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田中およよNo2
「なんだかなー」の気分の時にふらっとよっていける、人生の雑貨屋ページです。ちょっといいんじゃないの、なんだかこれ面白い、こんな考えやものがあってもいいんじゃないか、ってものを並べていきます。
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2005年03月20日
テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(554155)
カテゴリ： 超脱力系
友人から聞いた風俗嬢の言葉。
「わたしさぁ、田中とか、小林とか、佐藤とかわかりやすい苗字の人ってニブイ人が多いのかなって思ってたんだ。
受付のボーイが呼んでも、ちっとも反応しないんだよ。
その苗字の人達って。
なんか、おかしくない？
でもさあ、あるとき分かったんだ。
本当の田中とか、小林とか佐藤がニブイんじゃないんだって。
つまりさぁ、偽名を使ってるんだよね。
風俗だから、本名を隠してるんだよねぇ。
私も源氏名に慣れるの時間かかったもんね」
きっと、私も駅で何回か「田中さん」と呼ばれていたのだろう。
でも、気が付かなかった。
なにしろ、僕の本名はとてつもなく珍しく、あまり「田中さん」と呼ばれるケースはない。
第一、田中さんさんなんて、何人もいるじゃないか。
とある駅で「田中およよNo2」として知り合った人と待ち合わせをしていたのだ。
相手が気を気を遣ってくれて何度も「田中さん」と呼んでくれていた。
そして、最後の手段を使ってくれた。
駅員ははずかしそうに渋っていたがしかたない、と放送をし始めた。
「田中およよさん、田中およよさん、お連れの方がお待ちです」
俺のことだぁ。
さすがに、ここで分かった。
小走りで、駅員室に向かった。
おかげで僕は待ち合わせをしてた人に会うことができた。
名前を言うと、いつもは聞き返されたりする。
何度も自分の名前を相手に伝えるのはじゃまくさいし、やりたくない。
でも、珍しい名前もいいものだなと、考えた。
人と違って、区別がしやすい。
憶えてしまうと間違える可能性さえない。
だって、およよという珍しいハンドルネームだったから、ニブイ僕でも分かったのだから。
最後に、名誉のために言っておくけど、待ち合わせの相手は風俗嬢ではない。
「わたしさぁ、田中とか、小林とか、佐藤とかわかりやすい苗字の人ってニブイ人が多いのかなって思ってたんだ。
受付のボーイが呼んでも、ちっとも反応しないんだよ。
その苗字の人達って。
なんか、おかしくない？
でもさあ、あるとき分かったんだ。
本当の田中とか、小林とか佐藤がニブイんじゃないんだって。
つまりさぁ、偽名を使ってるんだよね。
風俗だから、本名を隠してるんだよねぇ。
私も源氏名に慣れるの時間かかったもんね」
きっと、私も駅で何回か「田中さん」と呼ばれていたのだろう。
でも、気が付かなかった。
なにしろ、僕の本名はとてつもなく珍しく、あまり「田中さん」と呼ばれるケースはない。
第一、田中さんさんなんて、何人もいるじゃないか。
とある駅で「田中およよNo2」として知り合った人と待ち合わせをしていたのだ。
相手が気を気を遣ってくれて何度も「田中さん」と呼んでくれていた。
そして、最後の手段を使ってくれた。
駅員ははずかしそうに渋っていたがしかたない、と放送をし始めた。
「田中およよさん、田中およよさん、お連れの方がお待ちです」
俺のことだぁ。
さすがに、ここで分かった。
小走りで、駅員室に向かった。
おかげで僕は待ち合わせをしてた人に会うことができた。
名前を言うと、いつもは聞き返されたりする。
何度も自分の名前を相手に伝えるのはじゃまくさいし、やりたくない。
でも、珍しい名前もいいものだなと、考えた。
人と違って、区別がしやすい。
憶えてしまうと間違える可能性さえない。
だって、およよという珍しいハンドルネームだったから、ニブイ僕でも分かったのだから。
最後に、名誉のために言っておくけど、待ち合わせの相手は風俗嬢ではない。
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