奇   知   外   記

奇  知  外  記

(三)人類平和のためのプロジェクト


             ベーリング海峡プロジェクトと国際ハイウェイ

  1 国際ハイウェイ構想

私はこの場で「人類は一つの家族、一つの兄弟」という大命題のもと、このような理想を実践に移す一環として、東西諸国を連結するインターナショナル・ハイウェイの建設を提案する次第です。
日本と韓国と中国大陸を経て南アジア、中東、ヨーロッパを経由し、ソ連まで連結することを一次案として始め、全世界の国家と、国家間の陸地と海底を一直線に貫通させるのです。そして、ハイウェイの中央部には、ニューマティック・チューブ・システム(neumatic tube system、六百km\h)を設置して貨物輸送を担当させ、大都市ではエア・ポートも兼ねる一方、インター・チェンジの一端には出入国管理事務所を置いて、ノービザ (no visa) で簡単で迅速な出入国制度を実施するのです。
ハイウェイの左右両側には、各々一キロ以上の中立媛衝地帯を設置して国境を超越した地帯として設定し、超高速乗用車(二百五十km\h))、および観光バス利用者のための休養地を造成して、「超高速化」 による一つの世界をつくる地上天国案を提唱する次第です。
このような試案は、将来の理想世界を一日でも早く、短縮して実現しようとする具体的な法案の一部であり、科学者たちもまた、これを通じて全人類の幸福と世界の平和のために貢献することにより、世界を一日生活圏として結び新しい文化世界を創建するところにその意義と目的があります。
これにより、将来の世界は、新しい国際経済機構および秩序の誰生で飛躍的な経済発展が可能となり、人類は豊かな経済生活による時間的余裕をレジャーに利用することができます。これを通して人類は、大自然を利用し、学び、その中で神様に感謝し、人種と国籍を超越してお互いに愛し、「ため」に生き、真の人生を楽しむ理想世界が必ず来るだろうと私は確信しています。
このような世界こそ、神様が願われている世界であり、「統一原理」の理念と一致した世界であり、人類が念願する理想世界なのです。(1981.11.10)

高速道路を造ろう、日韓トンネルを造ろうというのです。東京からロンドンを通って、モスクワを通って、モスクワからカナダまで通すのです。ベーリング海峡を経ていけば、それほど遠くありません。すぐです。カナダの北方から南米まで、ワシントンを経て、ニューヨークを経て南米までまっすぐに通るようにするのです。そのようにして、その高速道路は軍事目的では利用できないと国連を通して決定すれば、そのようになるというのです。(1994.3.17)

今から世界は、だんだん交流するようになります。それで先生は、国際平和高速道路を施設することを提唱しました。既に一九八一年度に提唱したのです。それは何を意味するのかというと、国境なく往来することを意味します。国境がないというのです。四車線道路を中心として左右四キロメートずつ、合わせて八キロメートルの外は、日本なら日本が干渉できますが、その中は絶対に干渉できないようにするのです。どこであつてもその地域を絶対不可侵地域として設定するようにして、世界のすべての人たちが往来できるようにするのです。そこに入りさえすれば国境がないというのです。ですから、国境に制限されるそのような時代は過ぎていくということです。それは世界がすべて願います。さらには、み旨的に見れば、これは絶対的にそのようにならなければなりません。(1988.10.23)

どのように世界を一つにするのですか。国境をそのままにしておいては一つにできないのです。いくら文化交流をしても、国の国境と国民の凝り固まった文化の前ではどうすることもできません。ですから、どのように流通させるのかということです。そのために、今後この国際ハイウェイは、国家を中心としてすべて歓迎せざるを得ないというのです。このハイウェイを中心として飛行場ができるのです。ハイウェイの下の地下室には事務室をつくり、どこかに行くときは、上がっていって飛行磯に乗っていくのです。
ですから、ここには国境がありません。このハイウェイ圏内にさえ入ってくれば、日本人もどこに行こうとビザが必要ないということです。車一台もっていけば、ビザが必要ないのです。世界のどこにでも行くことができます。ロシア人であろうと誰であろうと、ここに入ってきたときは、どの国の制限も受けません。そのようにしながら、観光遊覧の目標に向かって世界流通路をつくるのです。このようにしておけば、お金のある人や若い人は、必ずここを通っていくのです。お金のある人と若い人が通っていくということは何かというと、世界の経済と将来の後代世界がここに集中するということです。
そして、ハイウェイが通る国家は、できる限りこの基盤を拡張しようと競争するというのです。なぜそうするのかというと、産業機関やそのほかのあらゆる機関がここに入ってくれば、それによって背後の工業施設や国家施設を活用して、販売収益を上げるための観光誘致をすることができるからです。ですから、これは間違いなく互いに競争し、通路を広げる運動が起きるのです。
そして、このハイウェイが通る国々は、自分の国のハイウェイの入り口に立て札をつけるのです。「私たちの国には三週間、無事通過です」というのです。どこに行っても調査しません。このようにさえなれば、世界は一つになるのです。(1981.10.20)

