I love Salzburg

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2008.03.07
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カテゴリ: 映画・DVD
*やはり、有名なスペイン無敵艦隊アルマダとの海戦の場面が一番格好良いと思いましたね。

「この戦いでは自分も生死をともにする覚悟をしている、一緒に戦い抜こう!」
女の私から見ても惚れ惚れします。(*^_^*)


この映画、実は先週の木曜日に観ました。

1998年に映画界に衝撃を与えた『エリザベス』の続編。
ならば、まずはその映画で予習をしてからと思っていましたが、早く観たい気持ちに負けてしまいました。
見終わって、やはり第一作目を観ようと、あちこちのレンタルショップを覗いてみたのですが、どこもVHSのみ。。(悲)。

少し不完全燃焼の気もしますが、忘れないうちに感想を残しておきたいと思います。



エリザベス1世像の好感度を上げるのにも貢献しましたし、
気高さとは、女王とはこういうものなのだと見せつけてくれました。

そして歴史物らしく、女性としてのエリザベスを魅了した「ウォルター・ローリー」も、彼女のお気に入りの侍女「もう一人のエリザベス(べス)」も実在の人物であったことに感心しました。
実際は違うドラマが彼女達の間に存在したでしょうが、当たらずとも遠からずといった感じでしょうか。。

女王として、女性として、その狭間で苦しむエリザベス、頂点に立つ者の孤独をケイトは堂々と演じきっていたと思います。


『私はすでに国家と結婚しています。』
これは自分の結婚をも外交に利用するという並々ならぬ才を持ったエリザベスが、スペイン国王の求婚を断るときに吐いた名言です。

この覚悟を持つまでに、いえ、この覚悟を持つ魂だったがために与えられたエリザベスの試練を思う時、ケイト演じるエリザベスの節々に見せる翳りある表情がなんとも印象的でした。

きっと第一作目の映画『エリザベス』の中で描かれていることでしょう、僅か2歳で母親を失い、あろうことか私生児として扱われ、弟や姉が君主の時代にはロンドン塔へ幽閉される時代など、
大きな魂は、普通では耐えられない試練を乗り越えさせられるのですね。

それ故に磨かれた洞察力や強かな計算力。


今回の作品では、女王に君臨してからも、なおも続く暗殺計画や、もう一人の女王「メアリ・ステュアート」の存在、そしてクライマックスのスペインとの戦いと盛り沢山の歴史が溢れています。

ついローリーやベスとの三角関係、ヴァージン・クィーンとして名高いエリザベスの女性の部分の葛藤に目がいきやすいところがありますが (勿論、それが見所です)、この時代そのものが面白いと思います。

2時間でこれほどの内容をまとめるのですから、多少歴史を知っていなければ「メアリって何者?」の段階で躓いてしまうかもしれません。

歴史に疎い私ですが、ちょうど一ヶ月前に読んでいた「世界悪女大全(桐生操著)」の中に二人が登場していましたので、その対比にも興味がありました。
*その点については、ちょっと物足りない私です。



映像に関しては、前評判通りに当時の衣装の華やかさは目を見張るものでしたし、エリザベスの鬘を見るだけでも楽しめます。

そして、やはりスペイン艦隊との決戦の舞台。
英国の火船が敵艦隊中に突入する時など、きっと私も興奮して鼻息が荒くなっていた?!ことでしょう。(笑)

要するに、特に歴史物が好きな人にはたまらない作品。

ただ欲張りな私には、もう少しエリザベスの女王としての采配の場面が見たかった、、
もっとエリザベス自身が時代を動かしている姿を見たかったです。

最後に、ケイト・ブランシェットが演じているエリザベス女王は、臣下には見せられない弱さも、"国母ならではの、計り知れない無気味さ"も見事に表現していたように思います。


このエリザベス治世から約250年後。
もう一つの英国ゴールデンエイジを作り上げたのはヴィクトリア女王。
ここでも輝かしい時代を築いていったのは「女性」なのですね。(*^―^*)





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Last updated  2013.03.13 15:30:46
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