しろうと自然科学者の自然観察日記

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2018.05.06
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カテゴリ: 樹木
☆3月29日、植物観察入門講座で八王子市・高尾山での植物観察を行ないました。その内容を順次紹介しています。ミヤマシキミの花です。(2018年3月29日撮影)。
  • ミヤマシキミ01.jpg

  • ☆ミヤマシキミは、本州(関東地方以西)・四国・九州の低山地の林内に生えるミカン科ミヤマシキミ属の常緑低木です。高さは60~120センチで、葉は倒披針状長楕円形です。雌雄異株で、枝先に円錐花序をつけます。これは雄株の雄花です。
  • ミヤマシキミ02.jpg

  • ☆ミヤマシキミの雄株の雄花です。萼は鐘形で浅く4つに分かれ、萼裂片は先が尖っています。花は直径約1センチ、白い花弁が4枚、雄蕊が4本です。雌株の雌花は観察できませんでしたが、4個の小さな退化雄蕊と中央に雌蕊があるそうです。
  • ミヤマシキミ03.jpg

  • ☆こちらの写真は、昨年11月に観察したミヤマシキミの雌株にできた果実です。(2017年11月9日撮影)。
  • ミヤマシキミ04.jpg

  • ☆ミヤマシキミの果実は、直径8~10ミリの球形の核果で赤く熟します。核果とは、桃や梅などの果実のように、果実の外果皮が薄く、中果皮は多肉質で水分が多く、内果皮は硬くて木質化した核になり、その核の中に種子があるものです。(2017年11月9日撮影)。
  • ミヤマシキミ05.jpg

  • ☆ミヤマシキミ(深山樒)の名は、山中に生え、枝や葉の様子がマツブサ科のシキミ(樒)に似ていることから名づけられたそうです。(2017年11月9日撮影)。
  • ミヤマシキミ06.jpg





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    Last updated  2018.05.06 05:00:08
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