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たいへんにご無沙汰してます。すっかり療養生活にひたっていたため、仕事もまばらで書くことを思いついても、次の瞬間には忘れているというていたらく。春だしね。ちょっとがんばって仕事を盛り上げようかなと思いまして。ところが、このアカウントに入るアドレスがわからなくて往生しましたわ。変なコメントが山のようについてて、それを削除するのがたいへん。禁止ワードに「http:」を設定したので、たぶんもう大丈夫だと思うのですが。迷惑コメントにお悩みの皆さん。あれは必ずリンク先がありますから、この禁止ワードは効きますよ~。というわけで。続くかどうか、続けば拍手御喝采(笑)
2010年04月20日
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補助動詞、ってのがありますよね。子どものころに、ちゃんと勉強してなかったので、感覚的にやっちゃってたんですけどね。なるほど、補助動詞[本来の意味を失ってる]だからひらがな表記ってのは、すこぶる合理的。でも。~みる~おく~しまうあたりは納得できるんですが、問題の「いく・くる」。なぁんだか、微妙に「本来の意味」が残ってるような気がする用法が・・・「~ほしい」ってのも、仲間かも。以前、感覚的に「本来の意味」がある気がして感じ漢字にしてたら「違うよ~」とご指摘いただいたことがありましたっけ。ここはすぱっと「本屋へ行く」「悪魔が来る」みたいな、決定打以外は「いく・くる」にしたほうがいいんだろうなあ。・・・というわけで、いさきぎよく「・・・・ていく」「・・・・ってくる」は、全部かな表記。(笑)なんで、そんなことを今さら気にし始めたのかというと。たまたま、一太郎の修太くんにかけてて、きれいな法則性に気づいたんです、「・・・・ていく」という言い回しの、やたら多い話者だったものですから。あれ、これは法則性と考えてよさそうだな・・・って。で、調べてみたら、Wikipediaにも、それらしい記述があったので、あんまり悩む余地なかったかな。細かいことですが、感覚的にいくより、ある程度の理屈があったほうがヒトサマにご説明できますし。・・・しかし、いいのか、ちゃんとした研究の裏付けもなしに。(--#でもま、これは説明がラクチン♪だって「て」のあとに出てくる動詞っぽいのは「かな」にしてねと(笑)まあ、どうせ修太君かけるんだから、気にしなくていいといえばいいんですけども。一次起こしを自分でやるときは、まあ脳内で片付けておけますからね。はははは~。それにしても。最近、この手の議論というか、疑問というか、要するにこういう話って、あまりネット上で見かけなくなりましたね。みんな、どうやってスキルアップしてんだろう。・・・こんな初歩的なことで、いちいち引っかかってるのは私だけだったりしてorz
2007年03月16日
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「この仕事に携わる」という言い方って、よく出てきますよね。なんでだかわからないのですが「携わる」と書くのに抵抗があるのです。別に間違った使い方ではないのですが、「携える」という言葉の印象と「携わる」という言葉で、あまりに似通った見た目に対して、その意味がほんのワンテンポずれているような感じがして、どうもしっくりこない。それで、だいたいひらがな表記を採用していたのですが、だんだん見慣れてきて、まあいいかという気分にもなっています。この違和感の正体は、いったい何なのでしょう。仕事が終わったら、もうちょっとまじめに調べてみようと思っています・・・ので、またしても備忘録。(^^;・・・げ。すげー悪文。わからへんやんか。・・・と言いつつ、放置(笑)またあとで、なおしますorz-----また出てきた。「今からはなしする」の「はなし」の扱い。これは名詞扱いだと思うんだけどなあ。「今から話をする」の、大阪弁的助詞の省略。でも「話する」だと「はなする」と読まれそうだし。ちょっとイレギュラーだけど「話しする」のほうが、読み間違うことはなさそう。「今からお話しする」だったら、違和感ないんだけど。「今から話しする」には、大阪人として馴染めないなあ・・・だからってひらがな使えないし(笑)・・・なんのこたない、助詞を補えば済む話か(爆)---------「昔はこれがなかってもよかった」・・・気色わるいけど。「これがなくてもよかった」という文脈ではない。「なくても」の部分が過去の話なんだよね。でもしゃあないか(笑)
2007年02月01日
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長らくご無沙汰しております。まとめてから書こうとすると、どうも書けないようなので、「下書き中^^;」というカテゴリを設置しました。自分のためのメモみたいなもんで、すみません。よく使われるけど、けっこうみんな「音」として使っていそうな言葉があります。厳密にどの漢字を当てはめるかといわれると、意外と意識してないような。文字にする限りは、そうはイカの塩辛ってことで、一応確認するわけですが、なんか紛らわしいですね。保証と保障協同と共同と協働また出てきたら追加していきます。(^^;
2007年01月16日
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どうも更新が滞っています。このブログは、そろそろ楽天から撤退しようと思っているのですが。移転したら、ただでさえ少ない読者がいなくなるのではと恐怖(笑)しながら、ちょっと考えてるところです。あ、いや。単に、アクセシビリティの問題なんですよ。MTあたりのほうが、まだ音声ブラウザに食わせやすいかな、って。(^^;さて本題。NECなど、音声認識を活用した「議会議事録作成支援ソリューション」を発売とうとう、やっと発表されたんですね。反訳の話題/速記者養成所、最後の卒業生という記事に関連して、あのあともいろいろ調べたりしたんですが。これ、速記者のあとを継ぐもの(--;として、最高裁から選定されてた案件です。最高裁,音声認識システムの研究開発業者としてNECを選定議会議事録作成支援ソリューション公式サイトでは「お問い合わせください」になってる「価格」はプレスリリースによると、なんかよくわからん日本語が並んでます。(笑)当然といえば当然ながら、決して「そのまま議事録が完成します」とは言ってません。●録音した発言を音声認識(声を文字に自動変換)●書き起こし(一からの書き起こしが不要。認識結果を編集)「さくさく書き取り」←キャプションがお茶目●原稿確認(気になる発言内容をピンポイントで再生可能)「らくらく聞き取り」●議事録完成◇誰でも容易に議事録の作成が可能◇・・・なんだそうです。で、書き起こしに要する時間が30~50%少なくて済むと。#元になった「従来の場合」ってのは、当然「専門家でなくても」な人たちだよね? それとも、本職の速記者さんたちの仕事と比べたんだろうか。うわ~っ、ほんとかほんとかほんとか。最近、この手の数字にものすごく懐疑的。(--#それにしても、やっぱり人の手が大幅に必要になるのは間違いなさそう。記事を見てて「おっ」と思ったのは。音声と文字データを同期させられる、って部分。たしかに、OCRソフトみたいに、コンピューターが作業したものと人間がチェックするべきものを、完全に同期させられたら、作業は格段にラクになるだろう。ファイルの分割を自動化するってのも、なかなか便利そう。こういう部分は、一般にも公開してくれないかなあ。税金使って開発したんでしょ~(爆)さて。あんまり本筋に関係ないけど。音声認識技術って、ここに来てやっとほんとに使える見通しが出てきたのかとも。「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2006」日本代表は、鈴木清幸アドバンスド・メディア社長に決まる有名になる前からずっと応援してる、音声認識の会社なんだけどね。(^^;mixiみたいな話題筋を押しのけて(笑)、なんか華々しいことになってるではありませんか。よかったね(^_^)
2006年10月18日
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敬語の分類が変わるそうです。敬語の分類5つに変更 文化審指針案 「美化」「丁重」を新設記事の内容は措くとして。(笑) ←いきなりナニよこういうことを決めている「お役所」があるということを、時々、意識させてくれるというところに意味があるんですねぇ。文化審議会国語分科会というところが、私たちが四苦八苦している「表記」なんかを「公に」決めてる元締めなんですね。だから、というべきか、それでも、というべきか。ここに掲載されている「議事録」というのは、少なくとも一定の基準を満たしたものであると考えられます。ほら。勉強のネタなんですよ、これ。こういう「お手本」を、きちんと分析することは、ケッタイなところで「人に教えてもらう」よりも、ずっとずっと身になります。具体的にどういう「分析」をするか。まず、自分が「こういう原稿を作ってほしいお客さん」の気持ちになります。で、お客さんとして考えると、これはどんな依頼になるのか。まず文字にしてみてください。簡単に「どんな」と書きましたが、そこんとこの中身でまずスキルの差がでますね。(^^;専門用語を使わずに、平易な言葉でお客さんと商談するにはどうすればいいかということですね。そのあとに、今度は自分が、この仕事を外注に出すことを考えます。どんな「仕様」を出せば、思ったような原稿が作ってもらえるでしょうか。この原稿の中で、どこを「仕様」と判断し、どんな指示を出せばいいのかということは、漠然と見ているだけでは気づきません。できるだけ、文字にして書き出してみましょう。同業者のお友達や仲間がいれば、見てもらうのもいいでしょう。仕様が作れる人は、仕様を無視した原稿を作りません。過去の原稿から「お客さまが何を望んでいるか」を読み取る力も必要です。何を「仕様」であると判断するかという能力は、そんなに簡単に身に付くものではありません。たくさんの参考書籍やウェブを見て、広く情報を仕入れておくことがまず大事。それから、仕事と関係なしに蓄積された知識がモノを言うことになります。テープ起こしに限らず、どんな仕事でも「仕様を作る」ことは、業務についての相当の理解が必要です。まず、その仕事の「できのいい過去データ」を入手する。そのデータから、仕様となるべき項目を抜き出し、どのように処理されているのかを分析する。自学自習で仕事ができるようになるための、王道とまでは言わないけど、短期間に準備するための裏技(笑)といえるかもしれませんね。そうそう。konekoさんが、Wordの初仕事 (2)というエントリーで書いておられる「ドロナワと付け焼き刃」。これを可能にするのが、上記の「仕様を見抜く力」なんです。ソフトの使い方は付け焼き刃がきくけれど、仕様が読めなければどうしようもない。テープ起こしに戻りますと。初心者のうちに、下手な原稿を作る癖をつけてしまうと、それでなんとかなると思ってしまいがち。ほんとうによくできたお手本を、しっかり読みこなし(内容ではなく^^;)自分のこやしにしていってほしいと思います。※この議事録、よく見ると「機種依存文字」が使われています。 これはまずいお手本ですね。まあ、反面教師という言葉もありますから。よしなに。
2006年10月05日
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とうとう、国会速記者の養成が終わってしまうそうです。衆参の速記者養成所90年の歴史に幕 今月、最後の卒業生今まで、速記者養成所のことは、ほとんど知りませんでした。記事によると、---------------------------- 養成は国費で行われ学費は無料、議員の発言だけでなく、ヤジ(不規則発言)も書き取る技術が求められるため、授業は厳しい。最近では、1学年の生徒数が7、8人という少数精鋭主義を取りながら、その生徒をさらにレベル別に「A組」と「B組」にクラス分けして授業を行ってきた。速記の習得だけでなく、大学教員らによる法学、英語などもある。 また、養成所の定期試験で基準を超えるミスを出した生徒には「退所勧告」も行われる。衆院養成所ではここ数年、毎年2、3人の生徒が心ならず去ったという。衆院養成所の原邦雄所長(58)は「退所勧告を本人や親御さんに伝えるのが一番つらかった」と振り返る。だがこの厳しさを乗り切ると、2年半後に両院に採用されるころには分速360字(秒速6字)という、一般の人が文字を書き取る約10倍の速度に対応できる技術が身につく。----------------------------とあり、「厳しいんだろうなあ」と漠然と思っていた訓練の具体的な姿が見えてきます。この時代、速記文字を「書く」部分が、ほかの技術に置き換わるというのは仕方ないでしょう。そこが一番華やかに「特殊技能」に見えるからでしょうか、その技術が置き換え可能になったからとおしまいにするのは、なんだか納得がいかない気がします。変幻自在、意味不明、天下御免の話しことばを正しく聞き取る技術。その訓練。聞き取ったことばに最低限(あるいは最大限)加工をほどこして、読んでわかる文章に整える技術。そこの部分が本当は大事なはずなのに。まさか「音声認識」にそんなことができるようになると?「音声を文章にする技術」を評価するような指標は、私の知るところではまだありません。もしかしたら、音声認識の開発の場には、そういうものがあるのでしょうか。でも、それは例えば、美しい鳥のさえずりを楽譜にしようというような努力に似て、どこかトンチンカンなものになってしまうのではないでしょうか。コンピューターが情報を処理できるのは、人間が教えてやってるからなんですよね?話しことばをきちんと聞き取って、微妙な判断を加えて文章にするということを、誰がコンピューターに教えるんでしょう。仮に、教えられる人がいるとしても、無限にあるパターンを網羅するわけにはいかないと思います。すると、どこかに抜け落ちる「必要な情報」が出てくるのではないかと。介護ロボットとか、自動手術マシンとか、そういうものと本質的には同じなのかもしれません。夢としては素晴らしいけど、ほんとにできたらコワイような・・・・この最後の速記者さんたちが仕事を引退するころ。どんな時代になっているのでしょう。
