noahnoah研究所

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2014.12.25
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カテゴリ: 熱帯魚
テトラ リフトアップライト24W
我が家の熱帯魚水槽は、照明としてテトラの「リフトアップライト24W」が使われています。
銘板シールには商品名だけで品番がないのですが、テトラ リフトアップライト LL-60と思われます。
MADE IN CHINAでした。

光源は最近主流となっているLEDではなく、2本ブリッジタイプの24Wツイン蛍光管です(PL-24W/6400K)。
(この蛍光管はコネクタが特殊で、同タイプの市販のものを使えなくしているので、切れたら終わり)
今回は、この蛍光管が割れていたという話ではありません。

電源スイッチ・ケーブルの周辺が割れている
最近、掃除をしていて、電源スイッチ・ケーブルの周辺が、ひび割れていることに気づきました。
ライトを落としたり、何かをぶつけた記憶はなく、ひび割れ以外の傷もありません。
使っているうちに自然と樹脂が割れたように見えます。


断面は白くなく、とても滑らかなので、急激な力が加わって割れたようには思えません。
熱などで樹脂が劣化して脆くなり、電源ケーブル周囲にかかる応力で押し出されて割れたのかもしれません。

我が家は24時間点灯していますので、約6年前に購入してから、ほぼ連続して使っていることになります。
1日に何時間点灯するのが標準なのかわかりませんが、このくらいで壊れてしまっては困りますね。
それまで使っていたNISSOのカラーライト 600 2灯付は、少なくとも15年の連続使用に耐えてましたから。

テトラのリフトアップライトを分解してみた
とりあえず、危険なので使用をやめ、分別廃棄するためにも、ライトを分解してみました。
ネジの付け根なども折れていましたので、製造、輸送、使用時のいずれかで応力がかかったときに破損した可能性もあります。
ヒビが入っていたのに気づかず使っていて、使用時の熱で劣化したために、ヒビが広がったとも考えられます。

さすが中国製の電子回路基板です。
非熟練者の手づけによる芋ハンダなどは当然として、部品の実装状態は酷いものでした。
無駄に大きいディスクリート部品の多くは、斜めに取り付けられ、脚も折り曲げられています。

基板上の部品実装がひどい状態


そもそも脚を折り曲げないと収まらないような部品と基板の組み合わせという時点で、設計者の頭が悪すぎです。
設計のまずさを人件費の安さでカバーするという、ありがちなパターンです。

コンデンサは105℃品でしたが、やはり中国AiSHi社製で、まだ破裂もしていないのに、むせるような異臭がします。
大きなインダクタのコイルの巻き方も非常に雑でした。

このレベルの部品や機器しか製造できないような国が、核兵器を保有しているということは、恐ろしいことです。

米国やロシアから盗み取った設計と日本製の部品で作っていれば、多少はマシなのかもしれませんが。



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Last updated  2017.01.23 23:42:35
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