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香川県高松の港からフェリーで小豆島土庄港まで約1時間の船旅。
レンタカーで移動し「こまめ食堂」でランチ。
お店の外観です。
席は建物内と反対側の道路に面したテラス席があり、この日は天気も良かったのでテラスでいただくことに。
「棚田のおにぎり定食」をチョイス。
おにぎり二個(美味)と鯛のから揚げ、エビと野菜のかき揚げ、小鉢や汁物(この日はけんちんのようなものでした)、デザート代わりのミカンといった内容。
けっこう揚げ物がボリュームあり、お腹いっぱいになりました。
その後、寒霞渓で腹ごなしのハイキング後、「ヤマロク醤油」さんに行って仕込み蔵を見学させてもらいました。
「おにぎり定食」の画像の左上の方に写り込んでいるお醤油「鶴醤(つるびしお)」は、実は我が家でも使用しているものでもあります。
その「鶴醤」を醸造しているのが「ヤマロク醤油」さんなのです。
奥の方の新しい木桶は五代目当主山本康夫氏が、自ら立ち上げた「木桶職人復活プロジェクト」で作り上げたものだそうです。
木桶上部から見るとこんな感じです。
「ヤマロク醤油」さんで造っている「醤油」は、濃い口しょうゆの「菊醤(きくびしお)」と再仕込みしょうゆの「鶴醤」のみで、そのほか醤油ベースの「ぽん酢」や「菊つゆ(めんつゆ)」なども造っています。
ちなみに昔ながらの木桶を使用した醸造作業は、ほとんど当主一人だけで行っていて、時々他の人が作業の手伝いをするくらいだそうです。
醪からお醤油を搾る作業もされていました。
日本酒で言うと「槽搾り」のような装置でしたが、現在は圧力をかけず自重でにじみ出てくるフリーランの部分で、この後圧力をかけて搾るそうですが、その期間は10日間にもなるそうです。
見学後、試食をさせていただきましたが、濃口醤油の「菊醤」でも醸造期間が長いためか風味豊かで、再仕込み(一度仕込んだ醤油を水代わりに仕込むもの)の「鶴醤」はさらに凝縮した旨みがあります。
しかし、驚かされたのは11月頃から発売となる限定品の再仕込み醤油で、火入れ殺菌をしていない無濾過の「搾ったまんまの鶴醤」。
ふわっと広がる柔らかな風味の後をしなやかな旨みが追いかけてくるような味わいで、火入れをされた通常の商品が硬い味わいと感じてしまいそうなほどの大きな違いがありました。
このような味わいのお醤油は初めていただきました。
高松に引っ越した翌日でしたが、荷物の整理も放り出して行ってきた小豆島は素敵なところでした。
そんなわけで、これからは香川県高松周辺のネタが多くなることが予想されます。
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