2006年09月19日
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夏も終わりに近づいて、新聞折込はもう秋の気配です。秋の夜長には早いのですが、目なぐさみ(笑)でもいかがでしょうか。有名サイトもあるので、今さらだったらごめんなさい。(^^;ご存じない方もいらっしゃるかもしれないということで、ご紹介しちゃいましょう。「語源由来辞典」サイトデザインも好きなんですよね。メインのコンテンツと、更新履歴としてのブログがうまく分かれて機能していて。「地名由来辞典」も制作中とのことで、楽しみです。「漢字文化資料館」「漢字Q&Aコーナー」が面白い♪大修館書店漢和辞典編集部に寄せられた漢字に関する質問へのお答えだそうです。さすが、漢字の専門家だなあ。「10分間で読んでわかるカタカナ語」三省堂のコンテンツで、全50回のシリーズ。「どういう意味?」「もう少し詳しく教えて」「どんな時に登場することば?」「どんな経緯でこの語を使うように?」「○○の使い方を実例で教えて!」「言い換えたい場合は?」「雑学・うんちく・トリビアを教えて!」と、解説が丁寧です。「分野別クイズ一覧横丁」いやあの。別に知らなくてもいいようなコトなんでしょうけどね。(笑)★雑木話★老舗の雑学系サイト。実は何度か投稿したことが・・・・(笑)TOPページの右上、素朴な疑問集あたりをご覧ください。(^^;だんだんテープ起こしとは関係なくなってきましたが。(^^;こういう雑学って、意外とノウミソのコヤシになることがあるから侮れません。テープ起こしの仕事に「要らぬ知恵」はないんです。(爆)
2006年08月29日
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先日、「ぺんぎんの濁流」のほうに「ゼロから学ぶテープ起こし」の入手方法という記事を書きました。たまたまどこかにアマゾンへのリンクが落ちていて、ふとクリックしてみたんです。まだありますよと言われたので、もしかしたら出てないかなと思ってね。出てました。ただし「ユーズド商品(ただし新品)」でした。しかもすさまじい高値がついています。類書がありませんし、確かにそのくらいの価値はある本だと思いますが・・・いきなり来ましたねぇ。実は紀伊国屋とジュンク堂に取り置きしてもらってるのが、まだあるんですけど。キャンセルしようと思って、忘れていました。今後のために、キープしといたほうがいいかもしれないなあ。(笑)アマゾンでそういう商売があるというのは知ってましたが。古本販売には興味を持っていて、ずいぶん調べたこともあるんです。もしかしたら障害者の在宅就業につながるかもしれないと思って。たしかにうまくすれば稼げるのかもしれませんね。でも、自分が参入できなかった負け惜しみなのか(爆)、なんだかヤな感じがしてしまったのも確かです。本を一冊作るのに、どんな労力がかかっていて、著者がどれだけ心くだいて、ということをね。自分だって実は出版業の一端(ライティングではなく、図版作成の仕事ですが)を担っているわけでして。これも世の中の流れで、批判する筋合いなんかないものなんでしょうが、あまりの高値に、複雑な気分になったのでありました。(^^;
2006年08月11日
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地元の図書館がリニューアルオープンしてからというもの、図書館にはずいぶんお世話になってます。本来、立ち読みでざっと内容を確認して購入するかどうか決めるような本でも、小さい子供がいるとなかなか本屋で立ち読みすることなんかできませんからね。下の娘が生まれてからというもの、あまり必要のない本まで中身も見ずに買い込んで後悔することが多かったんです。その無駄(お金も本棚のスペースも)が辛いのよ~。読まれずに置かれる本って、とってもかわいそうなんだもん。でも、ネット予約ができるようになり、読みたいかも……って本を見つけたら、すぐに予約を入れておくようにしているので、ほとんど立ち読み感覚で使うことができます。毎回、限度ギリギリ(家族のも合わせて32冊)借りてます。空きがあったらCDや絵本を借りたりして、フル活用。図書館から借りる本は、「自宅で立ち読み」というのが一番近いかなあ。購入して本棚のスペースを提供するに値する本か、という値踏みのために借りるわけですから。本の価値というものを、真剣に考えるようにもなりましたね。で、こんなふうにしか使ってない図書館ですが。そんな使い方ではもったいないよ! という本をたくさん借りて来ています。これらはどれも「購入リスト」に入りました。まだ、読みこなしていないので、内容まではツッコミませんが、備忘録として掲載。(^^;図書館って施設の凄さを、オトナになってから知りました。子供の頃は本屋での立ち読み専門で、図書館に行くことなんかありませんでしたもの。(笑)まあ、それはそれで速読の修業になってたと思えばいいんですが。今でも図書館の近所に住むことに憧れています。子供のときは「本屋さんに嫁に行く」のが憧れだったわ、そういえば。図書館に訊け!ダウンロード販売もあります。図書館に訊け!図書館を使い倒す!自分で調べる技術事例で読むビジネス情報の探し方ガイド
2006年07月28日
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Mac用の「おこしやす」みたいなソフトが出てるのでご紹介。(^_^)Applications for Mac OS Xにある「Dictare」というソフトです。まだ公開されたばかりみたいだから、これからいろいろ機能が追加されるかな。バージョンが1未満ですし、まだまだ期待できそう。巻き戻し・早送りの秒数が自由に設定できると、もっといいのにな。再生速度なども変更できません。所長の話によると、iTunesにイコライザー機能がついてるらしいので、それはそれでいいんじゃないかと。フットペダルも使えるそうで、これも試してみないとね。今まで、Mac用はフリーで使えそうなソフトがなかったんですよ。まあ、テープ起こしするのに、わざわざMacを用意する人はあんまりいないでしょうが。(^^;でも、もともとMacユーザーで「一度、やってみたい」という人にご紹介できるものがなかったので、うれしいです。------------------------------------------------【新しもの好きのダウンロード】紹介文7/24 Dictare 0.2 (E) [OSX](241KB) iTunes をディクテーション用プレイヤーにしてしまうプラグイン。任意のエディタ・ワープロソフトで書き取りをしながら、バックグラウンドの iTunes の再生/停止、早送り、巻き戻しがキー操作でできます。フットペダルで操作することも可能。[フリーウェア](Thanx! > Kobalさん)------------------------------------------------:: Mac.EGOism.jp :: にも、記事がありました。
2006年07月25日
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ぺんぎんのほうにも書いたけど。「どうして、ここにこんな言葉が?」というのは、まず間違っていると思っていい。所長が聞き直しで、サクッとみつけてくれた。共同作業のありがたさをひしひし。録音が悪いときは、当然、聞き直しの回数も増える。全部流さなくても拾えるように「間違ってると思うからもう一回聞いて」という言葉には録音時間を記入してある。共同作業・分業って、どんなふうにやってんの? ということで。うちでの最近の手順。[ ]内は主な作業者(^^;◆その壱[ぺんぎん]まず、音だけ拾って粗起こしをする。自信のない言葉のあとには「*」、表記の確認が必要なものには「+」を、その他は///とか、テキトーな記号(テンキー入力可能なもの)を、バシバシ入れ込みながら入力。聞こえないところは、お気楽に「・・・・・」しか入れない。←ある意味おいしいトコ取りのメーワクなヤツ検索とかは極力しない(聞き取りに必要な程度は検索するけど、裏付け調査等はしない)で、とにかく文字にしてしまうことを優先。どうでもいいけど、この作業してるときの姿勢。以前、どっかに書いた「半分寝ころんでパソコンに向かう」姿勢。リクライニングを固定、キーボードも思いきり傾けて、カッティングマットの上に載せて自分のほうに引き寄せて作業。これでずいぶん、肩や手への負担は減ってきたと思う。(^^;仕事しとるようには見えんのが、タマニキズ。(爆)あ。それから入力はMajestouch「マジェスタッチ」を使ってます。東プレ リアルフォースRealforce91U (USB)に比べて、手に吸い付く感じがGood。ヘッドホンをしてるとタイプ音が聞こえないから、さらさら書けるような気がするのよね。ヘッドホンしてないと、すごくうるさい。◆その弐[所長]音としての確認、聞き間違いがないかのチェックをしてくれます。(文章は、いじらない)記号の入った言葉のウラをとったり、調査検索はここで。この時に、どうしても聞こえない言葉に「録音時間」をメモしといてもらいます。←自分でやれよ◆その参[ぺんぎん]戻してもらった原稿の、句読点や文章としての構成をチェック。ここで再度、音を流しながらやる場合もあるし、話者の語り口によっては、音なしのほうがいい場合もある。だいたい修正し終わったら、一太郎の「修太くん」に表記ゆれのチェックをしてもらう。音がよかったら、ここでいきなりワードでのフィニッシュにとぶ。(^^;またしてもどうでもいいけど、この作業はイスを起こして身を乗り出して、そこら中に辞書ちりばめてやってます。Macも動員して、検索に使ったりね。◆その四[所長・ぺんぎん]このあと、スピーカーから音を出して、二人で一緒に聞き直しをします。音が悪いとか、私の調子が悪いとか(爆)、いろいろな要因があるけど、この作業をするおかげで原稿の精度がかなり上がっていることは間違いない。やってみるとわかるんですが、負けず嫌いが二人揃うと、もう早押しクイズ状態で。(笑)一人で悶々とするよりは、はるかに効率よく穴埋めできるんです。音がよければ、ここまでしないことも多いですが。(^^;今回の音がそうでしたが、スピーカーの性能によっては場の空気ごと再生されることがあります。そうすると、ヘッドホンよりはるかに臨場感が出てきて、聞き取りにずいぶん貢献することが多いんですよ。通常、ソニー MDR-CD900STで粗起こししてますが、それでダメならスピーカーから鳴らします。私が使ってるのは、これの古い型。この時期は、締め切ってエアコンかけてますから、存分に音出せますけどね。昨夜は割と涼しかったけど、窓あけてたら、深夜にとても作業できません。録音レベルがたがたなんだもん。ああ、忘れてました。(^^;そもそも、うちのテープ起こし作業時間は、深夜から早朝にかけてです。昼間は通所者さんがいるし、夕方に向けては雑用が多く、コドモが保育園から戻ると寝かしつけるまで作業ができません。◆締め最後まで通したら、再度、私が文章のチェックして。おっけーだったら、所長に処理を依頼。納品はたいていWindowsのワードファイルなので。納品も所長のオシゴトです。Windowsのメーラーから送信。あ、請求やら支払いの事務も、所長のオシゴト。そうそう。うちの「事業所」としての最大の弱点は「請求が遅い」ことでして(^^;いつもご迷惑おかけしております。m(..)m支払いは滅多に遅れたりしないんですけどね~。(一度だけ前科があるらしい--#)
2006年07月15日
