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聖路加国際病院の院長が、現場から、自分の言葉で著した「医者のしごと」である。
医療崩壊が問題視されている。最近は、医療現場にテレビカメラが入るようになり、現場が以下に大変なのか見ることができるようになったが、医療スタッフになるまでの道のりや現場での教育体制については、なかなか知ることができない。
本書は、東京にある聖路加国際病院の院長が、現場から、自分の言葉で著した「医者のしごと」である。たとえば、看護師がすぐに辞めてしまうことに対し、著者は、「それまで学校で習って身についていることと現場での仕事とのギャップ」(95 ページ)を指摘する。そして、「新米の医者であれば研修医として半人前とみなされるのに、看護婦にはそうした猶予期間がなく、いきなりベテラン看護師と同じような仕事を求められるのです」と説明する。
また、「医者も、医療スタッフも、彼ら自身の人生が幸福でないと、きちんとした医療は提供できません」(167 ページ)と語り、「それを保証するが、院長の仕事なのです」と付け加えている。
■メーカーサイト⇒ 福井次矢/丸善/2008年1月 医者のしごと
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