おじん0523のヒロ散歩

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2023.02.08
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カテゴリ: 藤沢市歴史散策
ブログアップが遅れましたが、昨年の12月に訪れた鎌倉をアップします。
2022(令和4)年は『鎌倉殿13人』でゆかりの地をいろいろと訪れたが、大河ドラマが終了する
前の昨年 (令和4年) の12月15日(木)に愛車のリンちゃんで紅葉の鎌倉を訪れた。
鎌倉への自転車での散策は、令和2年 (2020) から延べ19回目になるが、昨年は8月以来2回目
である。

12月15日(木) 9:05
鎌倉へのルートは、海岸線もあるが今回は旧東海道を藤沢宿へ向かった。
国道1号 (旧東海道) の赤松歩道橋 (小和田小学校前)。


歩道橋上へ上がり京都方面を望むが、富士山は見えなかった。





歩道橋上から下り藤沢宿へ向かう。


四ツ谷一里塚跡
所在地:神奈川県藤沢市城南1丁目2
国道1号の羽鳥交番前交差点手前にある一里塚だが現存しておらず木柱のみ。  


一里塚の直ぐ先にキロポストが立っていた「日本橋まで54km」と。
この羽鳥交番前交差点を右に行くとJR辻堂駅。


国道1号の四ッ谷交差点を斜め右方向へ進み丘へ登り富士山を望む。正面にかすかに見えた。
右側は新湘南バイパス入口の工事現場。


県道43号線 (旧東海道) 沿いの「メルシャンワイン」。
横断幕には「 さあ!江の島・湘南を 駆け抜けよう!! 参加者 募集中


羽鳥の道祖神 おしゃれ地蔵
所在地:神奈川県藤沢市羽鳥5丁目13



おしゃれ地蔵
「女性の願い事なら、何でもかなえて下さり、満願のあかつきには白粉を塗ってお礼をする。」
と伝えられており、今でもお顔から白粉が絶えることがないという。そのような所から、 誰か
らともなく「おしゃれ地蔵」と名付けられたとされる。

形態的には「地蔵」ではなく、道祖神 (双体道祖神) の表現が妥当であると考えられるが、
地の言い伝えを大切にしていきたい。
    平成七年十二月
                         藤沢市教育委員会        


9:30
県道43号線 (旧東海道) を進み、小田急江ノ島線を越える伊勢山橋。





歩いて 見よう「藤沢宿」と。


伊勢山橋を振り返るがモール化されていないので電線が多い。


県道43号線と国道467号が合流する白旗神社交差点からの旧東海道はモール化されている。


9:40
ふじさわ宿交流館
所在地:神奈川県藤沢市西富1丁目3−2
旧東海道藤沢宿の歴史、文化等と触れ合う場を提供するとともに、地域の人及び当地を訪れる人
の交流の推進を図ることにより、市民の文化の振興に寄与し、旧東海道藤沢宿及びその周辺地域
の活性化及びにぎわいの創出に資するための施設である。


営業時間:9:00 ~ 17:00
定 休 日 :月曜日、年末年始 (1月1日および12月27日~12月31日)
駐車場は無し。


何かイベントがあるのか多くの人がふじさわ宿交流館の前に集合しておられた。


9:45
時宗 清浄光寺 (通称 遊行寺)
所在地:神奈川県藤沢市西富1丁目8-1
時宗開祖の一遍上人より数えて4代目の呑海上人開山の時宗総本山です。藤沢山無量光院清浄光
寺が正式な寺名ですが、呑海上人が正中2年(1325)に廃寺を再建して遊行引退後の住まいとし、
歴代の上人も遊行引退後に住むようになったので「遊行寺」と呼ばれるようになりました。
現在の建物の大部分は関東大震災後に復興されたものですが、中雀門は唯一、江戸時代からのも
ので向唐門造りになっています。また、菊の御門と三葉葵が刻まれています。延文元年(1356)
の銘を持つ梵鐘は県指定重要文化財です。
本堂前の境内は正月用の準備が行われていた。


境内中央に樹齢約650 ~ 700年と推定される「大イチョウ」。
この大イチョウは市指定天然記念物になっており、昭和26年(1951)の日本観光地百
選に選ばれた。


本堂前も正月用の準備中。


境内案内図
境内には見所が沢山あるが正月の準備中でもあり、今日の目的は鎌倉の紅葉であるのでスルー。


境内の左奥にある「 藤嶺学園 藤沢中学校 藤沢高等学校 」。
所在地:神奈川県藤沢市西富1丁目7-1


フェンスに横断幕、
「  2022年プロ野球ドラフト会議 
    北海道日本ハムファイターズ  1位指名  矢澤宏太君 平成31年3月卒」。
高校卒業後、日本体育大へ進み、「投手でも野手でも期待される二刀流」として、今回日本ハム
から1位指名されたが、第2の大谷になれるか・・・。


