おじん0523のヒロ散歩

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2019.05.12
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カテゴリ: 東海道53次
宇津ノ谷峠を下り、岡部宿へ。

3/20(水) 11:27
坂下地蔵堂 延命地蔵尊
坂下地蔵堂は、国道一号線の新宇津ノ谷トンネル岡部口の真下に位置し、蔦の細道と
旧東海道が合流する場所の手前にある


建立年代、建立者は不明ですが、元禄13年(1700)に、岡部宿の伊東七郎右衛門、平井
喜兵衛、中野陣右衛門の三人が発願して地蔵堂を再建し、堂内の仏具をそろえ鴻鐘を
新たに鋳して鐘楼も建立した。霊験あらたかたと村人や近隣の人々に信仰され、その
霊験のあらたかさを示す二つの伝説「鼻取地蔵」「稲刈地蔵」残されている



人の安全を守り、また、堂前の木陰は旅人の疲れを癒した。
今でも8月23、24日の大縁日には、串に刺した十団子をお供えして供養している。
また、新盆供養のために遠方からも参拝客が訪れている


旧東海道脇に咲くスイセン


11:29
左上は国道一号線、「つたの細道 西口」の石柱


11:30
東海自然歩道バイパスコース
この辺りの道案内





11:31
国道一号線に合流、先の山を越えてきた





11:32
新東名「藤枝岡部インタ」の道路標識


11:37
国道一号線を越える陸橋上から、「道の駅 宇津ノ谷峠」(藤枝側上り線)
所在地:静岡県藤枝市岡部町岡部2190-1

ていたが・・・・・


この先のトンネルを通過すると右側に「道の駅 宇津ノ谷峠」(静岡側下り線)がある。
ここから東京まで195km


陸橋上から国道一号線の「廻沢口交差点」


11:39
国道一号線沿いの旧東海道(県道208号線)を歩き、ここを右折しては「大旅籠柏屋 歴
史資料館」を目指す


11:51
旧東海道(県道208号線)を歩き、道標の「大旅籠柏屋 歴史資料館」


11:53
ひたすら歩くが人との出会いもなく


11:54
旧東海道(県道208号線)沿いに「東海道岡部宿案内板」。
岡部宿は東には宇津ノ谷峠、西には大井川という難所を控えていることから、平安時
代後期より宿としての形を整え始めた。鎌倉・室町時代と発展を続け、慶長7(1602)
年に宿の指定を受けた


岡部宿は当初、川原町・本町・横町の3町で構成されていたが、交通量の増加から寛永
年間に内谷村が加わり、明治5(1872)年1月の伝馬所廃止を機に宿駅制度が急速に機能
を失うまで、東海道の要衝として栄えた。江戸時代の作家、十返舎一九の滑稽本『東
海道中膝栗毛』にも登場している


11:56
十石坂観音堂(ジッコクサカカンノンドウ)
所在地:静岡県藤枝市岡部町岡部
階段を上がった上にある、江戸時代末期に作られたお堂。内部には二基の厨子が安置
されている。また、江戸時代に駿府地誌の編集で活躍した、河野蓀園(コウノソンエン)の碑文
が残されている


入母屋造りの瓦ぶきの観音堂で内陣、外陣の境の格子は非常に細かい技巧が施されて
いる。江戸時代末期の作と思われ、この観音堂の中に二基の厨子が安置されている。

厨子一。
中央にある厨子で、宮殿造り。屋根は入母屋造り、柿ぶき(こけらぶき)で二重垂木、
妻入りである。彩色がほどこされていて江戸もやや末期の作と思われる。

厨子二。
観音堂の向かって右側にある。宝形、板ぶき屋根、黒漆塗りで簡素ではあるが品格の
高いものである。江戸も中期以降の作と思われると


11:57
菜の花が咲く旧東海道(県道208号線)を歩く


11:59
旧東海道(県道208号線)沿いに「枡形跡(マスガタアト)」の石碑


曲尺手(カネンテ)ともいう。本陣めがけて敵がたやすく侵入できないように宿場の出入り
口に設けたもので、ここは道が直角に折れ曲がっている。また、ここには木戸と番小
屋が設けられ、木戸番が毎日木戸を明六ツに開け、暮六ツに閉じた(朝夕6時)


