†癒しの犬耳姫†のネカマ日記☆

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どうしてこのゲームを始めたのか。

ただ単純に、暇だったからだ。
元々ゲームは好きな方で、その直前までCivilization3Conquestにハマっていた。
PC用のゲームで、文明を発展させ敵の文明を皆殺しにするという典型的アメ公ゲームである。
あと1ターン、あと1ターンを繰り返し気づけば一日が終わる悪魔のゲームである。
恐怖の中毒性のあるゲームだが、流石に何ヶ月もやって飽きていたところだった。
そんな折に赤石というゲームに会ってしまう。

MMOというものに興味はあったが如何せんネットで金を払うのが馬鹿らしい自分。

なりきりチャットにエロチャット、見た目だけで色々選んでる奴らばかりだった。
MMOに対する印象は最低に最悪である。(DIAやUOをやってる奴らがいなかった)
そんな中でクローズドで遊んでいた知り合いからやってみと言われたのが赤石であった。
誘った本人は早速ROに戻って行ったので一人で開始。
タダでできるという事で、試してみようと思ったのである。
当時は既にBISが実装されており、剣士・弓・WIZ・BISから選べた。
私は筋肉男が好きなので迷わず戦士を選択。
どうでもいいことだが小奇麗だがこの筋肉はソソらねえ、というのが日本絵師に対する感想。
要するに、この絵師の絵は綺麗だが野生味が欠片もない。
ウルフマンも戦士も武道家もこの辺りは公式絵は韓国の方が余程素晴らしいと思う。
女キャラについては言うまでも無く韓国の絵はお断り。


病気のコボルトを横殴りしつつ殺しまくった後、地下墓地へ移動。
人に話しかけるなんて怖くてできないので兎に角ソロである。
今考えるとお前何のためにMMOしてんだよという話ではあるが、
如何せん「はじめてのえむえむおー」なので、何をしていいかもよくわかっていない。
小学生のドラクエ感覚で、ただ敵を殺して物拾っているだけ(バグで金は拾えなかったが。)

そこで狩りをしていた人に話かけてアイテムの売り方などを教えてもらったりしたが、
PTを組むのがよくわからなかったのでPTを組まずバラバラに狩っていた。
そこに、PTの人たちが狩り場を求めて乱入してきた。
その中の一人がWiz_Mintさんで、私の最初の友録の人である。
PTに入れてもらった経緯は多分無言勧誘である。
とりあえずMMOがよくわかっていない私、無言勧誘など何一つ気にせず大喜びで入ります。
色々狩り場をまわったりよくわからない会話をしたり、最後は確か狼洞窟ヴァンプで狩った。
当時は最速ブーン命のゲームであって、茶色のアイテムが出たのを見たのだが、すぐ消える。
当時Uの存在も知らず、「さっきのなんだったんだろう?」で済ました記憶がある。
個人との思い出を懐かしむと限りなく長くなるので悲しみながら割愛するが、
ファミコンがこの世に出た時のような、初めてファミコンを触った時のような、
そういったワクワク感みたいなものが、そこにあったことは記憶している。

さて、アジトB1・ハノブ展望台・廃鉱前オーク・ヴァンプと厨ロードを辿る私。
その間にも友録は増え、レベルはそれなりに上がっていった。
アルパスB3でチリを初めて目撃し、3桁の黄ダメを見た時は本当にビックリした。
赤鯖でプレイしレベルがあがっていくにつれて、ある一つの事実が頭を悩ませる。
クローズドを最初からやってる連中と比べてアイテム資産が決定的に違うのである。
本当にしったかめっちゃかなOPが様々な物についていた時代である。
力固定リング・攻撃速度OP付矢等、今見ても「壊れた」アイテムが大量にあるのだ。
勿論世間で人気だったのは防御効率装備とUであったが、
防御効率レベル8ショルダーパッドや氷無限矢等が平気で余っている人間達と比べて
私の装備は素のショルダーパッドに弱効果火攻撃がついたものである。
それだってマックス補正ですらない。
当時レベル150を超えている人間が一人もいない中、それだけの差があったのだ。
そんな中で黄鯖が新設され、新鯖で心機一転やるべか!という話が持ち上がった。
一応何人か耳が通じた知人には一緒に来ない?と誘ったがほとんどの人は赤鯖に残った。
そして、何人かには耳が通じなかった。
ぎりりさんとWiz_Mintさんの二人に別れが言えなかったのは私の赤鯖における最大の失態。

黄鯖に移動して、既に1年以上が経っている。
当時一緒に麻薬ヴァンプやアルパスで戦った奴らのほとんどはもう赤石にいない。
元お茶会の連中に至っては私を含めて生きているのが5人まで減ってしまった。
情報解析も何処にどんな敵がいるのかも全てが謎だった時代。
どういった狩り場でどうすればレベルがあがりやすいのかもよくわかっていなかった時代。
まだスフィアも出ていない時期であったから本当に長い時間を使ったと思う。
けど、当時のような楽しみ方をする事はもう二度とない。
今でもこのゲームを続けていると言う事は何らか私にとって楽しい要素はあるということだ。
しかしそれは、ある種惰性にも似た中毒的症状なのかもしれない。

初めてドラクエ3をした時、ストーリーの長さに本気で感動した。
こんなに長い時間遊べていいのか、そう思った。
何もよくわかっていないまま楽しんだ。
色んなゲームをしていくにつれて、そういうことに慣れていった。
今の子供達がドラクエ3をやっても何このクソゲーと言うだろう。
グラもショボけりゃ音もショボい。挙句にすぐ冒険の書が消える。
こんなのの何が楽しいんだと言うかもしれない。
でも、当時の僕らにはそれで十分だったんだ。

私は今武道家が329で、デフ古代遺跡に行くかスウェブor塔でソロをするかしかない。
他の狩場?マズすぎて行く気がおこらない。
そう、慣れてしまっているからこういう発想になってしまうんだ。
願わくば、「それで十分」といえる精神状態にもう一度戻れることを。





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最終更新日  2006年06月02日 08時06分16秒
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