しろうと自然科学者の自然観察日記

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2018.11.09
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カテゴリ: 山野草
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年8カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[10]】はユリ科の植物です。第2回は、ユリ科のヤマユリの花です。(2017年7月8日撮影)。
  • ヤマユリ01.JPG

  • ☆ヤマユリは、本州(北陸地方を除く近畿地方以北)の山地の草原や林の中に生えるユリ科ユリ属の多年草(球根植物)です。(2016年8月1日撮影)。
  • ヤマユリ02.JPG

  • ☆ヤマユリの花期は7~8月で、花は茎先に横向きに付き、数個から多いものでは20個にもなるそうです。球根の成長とともに1株に咲く花の数が増えていくようです。(2012年7月15日撮影)。
  • ヤマユリ03.JPG

  • ☆ヤマユリの葉は互生、卵状披針形で5脈が目立ち、基部には丸い短柄があります。(2016年8月1日撮影)。
  • ヤマユリ04.JPG

  • ☆ヤマユリは、6枚の花被片(外花被片3枚と内花被片3枚)、6本の雄蕊、1本の雌蕊があります。花被片は白色で先端が外側にそり返り、内側には赤褐色の斑点と中脈に沿って黄色い帯があります。内花被片は外花被片より幅が広く、基部の内面に突起があります。(2016年8月1日撮影)
  • ヤマユリ05.JPG

  • ☆雄蕊は、花糸が基部では雌蕊に沿って伸びており、上部が外側に広がり、葯から出る花粉は鮮やかな赤褐色です。雌蕊の柱頭は、3つに分かれています。(2016年8月1日撮影)。
  • ヤマユリ06.JPG

  • ☆花被片の赤褐色の斑点は、上部では盛り上がっていますが、基部では突起状の形になっています。(2016年8月1日撮影)。
  • ヤマユリ07.JPG

  • ☆ヤマユリの果実は蒴果(さくか)で、中には大量の種子が入っています。果実は6つの陵がある紡錘形で、3室に分かれ、それぞれに2個の種子が並んで積み重なっています。蒴果(さくか)とは、乾果(乾燥果)で裂開する果実のことです。(2017年10月10日撮影)。
  • ヤマユリ08.jpg

  • ☆ヤマユリ(山百合)の名は、山に咲く百合から。「百合」の名の由来は、日本釈名(にほんしゃくみょう、1700年)に「茎細く花が大きく、風にゆり動くので、ユリと呼ぶ」という記述があるそうですので、風に揺れるさまに由来するようです。(2016年8月1日撮影)。
  • ヤマユリ09.JPG


  • ヤマユリ10.JPG





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    Last updated  2018.11.09 05:15:29
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