田中およよNo2の「なんだかなー」日記

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2004年09月14日
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テーマ: ニュース(100224)
カテゴリ: 超硬派
栃木の男の子二人が行方不明になった事件で小林隼人ちゃんが遺体で発見された。


栃木県警のページでは同じ写真がまだ、掲載されている。
その写真を見るととても愛らしい二人だ。
だけど、行方不明者は一斗ちゃんのだけになっている。

率直にいって、助かる可能性は低いと思われる。

コンビニでパンを持ったままじっとしている話を聞いた。
きっと、取っちゃいけないと思いつつ、でも、おなかがすいていてたまらなかったのだろう。

さぞ、ひもじかったろう。


どうして、男に殺されないといけないのだろう。
どうして、父親は父親の役目を果たさなかったのだろう。

まだ、殺害の状況がよくわからないから、断言はできない。
でも、子供は寝ると重くなるし、熱くなる。
もし、下山容疑者が隼人ちゃんと一斗ちゃんを橋から投げ捨てたのだとしたら、そのぬくもりや、人間の重さを感じなかったのだろうか。

感じなかったのだろう。
腹立たしいし、残念だけれども。

ラジオをつけていると、児童相談所を大声で責めていた人がいた。
確かに、児童相談所にも非はあったのかもしれない。
でも、実際に祖母の家に預けられているし、実の父親が警察沙汰にしたくないといっている。
それ以上、彼らに何ができたというのだ。


すぐに公の児童相談所に責任を擦り付けるのはあまりにも、無責任だ。
それに、児童相談所の現場の職員の方も無念だったのではないだろうか。

一番、守らなきゃいけないのは父親じゃないか。
祖母宅からアパートに戻したのは父親じゃないか。
そして、幼い子供を殺害したのは間違いなく、小林容疑者じゃないか。

怒りの矛先が狂ってしまっている。

こんな本末転倒なことがまかり通るならば、再びこのような事件が起きてしまう。

そして、僕は残ってしまった、残された人々について考える。

まず、下山明宏容疑者。
親になるには幼すぎたんじゃないか。
いや、人間になるには未熟すぎるんじゃないか。
怒りと、人間への絶望が生まれる。

父親の小林保徳さん。
徐々に明らかになると思うが、彼は一体、何をしてたのだろう。
どうして、こうなってしまったのだろう。
警察沙汰にしたくなかったのは、なぜだろう。
誰かになぜ、助けを求められなかったのだろう。
子供を失ってしまったことには同情はある。
彼も被害者である。
それでも、正直、憤りと疑問を感じる。

そして、一斗ちゃんと、隼人ちゃんのお兄ちゃん。
別の場所で暮していたから、生きているようだ。
この子は何を感じているのだろう。

さらに、下山容疑者の子供達。
彼らはこれからどうやって、生きていくのだろう。
誰が引き取ってくれるのだろう。
親のために、この子供達はひどい視線を浴びていくのだろう。
自らの中にも罪悪感も生まれてしまうのかもしれない。
この子供達も可愛そうだ。

最後に、一時期、隼人ちゃんと一斗ちゃんを引き取った祖母。
彼女は必要以上に自責の念に駆られているかもしれない。
一緒に孫と過ごした日々が可愛いいほど、祖母にとっては辛い気持ちになるのだろう。

もう一度、ご冥福をお祈りする。
生まれ変われば、喜びも悲しさも体験できる人生を歩んでください。
絶対に。

※お父さんの小林保徳さんの会見をみて、ちょっと書き加えました。
確かに、児童相談所も父親も殺すまでは思わないですよね。

※9月16日
ついにお兄ちゃんの一斗ちゃんの遺体も発見されました。
予期していたとはいえ、実際、発見されると辛いですね。
ガソリンスタンドでの執拗な暴行、下山容疑者の子供が起きた「ぎゃーっ」という泣き声、仲のよかった二人など、話が明らかになればなるほど、怒りと悲しみがこみ上げてきます。
ご冥福をお祈りいたします。





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最終更新日  2004年09月14日 23時00分27秒
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