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いつものことだけど、大阪弁の議事録。議事録だし、誰が読んでもわかるようにと、一応、標準語に翻訳して記録してます。標準語でも、書き言葉としてフォーマルな言葉に直してるわけだけど、ハタと立ち止まってしまった言葉があるんです。「どうするかというとこらへん」こういう言い回し、大阪ではよくあるよね。どうするかというところ辺・・・辺変だなあ。どうするかというところあたり、・・・なんかしっくり来ないけど、これぐらいか。どうするかというところ・・・「へん」はあっさり取ってしまうとかorz文脈が変わるわけではないから、こだわっても仕方ないんですけど。でもね、大阪弁ネイティブとしては、微妙なニュアンスが消えないようにと、文字数がやたら増えるのがわかってて、細かく翻訳しちゃうんですよね~。(笑)書き言葉と話しことばという対比で行くと、方言はどうころんでも「話しことば」ですから。書き言葉の中に入り込んでくる「違和感」を利用するという方向でしか使いにくい。(笑)でも、いつも標準語に直してて思うけど。関西の言葉って、やっぱりええなあ。いや、関西に限らず、方言ってええもんですね。(^_^)上方落語の人のインタビューとか座談会みたいな、そのまんま関西弁にしていいような仕事、こないかなあ。やったことないけど、ものすごーーーーーく自信あるねんけどなあ。(笑)ぜったい関東の人が起こしたんやで、というインタビュー見て、米朝師匠はこんな言い方しはれへんて、と突っ込む、実は落語好きでありました。噺家の大阪弁は、すごく綺麗ですもんねぇ。子供の頃から、憧れの芸能人は米朝師匠だったんです。郷ひろみとか西城秀樹とかじゃなくて(爆)←トシがばれる
2006年07月13日
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愛用している「シソーラス」が、「不正なアクセス」がどうとかで、ここんとこずっと使えなかった。うーん。仕方ないなあ。角川類語はあるけど、こういうのは紙の辞書では辛いんだ~。それで、電子辞書を買おうと思って調べてるんですが、なんだかよくわからない。同じソフトが数社から出ているようで、値段も仕様も違ってる。おまけに、広辞苑のATOK版も新しくなるみたいで、そっちも気になるし~。でねでね。またしても、しょーもないことですが。ジャストの広辞苑の紹介のところで笑ってしまった。●発行部数のところに「第5版までの累計は1100万部を超える。これを立てて並べると、東京から広島付近まで達する」って書いてあるの。「立てて並べる」というから、縦に積み重ねるのかと想像してしまいました。(笑)ほかならぬ広辞苑だもん。(笑) 立ちそうでしょ?これって、「横にならべると」と書かないと、誤解されへんか?ちゃんと伝えようと思ったら「立てて横に並べると」とか。どうせだったら、縦に積み重ねると月まで到達するとか、そんなののほうがインパクトあるぞ。・・・広島ぐらいじゃムリか。それにしてもシソーラス。どうして元の出版社で出してるもののほうが安いのか?こっちにはなんか付加価値がついてるんだろうか。謎だ~。・・・買われへんやん。
2006年07月11日
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以前、Yahoo!からこちらに来られた方がいらしたので、ちょっとチェックしてたんですが。今日みたら、もう圏外(笑)になってました。残念。同時に、一応SEO対策(爆)風を装っていたトップページも元に戻しました。やっぱり要らんことせんほうがええのかもしれへん。別に営業サイトではないんですから、検索上位に来なくてもいいんですけどね。せっかくだし、ネット上で情報さがしている人に見てもらえたらと思ったんですよ。ちょっと残念だ~。そんなことしてるより、もっと中身を作りなさいって。(☆_@;)☆ \(`-メ)いやまあ、その。わははははは~。印刷業務が、学期末の修羅場でしたが、本日やっとデータ入稿まで漕ぎ着けたので、テープ起こしの仕事にかかれそうです。お客さんが録音に失敗されたらしくて、ちょっと憂鬱。(--#iPodによる予備録音での作業が半分。まともにマイク通したのが半分。ぜんぜん音が違うことだけは確認済みです。さて。がんばるぞ。
2006年07月11日
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先日、さくさく堂さんが書かれた、録音方法についての記事を見てたら、いろいろ煩悩が刺激されましてね。うちは録音に出向くことは少ないのですが、録音機器や録音方法についてもいろいろ考えていたりします。ついつい機材について調べていたら、気になるものがいっぱいあって。あれもこれもと、手近な助成金に応募してしまいました。(笑)ほんとは「守秘義務御免!われら黒子、テープ起こし者。表舞台で語る」ってなシンポジウムやりたいんだけどなあ。(爆)え? あ、守秘義務御免はジョーダンよ。もうちょっと準備してから、本気で考えようかな。さて本題。高くて自腹では買えないような機材を出そうということで、所長の大反対を押し切って、BOSEのQuietComfort2を入れておいたんです。すごーーーく邪道な使い方だろうけど、外部の音を遮断するのに使って、SONYのインナーイヤーで音を聞くってのを実験してみたかったんですな。ははは。え? レンタルするとか、通販生活で買う(キャンセル可)とかすればいいのにって?はいはい、所長とおんなじこと言わないでくださいよ、もう。(-"-)先日、ヨドバシで、わりと気に入ったノイズキャンセルヘッドホンがあったんですよ。今まで試聴したものは、軒並みダメだったんですが、ゼンハイザーのPXC300。コレが結構いいお値段だったものですから、高価なものはやっぱり違うんじゃなかろうかと、俄然興味がわいてまいりましてね。(笑)いや~、煩悩、煩悩。そんなこんなで、禁欲生活(?)してたんですけど、ちょっと面白いものが出てたので、ついつい書きに来てしまいました。>前振り長すぎ防音保護具・耳栓:イヤーマフ/イヤープラグこれは、音に敏感な障害児たちにどうでしょう、とご紹介いただいたものです。そういえば、昨日、中学へ広報の打ち合わせに出向いたとき、車で送迎されてた生徒さんがつけてはりました。話がそれますが、自閉的傾向で、よく耳を塞ぐ動作をする子供たちは、こういうのを使うと落ち着くみたいです。(^_^)昔は知らなかったのが残念。冬場につかう耳当てや、普通の耳栓を使ったりしてたけど、あんまり具合よくなかったもんね。あ、もともと工事現場なんかのうるさい場所で使うものです。販売されているのは、少し前から知っていたんですが。インナーイヤーのまともなものを持ってなかったので、実験する気になれなかったから、スルーしてました。そこそこ使えそうなのが手に入ったので、また興味がむくむくと。だいたい私は雑音に弱いんです。仕事場でも、なんとなく聞こえるパソコンのファンの音なんかがすごく気になるほうで。あ~、自分のために購入してしまおうかしら・・・なんかぜんぜんまとまらない話ですが。(^^;やっぱり機材のことを考えるのは楽しいですね。
2006年07月05日
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1-1-2●どんな人に向いてる仕事?【性格編】という記事に、いそじまんさんがコメントをくださいました。いつもありがとうございます。(^_^)「他人の・・・・で相撲」で恐縮ですが、せっかくの有益な情報なのに、コメントではあとからご覧になる方の目にふれないかもしれませんので、こちらに引用させていただきますね。以下、いそじまんさんのコメントです。--------------------------------------------- この仕事を始められた方のためにお勧めしたいのが時間記録表の作成と記入です。私は今4年目ですが、この仕事を始めた2本目から録音1本ごと、3種類の記録表をずっと記入しています。 何をめんどくさいことをしてんねん!(呆)とお思いでしょうが、結構役に立って重宝しています。これを続けていると病みつきになりますぞ。(笑)例えば反訳途中、あとどれぐらいの時間で入力が完了するとか、大体の作業の進捗状況が数字でつかむことができると思います。[その1]反訳時間記録表 用紙はA4判縦サイズで作成。上側に入れる項目として、[月日~月日(いつからいつまでかかったか)][録音時間(分)][タイトル][原稿の整理ナンバー]をレイアウトします。 次に、横1行に[月日][開始時間][終了時間][所要時間][BMの経過時間][備考][作業内容……入力・調査・訂正・聞き直し・校正]の項目を入れ、下側にそれぞれの項目の空欄を約30行ほどつくります。 下側には、作業内容5項目の合計時間欄、文書様式(A4・B5、1行の字数・1ページ行数、縦書き・横書き、Word・txt、余白寸法)、メモ欄をつくっておきます。[その1]はこれで完成です。 ・Wordや一太郎に文字カウント機能がありますが、文字数÷入力時間を計算すれば、ご自分の1分当たりの入力速度も把握できると思います。 ・録音ごとに話者の話す速度も違いますので、今の録音は何倍ぐらいで進んでいるかがわかると思います。[その2]テープ反訳データ……受注台帳も兼ねています。 A4判横形式で作成。項目としては、[原稿の整理ナンバー][月日][録音時間][入力~校正までのそれぞれの所要時間(分)][合計時間(分)][合計倍率][入力の倍率][文字数÷入力時間(分)][文字数÷録音時間……話者の分速が大体把握できます][入金日] その下に6行ほど、それぞれの項目の空欄をつくっておきます。 ・入金額÷所要時間を計算すれば、時間単価がわかる? [その3]テープ反訳作業記録 原本はA3横形式で作成しますが、印刷時はA4サイズで印刷しています。この用紙1枚で3カ月分の作業状況の記入ができるようにしています。 横軸に1日から31日までの空欄を作成し、その横に月間反訳時間(分)を記入し、累計時間(分)も記入しておくと年間の実績時間も把握できると思います。 その下に1日の反訳できた録音時間(分)、入力にかかった時間、入力以外に要した時間、合計時間の欄をつくります。 ・ご自分が最大1日、どのくらいこの作業にかかることができるかがわかると思います。 以上のとおり、反訳作業1本が終わった後、この3種類の用紙に記入しております。言葉ばかりでわかりづらいと思いますが、ご参考までに。(完)---------------------------------------------ちなみに、私はこういうことがとてもニガテでして。やってる人の話をきくと、その時は「やるぞ!」と思うんですが、続いたためしがない。だいたい通信教育を受けてないのだって、当時、確固たる考えがあったかというとさにあらず。根性の持ち合わせがなかっただけです。(笑)それだけに、私には絶対書けない記事を、こうして提供してくださる方の存在はありがたく。(^_^)ご意見、ご感想など、どんどんお寄せくださいね。←場違いですががんばってます(笑)
2006年07月04日
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こんな僻地を覗きに来てくれる人がおるなんて、ほんまにありがたいことです。皆さん、いつもありがとうございます。毎年のことながら、この時期は印刷屋さんモードに入っております。おまけに今年はちょっと修羅場にしてしまいまして、テープ起こしのブログを更新する時間とノーミソが当分とれそうもありません。(--;しばらく沈没しておりますが、夏真っ盛りの7月中旬ぐらいには復活予定です。またの起こしお越しをお待ちしてますので、見捨てないでね~。
2006年07月03日
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以前、ご紹介したATOKの日本語テストの次バージョンが出てますね~。“ATOK presents 日本語ドリル”大人の夏休みの宿題!? ジャストシステム、日本語ドリル“夏版”をスタート・・・ってこの記事に誤植(って言わないか^^;)があるのが気になる。(笑)図書館から外国人向けの日本語の本を借りてきて、眺めてるんですけどね。あ、それからダーリンの頭ン中とか。外国人から見た日本語ってのは、実に興味深いもんだなと思います。特に後者のまんがですが、日本語の「音」について、日本人にはできない考察がされている。何気なく発している「日本語の音」が、そんなに複雑だったのかとびっくりです。そりゃ、聞き取れても書かれへんワケや。(爆)テープ起こしを仕事にしてる皆さん。日本語の聞き取りというのは難しいものなのです。私ってエライことやってるんやなあと、しみじみ思っていいんじゃないかと。(^_^;さて、サボってばっかりいないで、繁忙期に片足かけた印刷仕事に戻ります((((((^^;そうそう。ランキングサイトに登録なんかしてみました。サイトデザインとコンセプトが気に入ったんでね。ただ、こういうブログの入るようなカテゴリがなかったのよ~。ちょっとしたお遊びです。おつきあいいただける方は、よろしく~。(^_^)
