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セキュリティについて初心者にレクチャーするときの参考書。
「入り鉄砲と出女にセキュリティシステムの本質がある」(74 ページ)とは上手い表現である。外部からの攻撃に対処し、内部から大切なものが出ていかないように監視する――ファイアウォールのような境界線防御の基本だ。
本書は、分かりやすい比喩や実例をまじえながらセキュリティの基本について解説している。もちろん、セキュリティの限界をわきまえた上での解説となっている。
セキュリティについて疎い上司や顧客を説得するときに役立つだろう。
同じ著者による「 暗証番号はなぜ 4 桁なのか?
」(光文社/2005 年 09 月)も面白い。
■メーカー/販売元 岡嶋裕史/講談社/2006年7月
■販売店は こちら
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