  2 ベーリング海峡プロジェクトの目的

  イ.資源問題の解決

 ベーリング海峡が神様の所有権になっていません。これがすべて分かれ、アメリカとロシアを中心とするツンドラ地方にある膨大な地域が寒帯地方として縛られています。人間たちが暮らす南部の世界は、原材料がだんだんと枯渇していくのですが、ツンドラ地方にはそっくりそのままあり、もっと深く、もっと広く眠っているものを誰が占領するかというのです。今、目の前で見ながら、気候さえ少し良くなれば自分の土地にしよ          うと目を見開いて対時している群れがいるというのです。
 それを人工的に曇らせ、雨を降らせることによって、温度を調節できる科学カの時代に入ってくるのです。今後ツンドラのようなものを誰が占領するかということが問題であり、世界を制覇して余りある後天時代の原材料保有地をもつことによって、後天時代の主人になれるので、それを奪われてはいけないというのです。それで先生がベーリング海峡を何よりも重要視するのです。地上にある財産をすべて売ってでも、これを早く買わなければなりません。今まで先天時代の悪魔が、強いカで、銃を突きつけて脅迫しながら築いた基盤でここまで来ましたが、今はアベルとカインが一つになる時なので、自分勝手に主管することはできないのです。(2006.1.2)

   ロ.環境保護

 アラスカとロシヤの間にあるベーリング海峡に、八十一キロの橋を造り、トンネルを造り、八車線の高速道路を造り、六十億の人類が往来するようにするのです。そこは、寒流と暖流が流れ込んで温度を急激に変えてしまい、氷の山に温水が当たれば、それが                溶けてしまいます。それは、地球星が滅んでしまう危険な状況です。ですから、トンネルを通すのです。トンネルを通して、六十億の人類が一遍に境界線をなくし、人工的にベーリング海峡を調節しなければ人類が滅んでしまうのです。(2005.6.19)

  ハ.食糧問題の解決

皆さんが農作業をして、小麦のようなものをトラックに積んで、飢えている国に行きなさいと言えば、どれほど良いでしょうか。世界の宣教師たちがここに来ていますが、互いに交通が可能であれば、世界の食糧をどこにでも運ぶことができるのです。北米は南米と連結しており、ロシアはヨーロッパと連結していて、アフリカにも連結できるのです。ベーリング海峡を中心として海底トンネルを通せば簡単です。三年以内に開けられるというのです。ですから、国際ハイウェイが必要なのです。(1992.10.25)

  ニ.国境線撤廃による一日生活圏の実現

神様のみ旨が成されるということは、すなわち地上天国が成されるということですが、それは霊的天国だけを意味するのではなく、肉的天国、あるいは物質的楽園も意味するのです。ですから、メシヤの降臨とともに成就する高度な精神文明を入れることができる器、いわゆる高度な物質文明の世界が準備される必要があります。さらには、神様の理想では、世界は一つの国なので、その世界が科学の発達によって交通と通信手段が高度に発達し、全人類が一日生活圏の中で暮らすということは、地上天国の建設において非常に重要な要素です。これは、統一世界の文化創造に必要不可欠な条件なのです。(1978.10.19)

ベーリング海峡は所有権問題です。国境と所有権が絡んでいます。いくら血筋ができていて、いくら家庭ができていても、このような世界で国連を中心として、旧約時代を統一しなければならず、イエス時代の、国家時代の政治問題、南北がそこに絡まっていて、ベーリング海峡の所有権問題があるのです。サタンからすべて取り戻してこようとするので、国境がなくならなければならず、所有権がなくなり、境界線がなくなり、一つの国、一つの血統になった一つの国が成し遂げられてこそ、神様が理想とされる家庭と平和世界のモデル天国になるのです。(2006.1.1)
ベーリング海峡の問題は、再臨主がしなければならないのです。アダム家庭は旧約時代、イエスはローマで世界の家庭を立てようとしましたが、世界国家選民基盤が失敗したのです。再臨主は、天と地を一つにしなければなりません。アダム家庭で血統、所有                                 権、アベルとカインの血を流す歴史をつづったので、これらを精算、蕩減(とうげん)復帰しなければなりません。ベーリング海峡プロジェクトは、アメリカとロシアを一つにするのです。
聞かなければ霊界を動員してやります。フィリピン、インドネシア、ソロモン群島など、真のお父様を中心に太平洋の国々が一つになって中国との争いを防がなければなりません。このままでは、中国との争いを免れないので真のお父様が準備しているのです。(2006.2.2)

ベーリング海峡撤廃も、私たちが一日生活圏を築くためのものです。先祖たちは、その一日生活圏で暮らすことができませんでした。ですから、すべての霊界の霊人たちが共に協助して一日生活圏内に行くのですが、国境のない解放的本然の世界に戻っていかなければ、天の父母に侍り、天宙のすべての所有権を相続できる、新しい祖国の主人にはなれないというのが公式です。(2005.7.11)


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