2006年06月29日
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気を持たせるようなことを書いたまま、景気よく間が空いてしまいました~。(^^;もう一つ気づいたことというのは、「、」の使い方のことなんです。初心者の方にとっては、たいがい悩ましい問題ではありませんか~?ついつい、話者の息継ぎに合わせて「、」を打ってしまい、戻った原稿が真っ赤っか~とか。(笑)このお手伝い体験では、最初、先様にちょっとお願いをしてありました。「文字化した仕様として出せないような仕様を確認したいので、過去の納品原稿があれば、お借りしたい」と。快く見せてくださいましたので、たいへん参考になり、ありがたかったです。この「仕様として出せない仕様」の最たるものが「、」の使い方の傾向なのですね。私は、基本的に学校で教えるような雰囲気で「、」を使います。さらに、最初に師事した方の傾向から、どちらかというと「、」をよく使うほうの流儀に属していたと思います。でもね~、だんだん気になりだしてきたんですよ。リズムはよくなるかもしれないけど、あまりに空白(「、」は白場を作ります)が多くなって、間延びするなと。だから自分としては、徐々に「、」を減らす方向ではあったんですが。さて。見せていただいた原稿は、私のデフォルトよりは「、」が少なめでした。けれど、読みにくかったり違和感を持ったりすることはありません。それでも、私の流儀とは若干の相違点がありましたので、もちろん「仕様優先」で原稿を作成しました。その作業をしていて、ふと気づいたんですよ。そうか、読点は「減らせばいい」んだな、と。息継ぎだろうが、気分的な切れ目であろうが、とにかく「、」は多めに打っておく。ひらがな続きで読みづらいところ、漢字が続いて読み間違いが起きそうなところ。もちろん、通常、必要なところ(国語の授業で習うよね(笑))にも忘れずに打ちます。そして、そこからがキモなんですけどね。面倒なようですが、要らない「、」を、どんどん取り払っていくんです。(あとでまとめてでも、一文ずつでもお好みで)もちろん「、」で切れている必要がない文を、きちんと見極めなくてはなりませんが。その際、「文」として読むよりも、なるべく「絵」として、意味のつながりを眺めながらやると失敗しません。息継ぎで「、」を打つことの本当の問題は、必要なところに「、」がないことにあるんです。だから、書き言葉としておかしな雰囲気になってしまう。文章を読むとき、文字を見るとき、人は無意識に「白場」に影響されています。意味の切れ目と見た目の切れ目が一致しないと、微妙な違和感が形成されてしまいます。それが続くと、文章全体の違和感や素人臭さとなってしまう。今までにも、句読点の打ち方については、漠然と説明できるような気がしていました。でも、なんだか難しいこと、文法的なことなんかを持ち出さないといけないみたいで、ちょっと文字にはしにくいかなと思っていたんですね。それが、ヒトサマの原稿を分析するうちに、すーっと見えてきたんですよ。あ、なんだ。きちんと減らせばいいだけやんか、と。減らせない「、」は必要なんだからそのままにして、無くても困らないものは減らせばいいんだよね。単純なエコ(?)の精神で解決できるのでありました。(爆)あ、そうだ。こういう小技について、小難しく考えすぎずに勉強できるオススメ書籍です。大人のための文章教室 清水義範 著清水義範氏は、新書版でこの手の本を数冊出しておられますね。オベンキョはともかく(笑)どれも純粋におもしろいので、興味のある向きはどうぞ。(^_^)にほんブログ村 IT技術ブログ参加中
2006年06月25日
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また本筋からはずれたまま、どこへ行くんでしょうね。(^^;;;;;先日、ひょんなことからヒトサマのお仕事を手伝わせていただく機会がありました。お急ぎだと伺ってたし、ヘマすまいと思ったにもかかわらず、痛恨のミスあり。納品原稿のフィードバックをいただいて、ほぉぉぉ~っとため息。ああ、よくぞこんな細かいミスを拾ってくださったと、心底感激です。このお仕事で、いくつか大切なことに気づかせていただきました。何よりも、完璧な原稿というのは、そうカンタンには作れないものだなあと。納期的に見直す時間がなかったことも正しくイイワケとしてはあるんですが、それでも、どこかに油断があったに違いありません。>なんだよ、その正しいイイワケって自分がいつも、ヒトサマに一次原稿をいただいてて、気づいていた「ワナ」に、むざむざひっかかるとは。orzなんだと思いますか?たいていのヒトは、原稿の最初のほうで(わりと簡単な)ミスをする。・・・んです。音に慣れていないからなのか、なぜなのか、原因まではわかりません。でも、ものすごくいい原稿を作られる方でも、最初のほうに単純なミスをされているケースが多いのです。ほんとに不思議。最初のページにミスが見つかる率って、ほかのページに比べて著しく高いんですよねぇ。だから、あらら~と思ってたら、どんどんミスが減っていって終わる、というのがありがたいパターンではあるのですが。(笑)むろん、そのまま減らなかったり、どんどん増えたりというのもありますね。だから、最初の1ページはとにかく慎重に、慎重にと思ってたのに~。「木村さだこ(もちろん偽名)」さんのお名前は「木村さだ子」さんであったのに、いきなり見落としてました。実は「わあ、知ってる(好きな)話だ~ラッキー♪」と、はしゃいでしまったことが油断の元であったのだと、告白しておきましょう。>マニアックなネタだったが、私の隠れた趣味の範囲の話題であった(--;油断大敵。(-"-)油煙退散。焼肉食べたい。(☆_@;)☆ \(`-´メ)もちろん、毎回毎回そんなに緊張感のある仕事をしてたら、身がもたないってこともあるかもしれませんね(笑)それだけに、ポイントを押さえてチェックするように。そのポイントは、1ページ目にあると、覚えておくといいかもしれません。・・・でもね。すごい緊張感のある仕事をしておられる方がいるというのは、間違いない事実なんですよ。私は今回、そのことを教えていただきました。ヘマをやってしまってくやしかったけれど、とてもとてもうれしかった。そうそう。ほかにも気づいたことがあるんです。ということで、続く。(^^;
2006年06月16日
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書きためて公開するってな、体系的に進める(笑)ことが苦手なので、ちょっとアサッテに飛びます。語句の検索をするというと、基本はもちろんGoogleなんですけど。一筋縄でいかない場合も、いろいろありますね。そういうときに、アノ手コノ手で使う道具です。ぺんぎんで巨大SNS、mixiのことを書いています。前から書こうと思って忘れていたんですが、mixiは意外とテープ起こしの仕事に使えるんですね。何かっていうと、きっと皆さん悩みの種の「方言」に関して。方言に関するコミュニティは結構多くて、活発なところもあります。オープンな検索で探しても、どうしてもひっかからないという場合、該当方言のコミュニティを眺めていると、それらしい言葉が出ていたりします。いよいよ困ったら、自分で質問することも可能です。地域特定の話題などで、地名などをよくMLなどで質問されてますが、狭いテープ起こし者の世界より、地元の人が集まる場のほうがより良い情報が得られると思います。ただ、まあ、ちょっと余程のことがなければ、自分から質問するのはどうかと個人的には思いますが。(笑)自分の仕事だもんね。(^^;厳密に言えば、下手な質問が守秘義務の問題になることもあるかもしれんし>ないない(爆)mixiは、招待がないと入れないのが玉に瑕ですが。いやそれ以上に、ぜんぜん使い勝手がいいわけではなくて、さすが永遠のベータ版と思わせるところがあるにはあるけど。参加者も多く、うまく使えばいい道具になってくれると思います。もちろんそんなものを使わないで済むのが、一番いいんですけどねぇ。地域ネタって、専門ネタや音が悪いネタと同列ぐらい、悩ましかったりしませんか。イザというときのために、覚えておくといいかも~。それにしても。何でも仕事に使うことしか考えてない私って、ちょっと寂しいヤツなのかもしれない~。orzちゃんとオトモダチ作りに活用しなきゃねぇ・・・・。
2006年06月16日
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フルセイルさんが、ご自分のブログで、レスポンスをくださいました。ありがとうございます~。(^_^)前回は、主に「能力」にかかわる部分での適性の話でした。次に「性格(これもあいまいな言葉ですな^^;)」の面から、どんな人が向いてるのか、ちょっと考えてみます。まず一番に思うのは、フルセイルさんが書いてくださってますが、やっぱり「負けず嫌い」ってところです。負けたくない(何にかというのはいろいろ)、と思う気持ちが強いほうが、ここ一番のところでは有利です。それから、仕事に対しては「しつこい」ほうがいい。執念深い、あきらめが悪い、ねばり強い、なんてのも。(笑)なんか、すごく粘着質でヤな性格やん。・・・うひゃひゃ~。(^^;いやいや、そんなことないですってば。ほかには「根性がある」ってのも大事でね。以前もどっかに書きましたが、機械には根性はありませんが、人間にはある。そこんとこの違いが大きいと思うんですよね。それから「間違いが許せない」ってな、潔癖さがある人が多いような気がします。性格的に、まっすぐというか、ストレートでひねくれてない人。そんなんまあええやん、ってなアバウトさがあると、ちょっとツライかもしれない。違ってたらイヤという気持ちが、いい原稿を作れる力に結びつくんですね。それから。基本的に一人でやることになる仕事なだけに、逆に人付き合いの良さなんかが求められます。一人で解決できない問題って、必ず出てきますから。そういうときに、きちんと人に頼れる、人から頼られるような関係作りのできる人は強いですね。あの。別に、今この仕事をしてる人が、みんなそういう人やと言うてるわけやありません。私は悲しいかな、最初の「粘着質」あたりしか適合してないもん。(笑)紆余曲折タテヨコナナメにひねくれた性格で、人付き合いに障害があるし~。まあ、性格に問題があっても、できなくはないという好例ですな。わはははは。
2006年06月13日
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いつになくメールくださる方が多いので、なんでかと思ってたら。たいへん申し訳ありません。掲示板コメントを「楽天ユーザー限定」にしたら、自動的にブログのコメント欄も同じ設定になっていたようです。あ~っ、なんてタコな設定なんだろう。そりゃ、コメントつかないわけだわ。(-"-)もしかしたら、書いてくださってた方もいらっしゃったかもしれないですね。ほんとにほんとにごめんなさい。ご指摘くださったフルセイルさん、ほんとうにどうもありがとうございました。設定を変更しましたので、どうぞよろしくお願いいたします。最近、掲示板にケッタイな書き込みが入るようになったんで、それをブロックするつもりだったんですが、うーん、まめに削除するしかないですかね。だんだん悟りがひらけてきたというか、こんなことになるんじゃ、もう「見なかったこと」にして放置を決め込もうかな。ブログまで引きこもるつもりはありませんので、皆さま、どうぞお見捨てにならないでね~……。(^_^;;;;;
2006年06月10日
