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カテゴリ： カテゴリ未分類
随分と大仰な題名です（無念･･･かなり考えたのにいい題名が思い浮かばず！）
現在、北方謙三の『三国志』を読んでいる途中（まだニ巻が終わったところ）ですが、そこまでの感想を書く前に、少々三国志に対する思い入れを。
現在はそれほどのめり込んでいるわけではありませんが、一時期はちょっと熱中していました。多少マニアックな内容になるかもしれませんが（学術的ではないですが）ご勘弁ください。
私と三国志との出会いは、“漫画”でした。定番の横山光輝・全６０巻。
小学３、４年頃に、父がまとめて買って来た、と記憶しています。
（当時、まだ全巻は出揃っていなかったのではないかな）
父は普段漫画を読みませんが、歴史が好き（というか戦記好き？）で、子供にも読ませることが出来る歴史漫画というのは、自分も楽しめ一石二鳥だったのでしょう。
はじめの５巻くらいまでは、全体的なトーンも暗く絵も馴染みにくくて（飢饉の場面など）なかなか読み進まなかったのですが、高学年の頃にはかなり読むようになり、中学生の頃にはすっかり夢中になっていました。クラスでも流行って、よく鞄に漫画を詰め込んで学校に持っていき、友達に貸していたものです（女子には相手にされなそうですね、苦笑）
この頃（小学生の時かも）は、テストなどが終わると、用紙の裏に知っている武将の名前を書き連ねていた記憶があります（あぶない？）まずは“張”のつくやつからとか。少なくとも何十という単位では書いていたかと。
主人公が死んでも続いていく、入れ替わっていく、かわった漫画だなぁと。
それが歴史の授業で三国志を取り上げたとき、あの壮大な物語（６０巻の漫画）が、教科書ではたったの２、３行で一瞬にして終わってしまったのがショックでした。このことがあって、やっと歴史ものだというように意識したのだと思います。で、もっと三国志を知りたいという欲求が生まれ、いろいろなものに手を出していきます。
まず、吉川英治から読み始めました。歴史小説は初体験で、こんなに漢字が多いものを読んだのも初めてだと思います。何故か、西涼の馬騰軍の印象が強いです（程銀だとか、笑）
あとは、ゲーム。やはりコーエーです！「Ⅰ」からやったと思いますが、はじめは少々とっつきにくかった。その点、ナムコの三国志には嵌りました（中学１年の頃か）武力が簡単に上がってしまう(武器を与えると)ので体力がある武将がもてはやされました。そうすると、兀突骨が張遼などよりも強くなってしまうという由々しき事態が･･･（笑）その後、ゲームは光栄が中心となりました。今、どこまでいっているのかわかりませんが、ＰＣ版のⅦを持っているので、Ⅵまではゲーム機でやっていたはずです（どれがどれだかわからん）
やはり登場人物の多さが、魅力的だったのでしょう。
一人一人をもっと良く知りたいという思いが出てきたような気がします。
『三國志人物事典』渡辺精一(講談社)、これはかなり読んだ記憶があります。
この本の【張嶷(ちょうぎょく)】の項を読んで、猛獲に対する“七擒七縦”をはじめとする南方平定は、張嶷の行った手法を諸葛亮の手柄にしたものだ、ということを知って驚きました。
このあたりで【演義】と【正史】について、少し意識したのかもしれません。
一つ一つ考察するなどという根気はなかったので、あくまでイメージとしてです。
それまであった蜀絶対主義(こんな言葉はないか)を改めました。
横山三国志の【周瑜】【魯粛】などは完全な引き立て役で、あまりに可哀想。
この辺りの同情もありますし（笑）水軍というのも魅力を感じます。
曹操は、本人も人材も凄すぎて･･･逆に応援しがいがない、といいますか(笑)
嫌いではないですけど。
扱っているものにより、それぞれの人物、陣営の印象はかなり違ってくるので、いろいろ読み比べてみるのも面白いかと思います。私はあまり読み比べをしていないので“三国志通”という顔は出来ませんが。（正史もきちんと読んだことはないですし。）
