田中およよNo2の「なんだかなー」日記

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2004年12月09日
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カテゴリ: ほどよく
探しにくくなったもの。

青っ鼻たらした子供と公衆電話。 
青っ鼻が消えた理由は曖昧だけど、公衆電話の理由ははっきりしている。

携帯電話の普及である。

僕も化石的に携帯電話を持たないことを貫いていた。
でも、もう持って21ヶ月以上が過ぎてしまう。
改めてシーラカンスの偉大さを思い知る初冬である。
寒さが原因ではないのだろうが、ここ数日、携帯の電池がなくなりやすくなった。

完全に電池がなくなって、プッツップーの悲鳴を最後に切れてしまった。


公衆電話の台は残っていた。
ただ、台に乗っているモノが違っただけだ。

携帯電話の充電機だった。
コインを入れる急速充電機だ。

「接ぎ木みたいですんまへん」と台座より狭い充電機の肩幅が物語っていた。

なんか、モノ寂しい気がした。
でも、電池がない携帯電話ほど不安を増大させてしまうものも無い。
充電機に入れた。

充電が完了するまで時間が少々ある。
まず、トイレにいった。
次に、お菓子とジュースを買った。

やっぱり。

テレホンカードを持っていなかったのだ。

ランプが消える。充電が終わった。
携帯電話を取り出した。

公衆電話の受話器より携帯電話は軽い。

テレホンカードの自動販売機だった場所だ。

この細い幅に将来何が入るのかと、思索した。
でも、何も浮かばなかった。

そこは、しばらく、ずっと寂しいままなのだろう。
地下鉄の駅には風も吹いていなかった。





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最終更新日  2004年12月09日 22時06分06秒
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