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何を書くんだっけ……(笑)目次を作ったら満足してしまって、いけませんね。反応がないように見えるんですが、珍しいことに、ちょこちょこですがメールでご感想などいただいております。ありがとうございます。んで、ご意見を反映して、ちょっと追記したりとかもしてますので、よしなに。どんな人に向いてる仕事かって話。まず、耳が聞こえること。何をアタリマエなことをというなかれ。グループワークではあるけど、取り組んでおられた聴覚障害者の方のご苦労を見てますので。片耳でもいいので、耳が聞こえないとやはりかなり困難だと思います。逆に、片耳で仕事をされてる知人もいますので、両耳が聞こえないとダメというものでもありません。次に、文章、文字を読むことが、全く一切苦にならないこと。書く仕事なのに、と思います?声を文字にするためには、言葉を文字と結びつけて知っておかなくてはなりません。その能力を養うには、文字を読むしかないんですよ。だから「本の虫」「活字中毒」だという人は、少なくともこの点では向いてるはず。「本を読むのが趣味」とかのレベルでは、ちょっと弱いかもしれない。「ネット中毒」? うーん、それは判断に困るな。ネットしか使わなくて、印刷物は読まないってのは、文章を読む人には少ないんじゃないかな。もちろん文章を読むのが速いにこしたことはありません。それに関連して。文字が書けるより先に、文章をちゃんと読みこなせるだけの読解力というのは、最低限必要です。私がよく言うのは「学生時代に、国語は得意でしたか」と。特に高校生あたりで、現代国語が好きとか得意教科だったという人は、わりといい。別に大学で文系じゃなかったからダメとか、国文学を専攻してなければ、なんてことはありません。高校生あたりの国語がきちんと入ってたら、あとは努力でどうにでもなります。あと、読書量がものをいうことが多いので、子供の頃からたくさん本を読んでいた人は、それだけですでにかなり有利だということですね。余談ですが、理系の人もたくさんいるし、そういう専門知識がすごく役に立つことも多いです。え? 私ですか。私は音楽系です。ブログを書き始めてわかったんですが、意外と音楽の方も多いですね。そういえば不思議と美術系出身だという方には、お目にかかったことがありませんが。まずは、この二つかな。耳が聞こえて、文字を読むのを苦にしない。なあんだ、それだけ? と思いますかね。そりゃ、それだけではないんですが。職業的適性というあたりでは、このあたりをとりあえずクリアしてないと、辛いことになるように思います。そのほかに。仕事やってれば追々身に付くけれども、最初から得意ならなお良し、ということを幾つかあげておきましょう。インターネットを使った検索、調査ができること。今は、ネットを使った調査が、仕事には欠かせません。だから、そういうのが得意とか、今まで仕事でやってましたということはプラスになります。文字入力が速い。これはもう、仕事してればイヤでも速くなりますから、始める前からあまり気にすることはないです。間違い探しが得意。入力にはミスがつきものです。人間は絶対にミスするんです。だから、自分の入力したものでも、他人の目で見てチェックできるというのはとても大事。とりあえず、思いつくのはこんなところでしょうか。また思い出したら追記していきます。
2006年06月10日
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いきなり何よ、というトバシ方ですみません。しみじみ思うことがあったので、忘れないうちにメモメモ。これからテープ起こしをやってみたいという方に、とにかく覚えておいてほしいことがあります。テープ起こしってのは、つまり「データ入力業」であり「文書作成業」です。いろいろ必要な技術や、覚えなくてはいけないこともあるけど、基本は日本語(人によっては外国語)を書くということ。実はその一つ一つは「揺れ幅」が意外と大きくて、どれが正しいといえないことが多いんですね。古来、言葉というものが、変化を続ける性格のものである限り、それは仕方ない。でも。だからこそ。誰にでも確実に防げるミスは、最初から意識して防ぐようにしたいもんです。誤字脱字、変換ミス。なあんだ、そんなことかとバカにしちゃいけません。これを意識するとしないとで、原稿の印象が大きく違うんですから。100%絶対、全くミスをなくさないとダメだとか、そういうことを言いたいんじゃありません。人間ですから、たまにはミスもあるんです。でも、100%を目指す心意気がないと、ミスは減らないんですよ。自分の腕が未熟ならば、なおさら、せめてそれらのミスは確実にチェックするほうがいい。聞き取りに自信がないなら、せめて誤字や変換ミスはしらみつぶしにして。初期入力の時点で漫然と文字を叩き出しているのか、そうでないのかは、大きな違いです。あとからチェックするのも大事だけど、常にどの段階でも気にかけておくべきことだと、私は思います。いえね。(笑)最近、ちょっとやたらと印刷物の誤植に気づいてしまって、アタマにきてるんです。どの本を手に取っても、かならず最初に1カ所~数カ所みつけてしまう。どうしてっ。どうして、他人のミスはこんなに目に入るのに、自分の原稿だと見落とすんだよ~~……って。自分に甘い人間だってのがようわかるわ。orz
2006年06月09日
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呼び方にはいろいろあるけど、要するにテープ起こしってのは「録音機器を利用して記録した音声を、パソコンを使って文字情報に置き換えていく仕事」だということで、ここまでよろしいか。(笑)話しはじめたものの、このままだと自分がどこへ行くのかわからなくなるので(爆)、行き先を整理しておきます。最初は、とにかく「どんな仕事なのか」というあたりで進めますんで、知りたいことがおありの向きは、どんどんコメントしちゃってください。>うちの関係者さま(笑)途中で「おもしろくねぇから、さっさと次へ進めよ」となると、トバして実務の話に逃げるかもしれません。(笑)1-1○まずは、どんな人に向いてる仕事なのか。だいたい、どんな仕事にも向き不向きがあるのは確実なので、テープ起こしの場合はどうなのか、そこらへんは最初に確認しておいたほうがいいよね。1-2○できあがった原稿が、どんなところで使われるか。ほんとに仕事があるのか、というあたりについては、うちでジタバタしてるのを見ていただいてりゃ不安はないでしょうが、まあどんなとこから来てるのかってな疑問もあるでしょうし、一応確認ということで。1-3○一番気になる(笑)どのくらい稼げるか。受注形態のいろいろもここかな。受注形態によって違うってのは、どんな仕事でも同じだけど、どう違うのかを知ってれば将来の目標にもなると思うので。1-4○仕事にかかる時間は、どのくらいなのか。起こす時間だけで済まないから、まあちょっとした目安でしかないけど。1-5○仕事をするのには、何にどのくらい費用がかかるのか。どっかに書きかけてた気がするけど(笑)、必要最低限の場合とちょっとゼイタクなのと。1-6○通信講座や資格取得は必要なのか。いらん、ってヒトコトで終わっちゃうけど(爆)、まあ、なんか語れるかな。1-7○あんまり知りたいこともないかもしれんけど、テープ起こしの歴史(笑)とか。蓄音機からしゃべると長いから、まあ、せめて割と最近の話になるかな。だいたい歴史まで気になるようになるのは、たぶんもっと先の話になると思うから、端折るかも。(笑)1-8○その他。ご質問があればどーぞ。私が知ってることというのは、ほんとにちょびっとです。自分が本やネット上で得た知識しかなくて、系統だった教育を受けたわけじゃありませんからね。エラソにヒトサマに語るなんぞ、無謀の極致だろうけど。それでも、知らないよりマシだと思ってもらえたらええなあと思います。
2006年06月08日
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「在宅の仕事がしたいんです」という人に、テープ起こしのことを説明することがあります。そんな話をちょっと文字にしてみようかと思いましてね。実際にしゃべってるままではありませんが、なんとなく「テープ起こしの文章風」にしてみたりしてます。この企画がちゃんと続けば、きちんとまとめて、新人さんに渡せるような資料にしたいと思ってはいますが、ほかにナンカ使える????えーと。読みにくいやんか、とか、ここはヘンやで、わかりにくいんとちゃうかとか、どんどんご意見ください。ここから「整文」するとか、サマリー作るとか、見出しつけてみる、なんて試み(笑)も大歓迎です。んじゃ、よろしくおつきあいのほど。(笑)---------------------------------------------------------------------------------まずは、ここんことから説明しないとね、ということで「テープ起こし」って何かという話。アナタと私が、ほら、こんなふうにおしゃべりしてますよね。例えば、こういうときにカセットテープとか、今だったらICレコーダーなんかを使って音を録音しておくんですよ。その録音した声を文字に書き起こしていくんです、カンタンに言えば。昔は――速記っていうんだけど、記号を使って手で書き取っていたものを再度、文字に直すっていう作業をしたんです。でも、今はあんまりそういうことをしなくなった。速記記号を覚えるのはたいへんだし、技術としてはパソコンで文字を打つほうが速いからかなあ。あ、この文字に直す作業を「反訳」って言うんですね。だから「テープ起こし」のことを「録音反訳」と言ったりする人もあるの。だいたい「テープ起こし」って言葉が、通信講座の宣伝で一般に広まったようなもんだから(もちろん、マスコミなんかの業界ではもともと使われてたけど、一般の人が見たり聞いたりするようなもんじゃなかった)、呼び方の知名度としては「テープ起こし」が一番高いです。でも、今は実態として「テープ」を使わないことも増えてるから。パソコン使えば、それで済んじゃうんです。場合によってはテレコも要らない。あ、もちろんあったほうがいいけどね。それだけに仕事やってる人は、それぞれに工夫した名前を考えてることが多いんですよ。業務名も職名も一定したものがない上に、だいたいこの仕事してる人は、言葉にこだわる人が多いわけだから、どれかに決まるなんてことはないと思うんだけど。だからうちでは、もう一番普及してる「テープ起こし」でいいや、と。呼び名なんてこだわっても仕方ないからね。(笑)まあ、そんな感じですから、とりあえず「テープ起こし」。ここまで書いて、枝葉で出したい話がすでにいっぱいあるわけだけど。なんせ、だらだらとしゃべることにしましたんで、ぜんぜんまとまんないけど許してね。---------------------------------------------------------------------------------ということで、第一回。続くかどうかは反応次第。(笑)女性のフルネームさんとか、「○○のパンツの中身」とか、そんな足跡ばっかりだとだいたい管理画面にアクセスする気が失せるんだよなあ。どうでもいいけど「パンツの中身」だと、やっぱり「○んこ」を想像してげんなりするのは、家族に幼児を持つ人々の共通認識(笑)だと思うぞ。
2006年06月07日
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以前から気になっている耳栓型のイヤフォン。なかなか移行する気になれないままなんですが。日常的にテープ起こしの仕事をしてるんでなきゃ、やっぱりいかんですかね。やっぱりどこかに登録でも(☆_@;)☆ \(`-´メ)それはともかく。上の娘がどうやら携帯電話でラジオを聴いてるようなので、ちょっとコマシなのを物色してやろうと思いたちましてね。それなら、あまり高いのでなくてもいいかなと。一万円以下あたりで探していたら、あら、これってもしかして・・・レビューを見たら、へぇ。SONY MDR-CD900STをお手本に作ったと書いてある。ならば、仕事にも使えるかなあと、ちょっと期待。私は、耳栓型がダメなんです。耳が痒くなって。だからあんまりそっち方面に向かうつもりはなかったんですが、娘をヒトバシラーにしようという魂胆だったりして。(笑)いや、ヤツには通常900STを使わせて仕込んで(爆)あるので、そこそこ評価させられるんやないかいなあと。取り置きしてもらったので、週末にヨドバシ梅田に行く予定です♪世の中はボーナスが出たという話なので、混んでるかなあ。
2006年06月06日
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へえ。「修文」って議会用語だったんだなあ。テープ起こしでは「整文」と呼ぶ人が多い作業。しゃべったままを文字にしても、そのまま読むと「なんじゃこりゃ」ということは、ままある。だから「しゃべった内容」をそのままに、読んでわかる文章に「整える」。文章を整える。そんな気持ちから「整文」というんだろう。「修文」を広辞苑やgoo辞書で調べても、文章をどうこうするという意味では出ていない。それで、あれ? と思って、検索してみたら。(ちなみに検索キーワードは「修文 -古川 文章 -修文館」)・・・あらまあ、議事録みたいなのばっかり、ぞろぞろ出てくる。私は議会の仕事をしたことがないので、議事録でこんなに頻出する言葉だとは知らなかった。キビシク調査してはいないけど、「文章を修正してわかりやすくする」という意味で使われている・・・と思われる(また弱気(笑))。どっちにしても、文字で「修文」「整文」と書いてあれば、漢字の意味から想像することができるけど。「しゅうぶん」とか「せいぶん」とか音で聞いても、わからない人もいるよね。自分が口にしている言葉が、一般的な言葉なのか、そうでないのか。そこんとこを間違えないようにしないと、相手に失礼なことになるなあと、いつも思う。自分がしゃべるときは、自分が発言者で言葉を選べるんだからさ。(笑)相手に伝わらないような言葉を選ばず、平易な、カドのない言葉を選びたいものであります。(^_^)
2006年05月30日
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新聞折込広告に「テープ起こし・校正・校閲」の募集があった。東京に本社がある大手反訳会社、大阪営業所だったかな。まだまだ人手は足りないんだなあ。応募してみようかな。(☆_@;)☆ \(`-メ)・・・あれ、年齢制限があるな。週2~3回位出勤できる方。書類選考後、テスト実施。研修期間6カ月後在宅勤務。研修は受けてみたいけど、6カ月かあ。それだけで終わるな。orz