こんなに長くなるとは思わなかった（苦笑）
現在、北方謙三の『三国志』を読んでいる途中（まだニ巻が終わったところ）ですが、そこまでの感想を書く前に、少々三国志に対する思い入れを。
現在はそれほどのめり込んでいるわけではありませんが、一時期はちょっと熱中していました。多少マニアックな内容になるかもしれませんが（学術的ではないですが）ご勘弁ください。
私と三国志との出会いは、“漫画”でした。定番の横山光輝・全６０巻。
小学３、４年頃に、父がまとめて買って来た、と記憶しています。
（当時、まだ全巻は出揃っていなかったのではないかな）
父は普段漫画を読みませんが、歴史が好き（というか戦記好き？）で、子供にも読ませることが出来る歴史漫画というのは、自分も楽しめ一石二鳥だったのでしょう。
はじめの５巻くらいまでは、全体的なトーンも暗く絵も馴染みにくくて（飢饉の場面など）なかなか読み進まなかったのですが、高学年の頃にはかなり読むようになり、中学生の頃にはすっかり夢中になっていました。クラスでも流行って、よく鞄に漫画を詰め込んで学校に持っていき、友達に貸していたものです（女子には相手にされなそうですね、苦笑）
この頃（小学生の時かも）は、テストなどが終わると、用紙の裏に知っている武将の名前を書き連ねていた記憶があります（あぶない？）まずは“張”のつくやつからとか。少なくとも何十という単位では書いていたかと。
主人公が死んでも続いていく、入れ替わっていく、かわった漫画だなぁと。
それが歴史の授業で三国志を取り上げたとき、あの壮大な物語（６０巻の漫画）が、教科書ではたったの２、３行で一瞬にして終わってしまったのがショックでした。このことがあって、やっと歴史ものだというように意識したのだと思います。で、もっと三国志を知りたいという欲求が生まれ、いろいろなものに手を出していきます。
まず、吉川英治から読み始めました。歴史小説は初体験で、こんなに漢字が多いものを読んだのも初めてだと思います。何故か、西涼の馬騰軍の印象が強いです（程銀だとか、笑）
あとは、ゲーム。やはりコーエーです！「Ⅰ」からやったと思いますが、はじめは少々とっつきにくかった。その点、ナムコの三国志には嵌りました（中学１年の頃か）武力が簡単に上がってしまう(武器を与えると)ので体力がある武将がもてはやされました。そうすると、兀突骨が張遼などよりも強くなってしまうという由々しき事態が･･･（笑）その後、ゲームは光栄が中心となりました。今、どこまでいっているのかわかりませんが、ＰＣ版のⅦを持っているので、Ⅵまではゲーム機でやっていたはずです（どれがどれだかわからん）
やはり登場人物の多さが、魅力的だったのでしょう。
一人一人をもっと良く知りたいという思いが出てきたような気がします。
『三國志人物事典』渡辺精一(講談社)、これはかなり読んだ記憶があります。
この本の【張嶷(ちょうぎょく)】の項を読んで、猛獲に対する“七擒七縦”をはじめとする南方平定は、張嶷の行った手法を諸葛亮の手柄にしたものだ、ということを知って驚きました。
このあたりで【演義】と【正史】について、少し意識したのかもしれません。
一つ一つ考察するなどという根気はなかったので、あくまでイメージとしてです。
それまであった蜀絶対主義(こんな言葉はないか)を改めました。
横山三国志の【周瑜】【魯粛】などは完全な引き立て役で、あまりに可哀想。
この辺りの同情もありますし（笑）水軍というのも魅力を感じます。
曹操は、本人も人材も凄すぎて･･･逆に応援しがいがない、といいますか(笑)
嫌いではないですけど。
扱っているものにより、それぞれの人物、陣営の印象はかなり違ってくるので、いろいろ読み比べてみるのも面白いかと思います。私はあまり読み比べをしていないので“三国志通”という顔は出来ませんが。（正史もきちんと読んだことはないですし。）
こんなに長くなるとは思わなかった（苦笑）
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