12:03
旧東海道(県道208号線)沿いに「笠懸松(カサカケノマツ)と西住墓(サイジュウノハカ)」


ここは歌聖として有名な西行が、西住と東国へ旅をした時に起きた悲しい物語の舞台
である。「笠懸松」は右手西行山の中腹にあったが、松喰虫の被害を受けて枯れてし
まった。その根元には「西住墓」と伝えられる古びた破塔がある


12:04
旧東海道(県道208号線)の5km先に「道の駅 玉露の里」がある


東海道岡部宿「立光山不動尊」


12:05
岡部川に架かる「岡部橋」


欄干にある浮世絵


12:05
旧東海道(県道208号線)、直進して島田方面へ


12:06
旧東海道(県道208号線)から右側へ入り「浄土宗 専称寺」へ


西行座像。
西行法師の旅姿をした座像で白木彫りの作りである。像底裏に「享保11年(1726)江戸
の湯島天神の西にいた柑本南浦(コウシモトナンポ)が最林寺(川原町、文化5年焼失)に奉納」
の意味の銘がある。江戸時代後期の作と思われる。

不動尊立像。
一木彫り立像で忿怒の形相が力強く表現されている。鎌倉前期のものといわれている。

二体とも当山専称寺にて保管されている


浄土宗 専称寺。
所在地:静岡県藤枝市岡部町岡部663
江戸時代から伝承されてきた「一ト火」というお灸で有名なお寺


専称寺本堂に掲げられた扁額


石柱に「旧山門跡」


12:10
浄土宗 専称寺の旧山門跡の石柱


12:11
岡部宿、旧東海道の道筋、周辺案内図


旧東海道(県道208号線)へ戻り「大旅籠柏屋(オオハタゴカシバヤ)」
ここまで自宅から、19,000歩。
所在地:静岡県藤枝市岡部町岡部817
旅籠とは江戸時代の宿泊施設。柏屋はその規模から「大旅籠柏屋」といわれ、岡部宿
を代表する旅籠でした。柏屋を経営していた山内家は、旅籠と質屋を兼業し、田畑の
集積も進め、その富を背景に代々問屋や年寄などの宿役人をつとめる、岡部宿でも屈
指の名家でした。
柏屋は随所に当時の面影が残る、東海道筋の貴重な建物で、平成10年には国の登録有
形文化財認定された


柏屋の建物。
延べ床面積は約331㎡(約100坪)。柏屋は、文政と天保の2回、岡部宿の大火で焼失し
ていますが、当時の『類焼見舞覚』や『諸入用之覚』などの資料によれば、天保6年(
1835)に「棟上げ」をしているので、江戸時代後期の建造物であることがわかると


主屋歴史資料館
かしばやの雛まつり「好光作 等身大雛人形」。
雛祭りをしていたので、入館料を購入して「主屋歴史資料館」へ入る。
弥次さん喜多さんも座り、いっぷく


好光作 等身大雛人形 
等身大の雛人形は、市内で雛人形を製作していた職人が、自らの技術向上のために等
身大雛人形の製作を思い立ち、昭和44年に完成した。その大きさから段飾りで飾った
のは、お披露目のときの一回だけといわれている。その後雛人形は旧岡部町に寄贈さ
れて、大旅籠柏屋で毎年飾られるようになった。等身大の雛人形として十五人飾りは
珍しく、さまざまなメディアからも取材を受け話題となっている


主屋歴史資料館「みせの間」。
江戸時代に建てられた「大旅籠柏屋」は、当時の旅籠の様子や人々の暮らしぶりが一
目でわかる貴重な資料館。一階のみせの間と二階の客間では、弥次さん、喜多さんが
あなたのお越しをお待ちしていますと


畳の「野郎畳(ヤロウダタミ)」
縁(ヘリ)をつけない畳。坊主縁(ボウズベリ)の畳。坊主畳


蔀戸(シトミド)


蔀戸は、水平に吊り上げて開閉する、格子などを取り付けた板戸のこ。平安時代ごろ
から住宅建築で使われ始め、やがて寺社にも広まっていったと考えられてい


資料館内から


12:26
主屋歴史資料館の中には旅姿の衣装が



                           丸子宿から藤枝宿ー続





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最終更新日  2019.05.12 06:00:20
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