2006年05月29日
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「障がい者」という表記、最近、自治体のサイトで多く見るようになってきました。ググるとトップにくる「多摩市」の言い分は、「心のバリアフリー」なんだそうです。ご存じの方はご存じかと思うのですが、私は障害当事者、当事者支援の立場にいます。そして、日本語の変化に関しては、比較的、というか、かなり鷹揚な考え方を持っています。けれどしかし、でもやっぱり。この表記だけは、受け入れがたいんですね。わざわざ「障がい者」と書いてしまう、いや、そう書くことで何かいいことをしているような錯覚を持てるとしたら、そりゃまあ、書いてるほうは気分がいいかもしれませんが。実際問題として、視覚障害者の読み上げソフトは、これをちゃんと読めない場合もあるんです。そんなもん、何が心のバリアフリーよ。ちょっと前に「精神薄弱」が「知的障害」になり、「痴呆症」が「認知症」になりました。「ブラインドタッチ」が「タッチタイプ」と呼ばれるようにもなりましたね。このあたりまでは、なかなかいいねと思ってたんです。しかし、「養護教育」が「特別支援教育」になったり、どんどん言い換えが進むのを見ていて、ちょっと危惧してたんですが。そういう流れがあるから、何かこれも処理したほうがよかろう、なんてことになったんでしょうかね。古くは「障碍」という文字をあてていた「障害」ですが、ひらがな表記を推進する人の言い分は「害」は良くないイメージがあるからということです。・・・ぉぃ、ちょっと待てよ。ひらがなにすれば「がい虫」は、いい虫になるとでも言うのか。「障がい者」という表記を見て、当事者がいい気分になるだろうと思った人がいて、それを支持する人もちょっと声が大きかったんでしょうか。当事者団体などに、この表記を使ってるのを見かけることが少ないのも気になります。当事者として言わせていただきますと。こういう言葉の言い換えやなんかで、ナンカイイコトした、みたいな気分になってくれはるのは自由ですけど、本質的なところにぜんぜん行き着いてないでしょう?見るたびに、余計なお世話というか、自己満足というか、なんだかイヤな気分になるんです。うちにテープ起こしを依頼していただくと、そういう言い換えは(要望がなければ)いたしません。(笑)外注さんでも、たまにそういう「配慮」をしてくださる方がいらっしゃるんですが、これは正直、まだ時期尚早だと思います。マスコミでもまだ、この表記を採用していないはずですから。うちの事務所はもしかしたら、目を剥くような差別用語バリバリで会話してるかもしれません。そんな「言葉だけの配慮なんか要らない」と思ってますもん。(笑)余計な配慮のため、現実が覆い隠されてしまうくらいなら、はっきり「今、使われてる言葉」で言えばいい。私たち当事者にとって、障害は現実です。厳然と「不便」だったり「やりにくい」ことがある。けったいな言い換えのために、世の中が障害者にとって「害」のない世界だと思われても困りますし(笑)今のままの世の中で、不便を感じずに暮らすことに「障害」を感じる人ってのが、「障害者」という言葉の真意かもしれませんな。
2006年05月22日
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テープ起こしした文章を、ひっかかりなく読ませるのは大仕事なんだよね。たいていの場合、話しことばはどこか不自然で、そのまま文字にしても違和感がある。かと言って、すんなり書き言葉になってくれるかというと、これが実に手強い。最近、ネット上でも「テープ起こし」したであろう文章をたくさん見る。インタビュー記事なんかは、たいがいそうだろう。読んでるうちに「ああ、テープ起こしの文章だなあ」と思う瞬間がある。だが、このサイトのインタビューは、読んでいて最後までそう思わなかった。イノベーティブ・ワン インタビュー内容の興味深さももちろん助けになっているのだろうが、これがプロのライターの仕事なんだろうなと。(全部読んだわけではないので、中にはひっかかるものもあるかも知れないけど、たいていすんなり読める)「テープ起こし」という看板をあげて仕事してる者が、ここまでの文章加工を任されることは少ないだろう。「素起こし」だったり「ケバ取り」だったり「逐語反訳」だったり「整文」だったり「一次反訳」だったり・・・・誰か止めてぇな(☆_@;)☆ \(`-メ)まあ、さまざまな言い方はあるけど、もっともっとしゃべりことばに近いあたりで仕事を終えることになる。こういう記事を書くライターさんは、きっとあまりテープ起こしだけを外注しようとは思わないだろう。なんでかというのは、ご想像ください。(笑)でも。ウェブ掲載用原稿の作成というのは今後、テープ起こしの領分として広がる可能性はないだろうか。これは「速記反訳」から派生した「テープ起こし」という仕事が、速記文字の伝統を飛び越えて得る、新しい(こともないけど)仕事だといえるような気がする。>弱気な言い方(笑)先日、かなり編集を施した「最終原稿」を納品する機会があった。しみじみ「大阪弁を、である調にするのは無理がある」と感じ入ったことではあるが、その作業をしながら「読みやすい文章にする」という作業について、ずっと考えていた。テープ起こしを依頼するお客さんのうち、できあがった原稿が「読みやすくなくてもいい」と思っている人の割合は、いったいどのくらいになるんだろう。私の少ない経験の中から言えば、素人のお客さんは、まずこう思っておられる。○しゃべってるそのまま、書いてくれたらいい○文章として読みやすくしてほしい○言ってることは変えずにそのままで・・・まあ無理よ。ふつう。仕事としてやってる人間には、わかるけど。では、その真意はどこにあるのかというと「言ってることの意味は変えずに、読みやすいように文章を整えてほしい」ってことなんだと思う、たいていは。だけど「読みやすさ」という、測定できないものを頼りに、何をどう整えればいいのか。そこで躓くと、イキオイ「じゃ、ケバ取りでいいですね」となり、お客さんは「こんなはずではなかった」と思うわけ。エンドユーザーからの直接受注の場合、私は「ケバ取り」ぐらいの安全策で進めるのを、ほんとうは好まない。そんなもん、そのまま使われへんのがわかりきってるのに、皮肉なことにお客さんにはそれはわからんわけで。でも逆に、同業者間の外注(特に一見さん)の場合、ヘタに整えてもらうと、聞き直すのに四苦八苦することが多い。となると、やっぱり自分で粗起こしするのが一番効率いいよな・・・ってなことに。あれ、何の話や?しゃべってるままでは絶対に読みやすくならないはずの素材を、いきなり「読みやすく」仕上げるってのは、普通はやっちゃいけないことと言われてたような気がするけど。これからは、そういう技術をアピールしていくほうが、お互いのためにいいのではないかと思ったりする。お客さんの要望を、きちんと受け止めるためには、やっぱりお客さんの立場にまで寄り添わなくてはいけない。「実は誰も望んでない」不要な作業をせずにすむようにするのが、やっぱりお互いのためだよなあ。単純に「文字にする」以降の技術、もうちょっと大事にしたいと思う。※追記 大阪弁が書き言葉にしにくいという話が「言文一致」でググってたら出てきた。言文一致の大阪弁なんとまあ、大阪市のコンテンツなのね、これ。(^^;
2006年05月18日
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いにしえの昔の武士のさむらいが、馬から落ちて落馬して・・・というような「重言」とか「重ねことば」。テープ起こしでもしょっちゅう出てくるのが、「まず一番最初に」という二重どころか、三段重ねとちゃうんか、というような重複表現です。こういうのを、どう処理するのかということも、よく問題になりますね。せんだって、取り上げておりましたNHKの「文研」を眺めていましたら、こういう記事がありました。「過半数を超える」という言い方は正しい?「話しことばである放送では、こういう言い方もします」と。なるほど~。このサイトの面白いところは、書きことば主体ではなく、話しことばからの主張というのが見えるところです。で、私の場合。書きことばにするには、どうするかというと。かなり読みやすく文章を整えてほしい(読み物としての体裁で)というオーダーでなければ、そのまま使うこともあります。だって、そこまで言うからには、そこを強調したいという強い意識が現れてるのかもしれないと思いませんか。でも単なる「時間稼ぎ(笑)」の言い回しということもあります。そのようだったら、適当に「まず」「一番に」「最初に」のどれかを使います。ここで「一番に」を選ぶと、例の数字表記の泥沼(笑)に落ちることがあるわけですな。NHKが、重言を「わかりやすくするために使うこともあります」と書いてるので、ちょっと心強い。重言は「間違い」だという流儀もあるんですがね。私は、起こしたものが記録としての性格を持つ場合、ばっさり切り捨てるのは、なんだか抵抗があるのですよ。たぶん、依頼者にとってはどうでもいい部分なんでしょうけどね。そういうところにこだわっても仕方ない、些末な部分。これもトラウマかたたり(気に入ったわ~、この表現^_^)、そのものかもしれません。
2006年04月25日
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うちには、ちょっと小柄な柴犬がいます。散歩に行くと、いろんな大きさのイヌに出会います。散歩は通常、一人で連れていきますので、行かなかった人にはいろいろ報告します。そのとき、今日は誰それに会ったの、誰と遊んだの、という話題がしょっちゅう出るのですが、そのたびにイヌを「匹」で呼ぶか「頭」で呼ぶかという問題に突き当たるのです。なんとなく、大きなイヌは「頭」で小さいと「匹」かなあと言いながらも、ではどのサイズがボーダーかとか、そういうことで悩んでいたのですが。先ほど、みつけたサイトで、この疑問への一つの見解が示されていました。NHK放送文化研究所「文研」。天下のNHKです。一にしか付かない助数詞記事のメインは、先日も話題になってた「1」「一」の書き分けあたりのことですね。(^^;すみません、そっちに着目したんじゃなくて。(笑)あんまりびっくりしたんで、該当サイトから引用します。> しかし、犬の中でも「仕事」を持っている警察犬、麻薬捜査犬、救助犬、盲導犬、介助犬などは「頭」で数える慣用ができてきました。えーーーーーっ!!! それは初めて聞きました。びっくり~っ。つまり、「頭」は働くイヌに対して敬意を示す助数詞であると。それがほんとうだとすれば、使役犬というのは、たいていある程度の大きさのイヌがなりますよね。チワワとかシーズーとかの愛玩犬系の方々は、あまりお仕事には向かないとされているし。だから、なんとなく大きなイヌは「頭」で小さいコたちは「匹」かなと思ってたわけかなあ。あ、だがしかし。なら、セラピードックなんかの仕事をしてるチワワも「頭」ですか。いや、別にチワワを差別してるんじゃなくて、なんかカワイク感じないんですけど、「頭」じゃ。(笑)テープ起こしで、悩むようなことではないですけどね(笑)だって、話者が言ったとおり書くだけですもん、これに関しては。あ、このNHKのサイトには、「国語力テスト」とか、ことばについてのあれこれの話題もあり、なかなか面白そうです。お暇な折りに、眺めてみるとよいかもしれません。
2006年04月20日
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先般、機種依存文字について、ご質問をいただきました。これは、私がお返ししたサンプル原稿に、機種依存文字である丸囲み数字が使われていたためです。資料を読み上げる部分で、よく「まる1」とかいうのがありますよね。それを丁寧に「マル1」と表記していただいていたものを、わざわざ修正してお返ししたものですから、さぞ怪訝に思われたことでしょう。かつて、あまりテープ起こしの実務を行なっていなかった頃、つまりDTPの仕事がほとんどだった時期には、もしかしたら「機種依存文字は使わないように」ということを言ってたかもしれません。すみません。マル数字を使うなんて、Macユーザーにあるまじき行ないであると、非難される向きもございましょうが。(笑)これには、ちゃんと私なりの理由があるのです。何故って?だって、Windowsで使われるデータだとわかってるんですもん。(笑)ならば、わざわざお客さまに修正の手間を取っていただくことはないじゃないですか。ワードで組んで、プリンタ出力し、コピーして配る。そこまでわかっていながら、こだわりすぎなのもイケナイかなと。つまり、「機種依存文字」は機種に依存するので、相手先の機種に合わせれば、普通、問題は起こらないのです。最終データの形式や、納品先の使用目的等がわかっていれば、それに合わせたデータを作れぱいいということですね。ただし、忘れちゃいけないのは。もしも、そのデータがWebで使われる可能性があれば、機種依存文字は使わないほうがいいんです。客先で作業するのがWindowsでも、表示するパソコンにはいろいろあるんですから。でもね~、そこまでお客さんに言えるかどうか、ちょっと微妙なトコではありますよね。(^^;もちろん、商業印刷(印刷機で出力する)で使うデータであれば、きちんと確認したほうがいいです。使ってもいいところもあれば、ダメというところもあります。最近、DTPといえばMacというわけでもないですから、気にしなくてもいいですよ~というお客さまもあると思います。後工程が古い(笑)Macでの組版になる場合は、機種依存文字はまず使わないほうがいいです~。>オペレーターからのお願い(^^;要するに、確認事項の一つであるということでしょうね。とはいうものの、特に問題になったという話も聞きませんし、実際のところどうなんでしょう。WindowsのWordで納品というのが多いでしょうし、気にしなくても大丈夫?そういえば、速記会社さんなんかの仕様は、どうなってるんでしょう。よかったら教えてくださいませ。>登録スタッフの皆さま
