春は萌黄色

春は萌黄色

2022.08.19
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カテゴリ: 日々雑感


この間救急車で運ばれて
しばらくしてお見舞いに行くと
ご主人さんが出てこられて
もうあかんのやとおっしゃる。
すい臓がんであっちこっち転移してるらしい。

思えば
ここに引っ越して来て一番に親しくなった人で
いつもお元気で前向きで感謝の言葉をよく口にされていた。

最期のお別れがしたいと思ったけど
最近は家族葬が多いから
出席していいものかどうか?と思ったが
来たい人は来て貰っていいからということで
近所の人と3人で行かせて頂いた。

親族と近所の方が20名ほど出席されていて
このご時世だけに席も空けてゆったりと座るようになっており
これが最近の家族葬というものか、、と思った。

最期に拝顔したいと思ってたら
願いが叶った。
でも、生前ふっくらされていたのが
随分痩せられて、まるで別人だった。
ショックだった。

そういえば
2~3か月ほど前
外で掃除してたら
親しく声を掛けて頂いて
最初誰か分からなくて誰かな?と思ってたらその人だった。
痩せた?という言葉は、あまりにも痩せられてて
タブーな気がして
なんか、すっきりされた?と聞くと
「数値が悪かったから
専門科について貰って痩せたら
数値がみんなよくなって元気になった」とおっしゃる。

もうこの頃はガンだったようで
敢えて前向きに言われる
すごい精神力だなと思った。

ご主人様も肺癌で
どっちが早く治るか競争しようと
常に弱音を吐かずに前向きだったとか。。
救急車で運ばれて入院された時も
お父さん(旦那さん)のご飯作れなくなると
自分のことより常に周りの事を気使う人だったと
ご主人が涙ながらに挨拶されていた。

いつもめっちゃお元気だったから
100までは大丈夫だと勝手に思ってたけど
85歳で・・まさかこういう時がくるとは、、
ほんと、人生分からないものだなぁ。。と、思う。

義母は72歳で亡くなった。
お医者さんにもかかったことないくらい元気だったから
ずっと長生きされるものと思っていたけど
あっけなく子宮頸がんに罹って
71歳で分かったときには
余命あと1年と言われた。
入退院を繰り返しながら72年の命を全うされた。
そして今
おばどもだんだんとその年齢に近づいてきた。
義母はどういう気持ちだったのだろう??と
身近に感じるようになってきた。

毎日元気に美味しいもの食べて
優しい旦那さんが居て
優しい子供達・お嫁さんに守られての
今の生活に感謝!!

今日は
畑でツクツクボウシの鳴き声を聞いた。
もう秋かな?







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Last updated  2022.08.19 22:08:25
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