しろうと自然科学者の自然観察日記

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2018.11.26
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カテゴリ: 山野草
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年8カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[12]】はイヌサフラン科の植物です。イヌサフラン科は、従来の分類(新エングラー体系、クロンキスト体系等)ではユリ科に含められていました。第1回は、イヌサフラン科のチゴユリの花です。(2015年4月28日撮影)。
  • チゴユリ01.JPG

  • ☆チゴユリは、北海道から本州・四国・九州の山野の林内に生えるイヌサフラン科チゴユリ属の多年草です。茎は高さ15~30センチ、枝分かれしないか、わずかに枝分かれすることもあるそうです。(2013年4月18日撮影)。
  • チゴユリ02.JPG

  • ☆チゴユリの葉は、楕円形または長楕円形、葉柄はほとんどなく、先は尖っています。(2018年4月16日撮影)。
  • チゴユリ03.jpg

  • ☆チゴユリの葉の縁に「半円形の突起がある」と書いている植物図鑑がありましたが、葉の縁が波打っていることを指しているのでしょうか。(2018年4月16日撮影)。
  • チゴユリ04.jpg

  • ☆チゴユリの花期は、4~5月です。チゴユリは、茎先に1~2個の花を斜め下向きにつけます。(2017年4月14日撮影)。
  • チゴユリ05.JPG

  • ☆茎先の花は、ほとんどが1個ですが、これは2個の花が見えます。(2016年4月24日撮影)。
  • チゴユリ06.JPG

  • ☆花のつくりを見るため、花を下から撮影してみました。付け根が黄緑色の6枚の白い花被片(外花被片3枚と内花被片3枚)、6本の雄蕊、雄蕊より長く突き出している1本の雌蕊が見えます。6本の雄蕊のうち、外側の3本が先に熟して花粉を出しているようです。(2017年4月14日撮影)。
  • チゴユリ07.JPG

  • ☆この写真では、雌蕊花柱の先端が3つに分かれており、裂片が反り返っているのがわかります。(2014年4月24日撮影)。
  • チゴユリ08.JPG

  • ☆チゴユリ(稚児百合)の名は、花が小さく可愛らしくチゴ(稚児)のようなユリ(百合)の花を咲かせることに由来します。名前の通り、直径1センチメートル位の小さな花を下向きに咲かせています。
  • チゴユリ09.JPG


  • チゴユリ10.JPG





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    Last updated  2018.11.26 05:35:03
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