2006年04月19日
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えーと。そろそろ印刷屋さんモードに切り替わりそうな時期になりました。テープ起こしの話を書くことが多いのですが、通常は印刷DTP関連の仕事をしています。あちらの世界では、まだまだヒヨッコですので、おとなしいものなのですがね。(笑)あっ。じゃあ、テープ起こしではベテランなのかよ、って?もちろん、こっちではまだまだタマゴですよ。さて。(笑)自治体などから「○○便利マップ」みたいなものが発行されているのを、手にされる方もいらっしゃるでしょうか。ああいうのを作る仕事が、最近特に増えてきたのです。限られた紙面で、伝えたい情報を的確に伝えるためには、文字でだらだら書くわけにはいきません。フォントの選定、情報の整理、紙面構成、何もかもがオペレーター(デザイナーとはよう言わん(笑))の責任としてのしかかってきちゃいます。そこで出てくるのが、「アイコン」という、直感的に情報を伝えることのできるツール。生来、致命的に絵の苦手な私は、少しでも「いいアイコン」を作りたいと、常々思っておりまして。「Icon mania」という本を手にして眺めていて、あ、と気がついた。なあんだ。漢字って、究極のアイコンではないですか。私が漢字を使いたがる理由の一つは、その「直感性」にあるのです。かなでは伝わらないことを、一瞬で伝える力。適切な漢字であれば、きっとすっきりと、多くのことを伝えてくれる。しかし、アイコンが機能するためには、ある程度の共通認識が必要です。私はその根本を、学校教育(義務教育)の現場に求めたくなるのですよ。日本人のほとんどが、そこで日本語の表記を学んでいます。プロになる人以外は、表記辞書は使いません。コドモの頃、「作文のときは、なるべく漢字を使いなさい」と言われませんでしたか。私はその呪縛から、今も逃れられずにいるだけなのかもしれません。ともあれ。「アイコンとしての漢字」を意識すれば、自分のこだわりが見えてきます。「分かる」と書きたくないのは「分」という漢字が示す「バラバラ」なイメージが「理解する」という意味に合わないと感じるから。「関わる」と書きたいのは「関係する」という意味が、そのことばのウラに見えるから。「一目で意味が伝わる」ことに拘るのは、実は「印刷DTP稼業」の影響なのかもしれませんね。いいのかわるいのか。(笑)ああ、そうだ。「ぺんぎんたたき」で、もう一つ、機種依存文字についてのご質問もいただきました。また別のエントリーで書くことにしましょう。
2006年04月17日
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所用があって、難波のヤマダ電機に出かけた。ついでにお約束で、音響製品コーナーを眺め渡してきたが、カナル型のヘッドホン(イヤホンか?)もたくさん展示してあって、なかなか面白かった。ずっと気になっていた製品も試聴してきて、なかなかいいなあと思いながらも、結局、購入しなかった。理由は、やっぱりSONY MDR-CD900STよりもイイという確信がなければ、結局、お蔵入りにしてしまうだろうということに尽きる。そうして使わずに放置されてるヘッドホンが、ひそかに幾つかあるわけで。最低でも、このヘッドホンを持っていれば、聞こえないのが「道具のせい」なのかと悩む必要はなくなると思う。(^^;これで聞こえない分には、自分の耳のせいです、たいてい。(笑)2万円を超える機種では、「これ欲しい」と思うものも幾つかあった。普通、音楽を聴く道具なんだから、オーディオテクニカはキレイで良いのだけれども、ニンゲンの声を聞き取るにはややツライと感じる。NHK字幕で使われてると聞いている上位機種でも、それは感じた。やはり、装着感も音の分離度などもSONY(ただし2万円以上の高額機種)が一歩抜きんでている。音楽用途としては、どうかと思う部分も多々あるわけだが、私はヘッドホンで音楽は聴かないしな。(^^;それからカナル型。高級機種も無造作に展示してあった。太っ腹だなあ。ETYMOTIC RESEARCH エティモティックリサーチ ER-4SSHURE シュアー E5Cうーん、たしかにすごいよな。空気を通さずに音を聴いているという感じ。肩こりなど、身体的負担を軽くするには役立つかもしれないと思う。ただ、これは個々感想が違うはずだけど、耳の穴がイタイのよ。(笑)わずかな時間に、いろんな形状のいろんな機種をとっかえひっかえしたから、という理由もあるだろう(消毒のためのアルコールにかぶれたのかもしれないし)けど、やっぱり耳に違和感が残る。音の良さをどうこう言う前に、そこでひっかかってしまったので、なんとも言えない。きちんと装着すれば外部の音の遮音性が高いので、うるさい環境で仕事してる人にはいいかもなあ、とは思う。結果として。対抗機種は、絶対的にMDR-CD900STなのだから、それとの比較ができない環境で、選べないよねということに。それができそうなのは、やっぱり梅田ヨドバシか。ということで、音源を持ってヨドバシまで試聴に行こうという計画は健在なり。(^^;1万円以下の価格帯で、SONY MDR-CD900STよりいいのがあれば、もちろん宗旨替えすると思うんだけど。あ、もちろん、もっと高価なものは別です。ほかにもいいのがあるのは知ってます。(^^;仕事の道具として揃えるとなると、趣味の人たちほど、費用をかけたくありませんからね。お道具選びはむずかしいです。
2006年04月17日
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さくさく堂さんからいただいた「かかわる」についてのコメントで思い出しましたが、「お役所ことば的言い回し」「会議的言い回し」というのは、確かに存在しますよね。これも「ぺんぎんたたき」でのやりとりに出てきたことばですが。会議などで「具体に○○する」という言い方が、よくあるのです。具体的に、ではなくて「具体」。あと「一定、成果はあると思いますが」とかの「一定」。ほかにもいろいろありましたが、ちょっと忘れました。私にとっては、大阪弁のイントネーションで入っていることばなんですが。いかがでしょう、他の地域でもこういう言い方をされるでしょうか。もともとは誰かの「口癖」のようなものだったのかもしれません。それが広まって、みんながそういう言い方をしているようにも思えます。(^^;こういう「独特の言い回し」について。「具体的に○○する」とか「一定の成果はあると思いますが」と直すには、私は抵抗があるのです。(無論、こういうのはきちんと直すという流儀もあることでしょう)どんなもんでしょうね。
2006年04月17日
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念のために言うわけだけど。ここが公開の場だからといって、自分がいつも「正しいことを書いてる」つもりは全くない。単に、現時点での考え方を書きちらしているのに過ぎない。幸いというか、不幸にしてというか、表だって反論をいただくこともなく、ゴミのようなエントリーが増えつづけているわけだけど。先日、「かかわる」を漢字で「関わる」とする表記を、肯定する記事を書いた。「ぺんぎんタタキ」キャンペーンで、私が漢字にしていた幾つかのことばを「やっぱり、かなでしょう」とご指摘いただいたが、そのうちの一つがこの「かかわる」だった。そうか。やっぱりヘンなのか。だとすれば、使うには相当の根拠が必要だよな。ということで、きちんと調べてみることにした。漢字の「関わらず」は明らかに間違いで、「関わる」についても、わざわざ漢字にするには根拠が乏しいことがわかった。拙い説明をするより、参考にさせていただいたサイトへのリンクを示しておくことにする。まだ、深く読み込んでいないけれど、これだけの主張に対抗できるほどの論旨を、私は持っていない。「にもかかわらず」の研究日本語を読むための漢字辞典文部省 用字用語例というわけで。今後、「かかわる」は、潔くかな表記を採用いたします。(^^;先日の記事に心乱された方がおられましたらば、深く、ふか~くお詫びいたします。でも、ここに書いてなければ、ずっとそのまま自分のスタイルに拘り(笑)続けてたでしょう。雨降って地固まる、ということにして、どうぞ今後とも、あたたかい目で見守ってくださいませ。m(..)m
2006年04月15日
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朝っぱらから、昨日買ってきて食べきれなかったたこ焼きを食べた。冷蔵庫で存分に冷やしてあって、またそれがおいしいのだわ。「冷やしたこ焼き」ですな。(笑)たこ焼きの場合、表記の決まりで言うと「たこ焼」とは書かないのだが、たこ焼屋さんでは、そのへんまちまち。結局、日本人一般の表記感覚というのは、そういう「看板」のような目に入りやすいものがはぐくんでいるともいえるし。(笑)だって、たこ焼も焼肉も、わざわざ送りがなつけないことが多くない?看板の文字は、一種のアイコン的役割も果たしているから、余分な情報である送りがなは削られがちなのかもしれない。それで「冷やし」といえば「ひやしあめ」ですが。これは、昔から「冷し」と行書の縦書きで書かれていて、しかも「や」は送らないほうが風情がある・・・ような気がする。そういえば、最近はさすがに「冷コーあります」てな、おしながきは見なくなりましたな。「冷しコーヒー」はありますが、これはアイスコーヒーとは違う飲み物ですし。(冷しあめとセットで売られる駄飲料)「大阪ではアイスコーヒーを『レーコー』と呼びます」というのは、すでに都市伝説になってるのかな。食べ物屋さんで、おしながきを見て、悩むことは多い。「○○丼」と書いてあると、つい「○○どんぶり」と読んでしまうが、店員はたいてい「○○どんですね」と復唱して去っていく。間違えたような気がして、ちょっとはずかしい。でも「牛カルビ丼」を「牛カルビどん」と言うのは、ツウぶってるように聞こえはすまいかとか。単なる牛丼ぐらいなら、「ぎゅうどんぶり」とは言わないけど、イレギュラーな商品に関してはちょっと悩む。しかし。どっかに書いたかもしれないが、とあるどんぶり屋では、「丼り」と縦書きで送りがなが書いてある。つまり、「どんぶり」は「丼り」で、「丼」は「どん」と読ませようという心算であろうかと。このようなこだわりをもって、チェーン展開されると、もうぐぅのネも出ない。恐れ入りました。いえ、おいしかったらいいんです。どう書いていても。はい。
2006年04月15日
