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<<第37章「海外における日本語教育II」



第38章「海外における日本語教育III」
とにかく「ニーズの違う生徒を一つのドンブリ(学校)に入れて勉強させる訳には行かない。」 
これだけはっきりしていたので、まず補習校を二つに分けて駐在家庭の子弟が主に通う学部を「補習部」  永住、国際結婚組の子弟が通うのが「国際部」とした。

さて、次にソフトである。
補習部の方は今迄通りで問題ない。
ところが国際部はまず先生探しから始めなければならない。
今のようにネットがある訳ではなし、人づてのネットワークで先生を探す。
それと同時並行して教材の確保である。
こちらは教育財団にどうにか頼み込んで文部省検定の教科書を余分に送ってもらう事が出来た。



特に国際結婚組の子弟は初年度と言うこともあり、年齢もバラバラ上は小学校高学年から下は一年生までが一緒に勉強しているのである。
教室と先生がたくさんいれば年齢毎の学習も出来るだろうが、そんな事は夢のまた夢で絵に描いた餅である。
授業のコマ割りも先生と一緒に何度も考えたがこれが結構難しい。
ただ先生に言わせると異年齢学習というのは何も珍しいものではなく、日本においても過疎地の学校なのでは普通に行われているとの事。
かえって子供達もそれを楽しんでいるようでもあった。


次にハードの部分であるが、補習校はオークランドのGlen InessのPt.England小学校の敷地内に設立されている。
最初は小さな校舎一つきりであったが、その後教室も増設され現在は3教室あるはずだ。
それでもこの補習校1校ではとてもオークランド全域に散らばる永住者、あるいは国際結婚組家庭のニーズをカバーする事はとても不可能である。
とくに国際結婚組は若年層が圧倒的で、その居住地は必然的に土地の値段が高いオークランド中心部から離れて行かざるを得ない。
その結果、あちらこちらで日本人の母親達が中心になって簡単な日本語教室が開催されるケースも増えて来た。

しかし、これらの自主活動も対象となる生徒は幼児クラスが主で、残念ながら小学校の低学年以上については殆どそれらのサークルが存在しないのではなかろうか?


インターネットを通じて日本はおろか世界各国の学校とやりとも可能であろうし、教材においても然りであろう。
一方一般家庭においても事情は同じであるので、家庭学習も質の高いものを日本から得る事が出来るのかもしれない。

結局補習校国際部の理事として二年ほどお世話させてもらったが色々と大変だった。
その後も生徒数の減少などから補習校そのものの存続も危ぶまれた時期もあった。
これは一つには駐在企業が減少して企業からの補習校運営資金が少なくなった事が大きな原因である。


いずれにせよ今後も経営母体がしっかりと日本語補習校を支えてくれる事を祈るばかりである。

<<第37章「海外における日本語教育II」



第39章「永住者の日本語教育」>>







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Last updated  2007.07.08 15:05:46
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確かに・・・  
永住組と帰国組ではどうしても内容が異なりますよね・・・。
甥っ子は、帰国するのがわかっているので逆にアメリカでも英国でも現地校に通いました。
日本語の補習校に行き始めたのは高校に入ってからのこと。
両親とも非常によくしゃべるので日本語会話には全く問題なし・・・でもやはり日本で教育を受けた子供とは差があると思います。
今、帰国して予備校通いです。 (2007.07.08 14:34:12)

Re:第38章 「海外における日本語教育III」(07/08)  
TONO9784  さん
こんにちは~。

言語の壁は厚いですね。
奮闘努力されている、WBさんの姿が目に浮かびます。

私はおんぼろな保育園の副理事を受けています。
昨年までは、理事長でした・・・・。

相当永く保育園にかかわってきましたよ:笑。
今は保育園の「耐震補強工事」と、「秋のバザー開催」です・・・・。

では、またよろしく!院長・TONOでした。
(2007.07.08 17:10:46)

Re:確かに・・・(07/08)  
WB nz  さん
ハマのコモモちゃんさん
>永住組と帰国組ではどうしても内容が異なりますよね・・・。
>甥っ子は、帰国するのがわかっているので逆にアメリカでも英国でも現地校に通いました。
>日本語の補習校に行き始めたのは高校に入ってからのこと。
>両親とも非常によくしゃべるので日本語会話には全く問題なし・・・でもやはり日本で教育を受けた子供とは差があると思います。
>今、帰国して予備校通いです。
-----
日本語を喋るだけなら家庭内の会話である程度は事たりますが、これではやはり語彙不足になります。
日本語の特色は字そのものに意味がある事だと思います。
此れはやはり「読み・書き」できて初めてその意味が判るのです。
ただ日本語はある程度学習が出来るようになってからのほうが習得速度が速いように思います。
WB
(2007.07.08 17:50:36)

Re[1]:第38章 「海外における日本語教育III」(07/08)  
WB nz  さん
TONO9784さん
>こんにちは~。

>言語の壁は厚いですね。
>奮闘努力されている、WBさんの姿が目に浮かびます。

>私はおんぼろな保育園の副理事を受けています。
>昨年までは、理事長でした・・・・。

>相当永く保育園にかかわってきましたよ:笑。
>今は保育園の「耐震補強工事」と、「秋のバザー開催」です・・・・。

>では、またよろしく!院長・TONOでした。
-----
子供達に楽しく学習あるいは気持ちよく過ごせるようにしてやろうと思うと実に色々な問題に遭遇します。
これはしかるべき責任ある地位に着いた事がある人でないとその大変さはわかりません。
だから、院長先生の大変さも十分に理解できます。
設備投資と資金集めこれも重要な仕事のうちですね。
ご苦労様です。
WB
(2007.07.08 17:53:58)

Re:第38章 「海外における日本語教育III」(07/08)  
東屋小雪  さん
縦割り、、、ある意味「モンッテソーリ教育」みたいな。。。

私の知人のお嬢ちゃま、幼少からオランダ生活だったので、小学生になって帰国した時 日本語があまりお話できませんでした。
お家では日本語なのですが、、、日本語でコミュニケーションが取れない状態になっていました。

家と外ではコミュニケーションスキルが違うんですね。。。 (2007.07.10 20:53:50)

Re[1]:第38章 「海外における日本語教育III」(07/08)  
WB nz  さん
東屋小雪さん
>縦割り、、、ある意味「モンッテソーリ教育」みたいな。。。

>私の知人のお嬢ちゃま、幼少からオランダ生活だったので、小学生になって帰国した時 日本語があまりお話できませんでした。
>お家では日本語なのですが、、、日本語でコミュニケーションが取れない状態になっていました。

>家と外ではコミュニケーションスキルが違うんですね。。。
-----
そうですね。
家庭内で使う言葉は限られています。
ですから、家族とは会話できても外の人とは会話しにくいというような事がままおきます。
理由は家庭内だと使う語彙がかぎられていることもあるし、家族内の以心伝心と言う事もあります。
その反面帰国子女、特に日本語を限られた範囲で使っていた子供達の日本語は、日本に居る同年代の子供達の使っている日本語より”キレイ”な日本語、乱れていない日本語を話します。
これなども先の理由によるものだと思います。

日本人なら日本に居れば自然と喋れるようになります。
とにかくあまり気にせず、時間を掛ける事です。
WB
(2007.07.11 03:11:12)

どうでもいいことですが・・・  
フラット寄ったら・・・
2500人目でした♪
なんだか嬉しい・・・(って、意味ないですね) (2007.07.16 15:46:02)

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