しろうと自然科学者の自然観察日記

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2013.02.03
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◎ウォーキングコースでニホンズイセンが咲き始めました。


  • 001スイセン1.JPG

  • ☆ニホンズイセンは、地中海沿岸地方原産の種が、中国を経由して渡来したといわれており、日本の気候に合っていて、野生化しているそうです。「スイセン」という名は、中国名の「水仙」を音読みしたもので、水仙という名は、水辺で咲くスイセンの姿を仙人に例えたと言われています。
  • 001スイセン2.JPG


  • ◎マンサクとロウバイの花の構造を観察してみました。

    ○シナマンサクが、満開近くなっていました。

  • 002マンサク1.JPG

  • ☆マンサクの花の構造は、萼が4枚で内側は赤褐色、花びらが4枚、雄しべと仮雄蕊が4個ずつ、雌しべには2本の花柱があるということです。
  • 002マンサク2.JPG

  • ☆マンサクの花の中央に2本に分かれた花柱が見え、その周りに4対8個の葯が見えますが、雄しべと仮雄蕊の区別まではわかりません。
  • 002マンサク3.JPG


  • ○ソシンロウバイも、ほぼ満開の時期を迎えました。

    ☆ロウバイの花は、雌しべ先熟ということなので、花を観察してみました。
  • 003ロウバイ1.JPG

  • ☆ロウバイの花は、開花直後は雌性期で、真ん中に雌しべ柱頭が露出して見え、他の花からの花粉で受精します。この時期、雄しべは外側に広がっており、まだ花粉は出ていません。
  • 003ロウバイ2.JPG

  • ☆咲いてから数日後、ロウバイの花は雄性期になり、雄しべが立ち上がり中央に集まって雌しべを覆い隠し、その後葯の外側(上側)から花粉がたくさん出てきます。この写真でも、花粉が出始めているのがわかります。
  • 003ロウバイ3.JPG

  • ☆雄性先熟の花はキク科やキキョウ・ヤツデなどを知っていましたが、雌性先熟は初めて知りました。雌性先熟は、オオバコやスズメノヤリの花でも見られるそうです。

    ◎昨年(12月26日)に続きカルガモの雌雄の区別を継続観察中です。

    ☆マガモなど他の鴨のオスは、メスに比べて目立つ羽色をしています。ところが、カルガモだけは雌雄同色で、外見では一見したところ見分けがつきません。たまたま、尾羽の付け根から上の部分(上尾筒)の羽が良く見えましたので、撮影してみました。
  • 004カルガモ1.JPG


  • 004カルガモ2.JPG

  • ☆カルガモのオス・メスともに、鮮明な写真を比較して撮りたいのですが、なかなかチャンスが巡ってきません。自然観察の継続以外に、チャンスは中々なさそうです。
    ☆鳥類の各部については、「 鳥類各部の名称 」を参照してください。
    http://www3.famille.ne.jp/~ochi/kaisetsu-01/02-kakubu-meisho.html





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    Last updated  2013.02.03 07:00:12
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