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某所でキャンペーン張ってます「日本ぺんぎんをタタキにしよう!」が、おかげさまで佳境(?)でございます。なんやねん、それ、という方のために、ご説明しますと。(笑)私は自分のところの仕事で手一杯なので、ヒトサマのお仕事をお手伝いする機会が、まずありません。したがって、赤原稿というものをいただく機会もないのです(初めて反訳やったときを含めて2回っきり^^;)。日頃から、自分の原稿ってのは、ほかの同業者さんから見て、どんなもんなのだろうと、たいへん、たいへん不安に思っています。それでこのたび「納品原稿をお返ししますから、叩いてやってくださいm(..)m」と、ある程度、存じ上げてる方にお手伝いをお願いしたのでありました。さて、いつもエラソに講釈たれてるぺんぎんが、どんなふうに叩かれるか、楽しみにしといてください。(^皿^)あ、お手伝いくださった方、ここ見てらしたら、直接叩いてくださってもいいですからね。わはははは。←太っ腹そうに見えるが、じつはビビってるそれでやっと本題。さくさく堂さんのエントリー、 1と一といちとワンのコメントでも書きましたが。ちょうど、この話題が、メールのやりとりの中で出てきたのです。アラビア数字と漢数字の使いわけの基準が、その方と私とで、ちょっと違っています。私は「みっつ」を「三つ」と書き、その方は「3つ」と書いておられました。結論から言えば、「一つの原稿の中で統一してあれば、どちらでも構わない」ということですが、私のイイワケはこんなでした。------------------------------------------「3」という数字には「みっ」という読みはないやんか(笑)というのが根拠といえば根拠です。>ヘリクツとも言う(^^;数え上げているものはアラビア数字を使うことが多いですし。「3つ」も、最近では違和感のなくなっている表記ではありますよね。『ことばの表記の教科書』には「和語で数えるものは、漢数字で書く」とありますね。「九日(ここのか)目」とかいうのも同様ですね。『日本語表記ルールブック』日本エディタースクールというのも、私がよりどころにしている本なのですが、こちらも「原則としてアラビア数字で表記する方針であっても、次のようなときには漢数字を使用するので、方針を決めて整理する」とあり、例として「訓読みのもの(一つ二つはこれに該当)」「概数」「熟語・慣用の決まった語」というのが示されています。ただし、「訓読みのもの」については、「1つ、2つとする方法もある」と、実情に即したコメントもついています。で、悩むくらいなら(笑)、これらの方針を採用しようかな(現時点で^^;)ということです。和語だ漢語だと毎度悩むのも、現実的ではないですし(「和語漢語」は何よりガッコであまり教えない)。『ことばの表記の教科書』より『日本語表記ルールブック』の主張のほうが、私は好きです。「一つの文書に混在しなければいい」という。だから、どっちが正しいという問題ではなく、どういう方針なのかというだけのことです。それで、教えていただいたのですが、通信教育のテキストには、こんな一文があります。「順序・数量をあらわす数字は、原則としてアラビア数字を用いる」「数字部分について、他のどの数字とも入れ替えのできるものについては、アラビア数字を用いる」さくさく堂さんの書いておられる>目安の一つは、「に」「さん」……の置き換えができるかどうかですね。は、これと同じ考え方なんだと思います。これはこれで、すでに定着している方針なのでしょう。わかりやすいですしね。昔、とある速記の方のサイトでも、この方針を見た憶えがありますので、その世界では標準的なのかなあと。(違ってたら教えてください>速記の方々)そういえば、昔の通信教育は、速記の方がテキストを作っておられましたんですよね~。(トオイメ)で、私が書いてるのは、割と「明朝体で印刷するモノ」を想定したあたりの方針かなと思います。ゴシックだと、また違ってくる(笑)。(漢数字は単調なデザインだというのが理由)納品した原稿が「ワード、明朝体、プリンターでの刷りだし」で使われるのは、そんなに稀なことではないと思います。だから、というのはまあ、壮大なイイワケでして、本心は「あ~っ、毎回悩むのはメンドウだ~(☆_@;)☆ \(`-メ)」でも、また気が変わるかもしれない。「統一すればいいのさ」と嘯きながらね。(笑)結局。「統一」と「きまり」とのせめぎ合いが起きることが必至なものは、みんな悩むんじゃないかなあ。ほかにもありますよね。こういうことば。(^^;まあ、このあいだから、独断でトバシネタばかり書いてますから、コイツがとんでもないうっかりものだということは、皆さん、おわかりいただいたかと思います。(笑)ですから、これだって「私はこういう方針にしてます~」ってことにすぎません。オマエはアホか、というご意見(笑)も、謹んで拝聴いたします。・・・・で、オチの代わりに。さっき、図書館から借りた本をめくっててみつけた至言。「手を抜けば文章は自然に長くなる」orzうぇ~ん、すみません。
2006年04月14日
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先日、Googleのアップデートの件について書いてますが、その情報の真偽はともかく、得られた結果についての考察にはどうやらまちがいがあるのではないかということがわかりました。検索結果の変化は、不正なリンクがどーたら、ってのは関係ないみたいです。(^^;なんや、えーかげんな話を持ち出して、人をケムにまいたりして申し訳ありませんでした。m(..)mいや、まあ、それが絶対ないかどうかはわからんけど、少なくとも別の「大きな」理由があることが判明。それは「デフォルトがフレーズ検索」になったということのようです。(←ほら、すごい弱気よ、もう)よっぱりさんも、Googleでの検索結果で、いろいろ検証してくださっています。11月の検索結果について、もう検証するすべがないので、アレですけど。(笑)いまは、普通に検索窓に4文字入れても、フレーズ検索になってます。昔は、勝手にことばを分解して検索してたよねぇ。熟語がバラバラにならないようにするには、「""」とか使うってのが、オヤクソクで。「地域福祉計画」なんてのを入れてみたら、やっぱりフレーズ検索してるし。うわっ。「障害者福祉作業センター」なんてのまで、フレーズにされたっ!「障害者福祉作業センターはなまる広場」だと、該当なしだっ! んなバカな~っ!・・・・あ、しまった。「福祉作業センターはなまる広場」だと、ちゃんとありました。でも「障害者」がつくとヒットしないなんて、なんか理不尽やなあ。閑話休題。これは表示順位に、すごい変動がありそうですね~。何にせよ、今までの挙動を前提に検索すると、うまくいかない可能性もあります。ざっくりした検索、カンタンに目的のものが出てくる検索、というところでは、このほうが使いやすくなったんですが。つまり、フレーズのうちのどこかが間違ってる場合(テープ起こしで不明語検索するときはありがち)などは、うまく目的のことばに辿り着けないかもしれない。私の阿呆な誤解は措くとしても、こちらはもしかしたら、ちょっと知っておいたほうがいいことなのかもしれません。でもなあ、そういえば一カ月ぐらい前から、フレーズになってたような気もするしなあ・・・調べれば、どこかに情報があるんでしょうが、もうめんどくさい~。(☆_@;)☆ \(`-´メ)
2006年04月12日
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そもそもの話題は【一気通貫】だったんですけどね。よっぱりさんが、以前、同じことばについて書いておられました。いっきつうかんで、さくさく堂さんも書いておられたので、ちょっとググってみたんですが、その結果にちょっと驚くことがありました。本来の内容とは、あまり関係ありません。Googleの検索結果の、ここ最近の変化についてです。よっぱりさんの記事には、>「一気通関」で28000件もヒットという記述があります。(2005/11/15)でも今日の結果は、なんとこれだけになっています。一気通関 の検索結果のうち 日本語のページ 約 146 件逆に一気通貫 の検索結果のうち 日本語のページ 約 76,600 件この差はすごいです。どうやら、4月5日にGoogleのアップデートがあったそうで。不正な(とGoogleが判断した)リンクなどを一掃したらしい。ある種のギャンブル用語でもあり、しかもカンタンに変換できないため、間違った(現時点では間違いと言えるでしょう)表記のまま、ネット上に大量に流れていたのでしょうか。Googleから不正とはじかれてしまうようなサイトも、多くあったのかもしれません。これぐらいの差があれば、混乱することもなかったよね~。(._.)あたりまえの話ですが、Googleの検索結果は、ずっと同じではないのです。昨日ヒットしなかったことばが、今日はヒットするかもしれない。・・・まあ、滅多にないでしょうけどね。(^^;ちなみに、このブログはまだGoogleにインデックスがありません。「一気通関」でヒットする日まで、興味深く見守ってい・・・(☆_@;)☆ \(`-´メ)
2006年04月11日
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さいご。最後と最期。どっちのつもりで言ってるのか、推し量るのがコワイことば。「最期」を使うのは、なんか相当アブナイような気がする。文字に込められた意味が、最大限に重っ苦しいだけに、安易に使えない。かと言って「最後」では違和感がある場合。・・・・さいご。なんか間抜けな気がするけど、そうするしか仕方ない。ねぇねぇ、せんせー。頭の中、見せてよぉぉぉ。(>_
2006年04月11日
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音声再生ソフト、Okoshiyasu2のバージョンアップ情報です。■2006/4/8Okoshiyasu2のVer0.04を公開しました。不具合があるようでしたらお手数ですが旧バージョン(Ver0.03)に戻して下さい。旧バージョン(Ver0.03)はダウンロードページの一番下においてあります。Okoshiyasu2私は使っていないのでわからないのですが、どこが変わったのかな~?(^^;無責任でごめんなさい。・・・って、探したらありましたがな。うーむ、半角カタカナのせいかな。文字化けして、普通には読めなかったの。Firefoxだけよ、表示できたのは。orz2006/04/8 ◆Ver0.04・[キー設定]で「再生・停止」に「矢印キー(←↑↓→)」を設定し、 使用すると、再生位置が頭に戻ってしまうバグの修正。・[キー設定]で、任意の「機能」の「現在のキー設定」を「解除」した後、 「キャンセル」した場合、次回[キー設定]を表示させた時に「現在のキー設定」 が表示しなくなるバグの修正。・停止中でも「速度」「ピッチ」を変更可能にした。・リセットボタンを追加。・スペクトラム表示を追加。・Helpの内容を追記。・その他、こまごました追加・変更を実施。mojoさん、お疲れさまでした~(^_^)
2006年04月11日
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「こんな」(たぶん「そんな」「あんな」「どんな」も)が、軒並み「このような」になってる事例もありました。ふーーーーーん。そういう流儀もあるのねぇ。指示語に、そないようけ字数(じかず)を使こぅたら、ちょっとくどぉなるような気ぃするわぁ。・・・若者っぽい?(*^_^*)たまにはいいけど、これも機械的人力変換はイタダケないかな。
2006年04月10日
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機械的人力変換というのか、なんというのか。そういう方面で引っかかることばというのもありますな。ある種のことばは「話しことば的」であるとして、文字にする時に、強制的に変換がかけられる。そのこと自体は、別に構わないのですが。とある原稿。「ちゃんと」を連発する話者だったのだけど、おおむね「きちんと」に変換されていました。うーん。「ちゃんと」って、そんなに「ちゃんとしてない」ことばでしょうか。(^^;私はそのまま「ちゃんと」を使います。たとえば。(たとえが悪いかな^^;)「ちゃんと片付ける」と「きちんと片付ける」が、まったく同じことを意味しているとは思えませんもの。前者は「首尾良く片付ける」というニュアンスで、後者は「整然と片付ける」という雰囲気があるように思いません?・・・・アタシだけですかね。(笑)
2006年04月10日
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感染症の話。・・だから、うつらないように対策を・・・まだ悩んでます。感染症ですよね。『感染るんです』ってマンガがチラチラしてヤなんです。けど、でも。話者のイメージとしては、どうなんだろう。なんとなく、漢字で「感染らないように」と思ってるんじゃないかと、そんな気が。こういうの、ありませんか。「話者の頭の中が見たい」ような表記。推測したってしきれない、どっちやねん、という表記。
2006年04月10日
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○○にかかわる人たちが・・・・表外訓だというのが、仮名表記の理由。でもなあ。ガッコで普通に習うし、使うと思うが。「○○に関わる問題」とかって。ここで、わざわざ「これは表外訓だから、かなにしなさい」ってセンセはいないと思う。「おまえなあ、『関わる』ぐらい、漢字で書けや~」と言われやしないか?たいていの日本人は、日本語の表記をガッコで学ぶのです。場合によりますが、ガッコで習ったことは、まあ正しいと思ってる人が多いと思うし、わざわざ訂正される場面でもなければ、そのまま信じてるでしょう。だから、私は「関わる」は漢字なの。追記。「かかわる」を否定するものではありません。「拘わる」「係わる」は、ちょっとやりすぎかとは思うけど。(^^;
2006年04月10日
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