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田中およよNo2
「なんだかなー」の気分の時にふらっとよっていける、人生の雑貨屋ページです。ちょっといいんじゃないの、なんだかこれ面白い、こんな考えやものがあってもいいんじゃないか、ってものを並べていきます。
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2007年04月05日
テーマ： 今日聴いた音楽(75748)
カテゴリ： ほどよく
「OVER DRIVE」（ 「MIRACLE DIVING」
収録）はJUDY AND MARY（以下JAM）の出世作である。
永作博美さんが出演していたカローラツーリングワゴンのCMに使われていた。
この曲が出るまでは、JAMはそんなに有名じゃなかった。
ミュージックステーションでも、キワモノっぽく扱われていた。
「DAY DREAM」とか、「Hello! Orange Sunshine」の衣装だったら、仕方がないのだけど。
かなり、イッてた。
同時に、JAM時代で一番YUKIさんのお腹がぽっこり…
まあ、太ってた時代でもある(苦笑)
それで、誰をライブに呼ぶかとの話をしたときにJAMの名前が出た。
僕は賛成した。
だって、これからってのはわかってたし、ちょうど良い時期だと思ったからだ。
ライブのアーチストを選ぶ先輩も納得していたようで、交渉をした。
そしたら、返事はこうだった。
「関関同立以上の偏差値の大学しかいきません！！」
これをいうと、大学が四つくらいに絞られるけど、僕の大学は関関同立のすぐ下の大学である。
しかも、僕の大学の、僕の学部は、文系では関関同立の下の大学郡の中では一番、偏差値が高かった。
だから、一回生の四～五月にかけての我々の学部の主な話題は関関同立の入試問題である。
しかも、入試で、あと何点あったらここにはいなかったと、言い合う。
自らを傷つけ、相手を馬鹿にしながら、しかし、互いに慰めあっているという奇妙な場所であった。
暗い。
考えるだけで、戻りたくない…
さてさて。
というとこで、それ以後、その先輩の前でJAMの話をすると、ものすごく不機嫌になった。
きっと、これは事務所とかレコード会社の方針でJAMの皆様には関知することではないのかもしれない。
ここら辺の大人の事情はJAMさんは勿論、私の関知するところでもない。
ただ、先輩は激怒していた。
と、いうことで、「OVER DRIVE」を聞くと、僕は複雑な気持ちになる。
この曲は励まされるし、いい曲なんだけど、僕は凄く好きってわけじゃない。
ちょっと、能天気すぎりような気がしてしまうし、サウンドもちょっと甘い。
ように思う…
リズムをたたくなら、たたく。
ギターで踊るなら、踊るのどっちかにしてくれよと思う。
半端な印象がある。
素人なんで、申し訳ないけど。
ただ、これは狙いだったのかぁという気がしなくもない。
半端を狙ったのではなくて、トゲを抜いたのだ。
強力なタイアップがつく、じゃあ、まずは、そこそこ売れるラインでいこうって。
独自性とかバンドの理想を追求するのは、その後でもいいって現実的な判断があったのではなかろうか。
確かに、この曲は口当たりがいい。
歌詞も、まあ、ポジティブで明るくて、きれいだ。
夏を歌ってるJAMの初期の曲にしては夏っぽさが無理なく出ている。
俺達、売れようと思えば、このくらい簡単だっていう、割り切りもある。
でもね…
特に初期のJAMは夏の曲よりも、冬の曲のほうがいい。
「BLUE TEARS」「クリスマス」とかね。
でも、まあ、「OVER DRIVE」をきっちちといけたから、ラストシングル「 ラッキープール」 をJAMはリリースできたのかな、とも思う。
それと、やっぱり、タイアップと「OVER DRIVE」がなければ、JAMはFM曲のヘビーローテーションで終わってしまったかもしれないと思うと、貴重な曲だったんだろうな。
僕の好みは別にして。
まあ、そういうわけで、たまには辛口でいかせてもらいました。
なにしろ、事情というか、因縁がございますので(苦笑)
およよ。
※もっと、「なんだかなー」なら『 目次・◎ものがたり 』まで
永作博美さんが出演していたカローラツーリングワゴンのCMに使われていた。
この曲が出るまでは、JAMはそんなに有名じゃなかった。
ミュージックステーションでも、キワモノっぽく扱われていた。
「DAY DREAM」とか、「Hello! Orange Sunshine」の衣装だったら、仕方がないのだけど。
かなり、イッてた。
同時に、JAM時代で一番YUKIさんのお腹がぽっこり…
まあ、太ってた時代でもある(苦笑)
それで、誰をライブに呼ぶかとの話をしたときにJAMの名前が出た。
僕は賛成した。
だって、これからってのはわかってたし、ちょうど良い時期だと思ったからだ。
ライブのアーチストを選ぶ先輩も納得していたようで、交渉をした。
そしたら、返事はこうだった。
「関関同立以上の偏差値の大学しかいきません！！」
これをいうと、大学が四つくらいに絞られるけど、僕の大学は関関同立のすぐ下の大学である。
しかも、僕の大学の、僕の学部は、文系では関関同立の下の大学郡の中では一番、偏差値が高かった。
だから、一回生の四～五月にかけての我々の学部の主な話題は関関同立の入試問題である。
しかも、入試で、あと何点あったらここにはいなかったと、言い合う。
自らを傷つけ、相手を馬鹿にしながら、しかし、互いに慰めあっているという奇妙な場所であった。
暗い。
考えるだけで、戻りたくない…
さてさて。
というとこで、それ以後、その先輩の前でJAMの話をすると、ものすごく不機嫌になった。
きっと、これは事務所とかレコード会社の方針でJAMの皆様には関知することではないのかもしれない。
ここら辺の大人の事情はJAMさんは勿論、私の関知するところでもない。
ただ、先輩は激怒していた。
と、いうことで、「OVER DRIVE」を聞くと、僕は複雑な気持ちになる。
この曲は励まされるし、いい曲なんだけど、僕は凄く好きってわけじゃない。
ちょっと、能天気すぎりような気がしてしまうし、サウンドもちょっと甘い。
ように思う…
リズムをたたくなら、たたく。
ギターで踊るなら、踊るのどっちかにしてくれよと思う。
半端な印象がある。
素人なんで、申し訳ないけど。
ただ、これは狙いだったのかぁという気がしなくもない。
半端を狙ったのではなくて、トゲを抜いたのだ。
強力なタイアップがつく、じゃあ、まずは、そこそこ売れるラインでいこうって。
独自性とかバンドの理想を追求するのは、その後でもいいって現実的な判断があったのではなかろうか。
確かに、この曲は口当たりがいい。
歌詞も、まあ、ポジティブで明るくて、きれいだ。
夏を歌ってるJAMの初期の曲にしては夏っぽさが無理なく出ている。
俺達、売れようと思えば、このくらい簡単だっていう、割り切りもある。
でもね…
特に初期のJAMは夏の曲よりも、冬の曲のほうがいい。
「BLUE TEARS」「クリスマス」とかね。
でも、まあ、「OVER DRIVE」をきっちちといけたから、ラストシングル「 ラッキープール」 をJAMはリリースできたのかな、とも思う。
それと、やっぱり、タイアップと「OVER DRIVE」がなければ、JAMはFM曲のヘビーローテーションで終わってしまったかもしれないと思うと、貴重な曲だったんだろうな。
僕の好みは別にして。
まあ、そういうわけで、たまには辛口でいかせてもらいました。
なにしろ、事情というか、因縁がございますので(苦笑)
およよ。
※もっと、「なんだかなー」なら『 目次・◎ものがたり 』まで
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