公園人の散策記

公園人の散策記

2004年02月06日
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アメリカでBSE感染牛が発見されたことを受けて、国際的な専門委員会がアメリカのBSE対策を調査していた内容が、昨日発表された。それによると、アメリカ国内に既に発見された感染牛以外の感染牛がいる可能性は99.9%ということ。まあ、当然といえば当然の話である。その上で委員会は、アメリカの現在のBSE予防策は不十分であると指摘している。正常に歩けない「へたり牛」のうち、少なくとも生後30ヶ月以上のものに関しては全頭検査の必要性を指摘し、さらに、牛の脳や神経を家畜の飼料やペットフードに使うことを禁止するよう勧告した。今さらこんな勧告を受けるということは、いまだに牛の脳などを飼料として使っていたということだ。肉食の犬や猫のペットフードならまだしも、家畜の飼料にも使っていたというのは驚きである。アメリカ・農務省が発表していたアメリカ牛の安全性というものの根拠が全く信用ならないものだということが、改めて確認されてわけである。遺伝子組み換え穀物の安全性問題と言い、イラクの大量破壊兵器問題と言い、アメリカは常に確たる根拠もないまま闇雲に正統だと主張し、相手国の言い分には根拠がないと反論する。全く手前味噌な国である。

一方、今日、ベトナムで鳥インフルエンザに感染した豚が発見されたと報じられた。これは大変な問題だ。食品としての豚肉が問題と言うことではない。BSEと違って、インフルエンザ・ウイルスは加熱すれば死滅する。豚肉は基本的に加熱調理するものだから、豚肉食品自体にはほとんど問題ない。問題なのは、豚の体内を経て、鳥インフルエンザが人間に感染しやすいインフルエンザ・ウイルスに変異するということだ。過去、世界中で猛威を振るったインフルエンザ、スペイン型、アジア型、香港型のインフルエンザは全て、鳥インフルエンザが豚に感染し、その後、人間に感染しやすいウイルスに変異して、世界規模の流行に発展したとされている。今後ベトナムで、豚から人への感染が認められるようであれば、もう食肉の輸入問題とは違う次元のインフルエンザ対策が必要になると考えられる。





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最終更新日  2004年02月07日 11時46分00秒
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