PR

プロフィール

パパぱふぅ

パパぱふぅ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2009.06.12
XML
カテゴリ: 書籍

食料自給率の「なぜ?」

食料自給率の「なぜ?」


 決への糸口は、おそらく、輸入飼料の問題なのだろう。

日本の食糧自給率は、2007 年度には 40%と、主要先進国の中で群を抜いて低い。この問題は、国会やメディアでも取り上げられ、国民の関心も高まっている。
安全保障の観点からも、食料自給率は高い方がいいに決まっている。では、どうすれば高くできるのか――。
30 年前の日本は、ここまで自給率が低かったわけではない。では、当時のような農業に戻せばいいのかというと、そういうわけにもいかない。当時に比べて食事メニューが変化してしまっているからだ。
本書の著者は農林水産省大臣官房食料安全保障課長――問題の中心にいる官僚である。食糧自給率の計算方法から、フードマイレージの考え方、輸入に伴うバーチャルウォーターの問題などを、具体的な事例をあげて解説する。もちろん、本書に解答があるわけではないのだが、食糧自給率の問題が一筋縄でいかないことだけはよくわかる。
解決への糸口は、おそらく、輸入飼料の問題なのだろう。『日本の「食」は安すぎる』で触れられていたが、飼料を「米」にするというのも 1 つの方法だろう。


■メーカーサイト⇒ 末松広行/扶桑社/2008年12月 食料自給率の「なぜ?」

■販売店は  こちら








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.06.12 18:04:28
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: