大東亜戦争は聖戦ではない

大東亜戦争は聖戦ではない

2005.10.09
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テーマ: 戦争反対(1249)
カテゴリ: 戦争と平和
大東亜戦争で、アメリカだけとは開戦しないという歴史のifの一つを紹介した、 日本の敗因3
終始冷静だったヒットラー
アメリカの武器貸与法に、独海軍首脳は憤激し、レーダー提督とデーニッツ提督は、ヒットラー総統に提言した。
「アメリカ船もやっちまいましょう。ここまでやられるんじゃ、黙ってはいられない」
まさにその通り、レーダーとデーニッツのいうとおりである。独潜水艦の米船攻撃は、国際法上、合法的であった。
アメリカは、護送船団を組み、ドイツの敵に武器を送り届けている。いつ独軍の攻撃を受けても当然だった。
が、ヒットラーは、米船攻撃を許可しなかった。
 Uボートが米船を攻撃すればルーズベルトの思うつぼ、米独戦争になるではないか。瀕死のイギリスは息を拭きかえすではないいか。
 英ソという二つの超大国と二正面作戦中のドイツである。さらに強大なアメリカと、事を構えることは避けなければならなかった。腹に据えかねることでも、据えて通さねばならなかった。(以下略)
引用元: 小室直樹 日本の敗因
 世界征服を目論んでいたヒットラーですから、世界戦略も長けていたのでしょう。戦争に大反対だったアメリカの世論の動向も見ていたでしょう。(ドイツにできることが、日本にできないわけがありません。)
 日本のアメリカへの宣戦が、日独伊三国同盟を口実に大国アメリカがヨーロッパに参戦することを可能にし、ドイツが敗れる大きな要因になったのです。
 それだけ、アメリカに宣戦することは、大きなデメリットがあるのです。
 ドイツが敗れれば、日本に対して世界中から攻撃が集中することになり、全く勝負にならなくなるのは目に見えていますね。



 ちなみに私は、ドイツと同盟を組んだことには反対です。その理由はそのうち。
 この本の目的は、歴史のifを楽しむことではなく、あくまで現在の日本の問題を探ることが目的なので、この辺で終わりたいと思います。


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Last updated  2005.10.09 07:37:17
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