するなど、骨抜きにされているのが気になりました。

喫煙による損失をあまり考えていない小規模店の経営者は、喫煙客を失わないで済んだと思ってしまうのかもしれませんが、条例を大義名分にして全面禁煙にした方が、喫煙のためだけに長居する客を店から追い出し、客の回転率を上げることで利益が得られたはずです。そういう意味では、気の毒だと思います。

タバコの煙を嫌って店に寄り付かない客や、忙しい時間帯に客の回転率が悪くなり、別の店に流れている客の存在には、おそらく気付いていないのでしょう。

灰皿をきれいにしたり、タバコの煙や火で汚れたり焼け焦げた設備を清掃したり補修する費用も無視できない額だと思います。

小規模宿泊施設も禁煙にしないのは不思議です。寝タバコによる火災の被害や、タバコ臭い部屋を嫌う客がいることを忘れているのでしょうか。今や日本ではタバコを吸わない人の方が多いことにも気付いていないのかもしれません。

禁煙にせず分煙にするのは最悪の選択です。分煙にしても臭いを完全にシャットアウトするのは無理ですし、コストもかかります(儲かるのは分煙設備を売る業者だけ)。

小規模でない店は全面禁煙にして利益が増えることでますます発展し、小規模な店は禁煙にしないことで利益が増えず、小規模な店のままで消えていくのでしょうね。




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Last updated  2009.04.03 00:01:36
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