右側の門柱に「藤嶺学園」。 


左の門柱には「藤嶺学園 藤沢中学校 
                     藤嶺学園 藤沢高等学校」。


中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校。生徒数は、高校約500名。中学約300名。
高等学校においては、中学校から入学した内部進学生と高等学校から入学した外部進学生徒と
の間では、3年間別クラスになる併設型中高一貫校。1915年に創立認可された。


藤嶺学園の入口近くに、「遊行寺宝物館」。
入口の扉には「 本日休館日 」と。入口の両側に「鳥居の沓石」が置かれていた。


右側の「沓石」。


宝物館前の立札に「時宗総本山 遊行寺 ⑬ 宝物館」
  藤沢宿をもっと知ろう
   1, スマートフォンの画面をつける。
   2, 絵に重ねるようにスマートフォン上部をタグの中心にかざす。
   3, 画面に届いた通知をタップする。
最近は、QRコードをスキャンして説明を受けるようだ。


左側の「沓石」と説明板。


江の島道入口鳥居の沓石
   藤沢市指定重要文化財 (歴史資料)
      令和三年 (2021) 二月一日指定
もと旧東海道から分かれて南下する江の島道の入口 (藤沢一丁目。遊行寺橋西詰) にあった、
江島神社の一の鳥居の沓石です。文政六年 (1823) に建てられた青銅製鳥居 (二代目。初代は
明和六年・一七六九建立) が、明治十三年 (1880) 十一月の藤沢宿大火で焼損し、翌明治十四
年四月に木造 (木柱銅板巻き) として再建 (三代目) された鳥居の沓石であることが、側面に刻
まれた銘文からわかります。
鳥居は明治三十年頃に撤去されましたが、沓石は残され、大正末期の道路拡幅時に妨げありと
して、藤沢宿の人々が清浄光寺 (遊行寺) へ運んだと伝わります。浮世絵に描かれる二代目鳥居
の次の鳥居の沓石で、藤沢宿のシンボル的構造物の実物資料です。
    令和四年 (2022) 三月         藤沢市教育委員会


歌川広重
「東海道五拾三次 藤沢」(狂歌入東海道)。


宝物館前から大イチョウ、境内を見る。


御行在所日 宿泊(大書院)
明治元年四月十ニ日   東征軍有栖川宮大総督御宿泊所となる
            供奉員は西郷隆盛
明治元年十月十日    明治天皇東幸の折り御宿泊行在所となる
明治元年十ニ月九日   明治皇還幸の際御休息なされ遊行上人とご対面なさる
            (遊行五十九代尊教上人)
明治ニ年十一月九日   明治天皇東幸の折り御行在所となる
明治五年六月十八日   皇后陛下箱根に行啓の際御休息なさる
明治五年八月三日    明治天皇・皇后陛下箱根に行啓の際、御休息なさる
明治五年八月ニ十一日  明治皇還幸の折り御宿泊行在所となる
明治九年八月二十七日  皇后陛下箱根に行啓の折り御宿泊所となる
明治九年十一月ニ十日  皇后陛下京都行啓の折り御宿泊所となる
明治十年一月十一日   皇太后陛下京都行啓の折り御宿泊所となる
明治十年五月ニ十一日  皇太后陛下東京に帰啓の折り御宿泊所となる
明治十一年十一月八日  明治天皇北陸からの還幸の折御宿泊行在所となる
            供奉員は右大臣岩倉具視・参議大隈重信
            井上馨・内務省大書記官品川弥ニ郎・宮内省大書記官山岡鉄太郎
                                   (鐵舟) 等五十名
明治三十四年十一月三日 東宮殿下 (大正天皇) 鎌倉御用邸より来山、
            上人と御対面なさる (六十一代尊覚上人)
               時宗総本山 遊行寺
明治天皇も明治二十二年 (1889) 七月に、東京と神戸を結ぶ東海道線が開通するまでは度々
立ち寄り御休息、宿泊されたようだ。


明治天皇 御膳水
明治天皇はたびたび遊行寺にお泊りになったことがあり、その時に使われた井戸であると。


明治天皇 御膳水の井戸は竹柵で覆われていた。


大イチョウの木の下に、
令和4年12月1日より、遊行寺境内にて撮影利用でお邪魔させていただきます。
大掛かりな舞台やテント設置があります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力の程、
何卒宜しくお願い致します。


大イチョウを振り返る。


参道のいろは坂
境内からの石段は、阿弥陀様の四十八願にたとえて、四十八段と呼ばれています。春には両脇
の桜で花のトンネルとなり、訪れる人々の憩いを与えていますと。
坂の下には大きな黒の冠木門の惣門が建ち、平成19年(2007)に大改修が行われた。


9:50
いろは坂から境内を見る。
この参道は藤嶺学園の通学路になっている。



                                     ー 続く ー





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最終更新日  2023.02.08 03:00:06
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