noahnoah研究所

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2016.03.07
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カテゴリ: 家作り
私が一条工務店でオール電化の家を建てた当時、一条工務店標準の給湯器は長府製作所製エコキュートでした。
他社製を選ぶことも一応できたものの、施主支給は許されず、差額が異常に大きいので諦めざるを得ませんでした。

さて、エコキュートや電気温水器は、おもに安い深夜電力を使って、毎日、朝までに沸かした湯をタンクに貯めて使うものです。
宿泊旅行では、せっかくお湯を作っても、当日の入浴などに使われないため、タンク内の湯が冷めて無駄になります。
その無駄を減らすため、給湯器には数日間だけ湯沸しを停止する機能があります。

長府製作所製エコキュートの取扱説明書では、停止日数の設定例として、3泊4日旅行で説明しています。

給湯機の停止日数、3泊4日旅行の場合
3泊4日の旅行の場合、出発日に停止日数を「3日」に設定すると、帰宅日である4日目にお湯が使えます。
では、2泊3日や1泊2日の場合は、何日に設定すべきか考えてみます。

やはり、文章だと分かりにくいので、上の画像を適当に編集して説明します。

給湯機の停止日数、2泊3日旅行の例


給湯機の停止日数、1泊2日旅行の例
1泊2日旅行も、出発日に停止日数を「1日」に設定すると、帰宅日である2日目にお湯が使えます。

しかし、見ていただくとわかる通り、「1日」の設定で湯沸しが止まるのは、出発日当日の23時までです。
湯沸しの時間帯を「深夜のみ(23時から7時まで)」にしている場合、この「1日」は全く意味がありません。
(そのため、停止日数を「2日」以上しか設定できない機種もあります)

そもそも、旅行出発日は宿泊先で入浴し、自宅の湯は使わないので、前日の夜からは沸かさなくても済んだはずです。

1泊2日旅行の場合、旅行出発日の前日から給湯機を2日間停止すべき
1泊2日旅行の場合、旅行の出発前日から給湯機を「2日間」停止すると、その夜から無駄に湯を沸かさずに済みます。

取扱説明書の3泊4日旅行例では、帰宅日に湯が使えることのみ重視しており、電気代の節約という点では少し損をしています。
旅行出発の「前日」に、3泊4日旅行では「4日間」、2泊3日旅行では「3日間」の停止設定を行う方がより得になるでしょう。

まあ、1泊2日くらいであれば、それほど湯も冷めず、節約できる電力も少ないので、下手に停止しない方が無難かもしれません。


※この記事は、 おとく さん のブログのコメントで話題になっていた内容をまとめてみたものです。
一泊する時の節電方法 〜給湯器の使い方〜




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Last updated  2016.03.07 18:05:21
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