プロヴァンス・ダジュールへようこそ

プロヴァンス・ダジュールへようこそ

PR

×

Profile

pidoo

pidoo

Calendar

Archives

2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2005.06.13
XML
カテゴリ: pidooの妊娠記
<最終月経から7週目、フランス妊娠週5週目>

世話好きの義理ママからすぐに勧められたのはホメオパシー(仏語ではHomeopathieオメオパティー)。
「もうお医者さんや市販の薬は飲んじゃダメよ、具合が悪い時はコレにしなさい」
と、その名も
「Marabout社出版 L'homeopathie de A a Z(ホメオパシーA to Z)Dr J.-L.Masson著」
という辞書よりは薄めの本を差し出した。


*ホメオパシーについて
ホメオパシーとは1700年、ドイツ人医師により基礎が固められた治療法のことで、フランスでもここ十数年脚光を浴び始めています。
科学的に開発された薬とは異なり、原料はナチュラル。
人体に害をもたらしている原因と似たような症状を引き起こす微量の薬物(ホメオパシー)をわざと人体に少しずつ投入することで体を慣れさせてしまおうというものです。
…って、この説明で分かってもらえたかしら…?
まあ、ヨーロッパ版漢方、ってとこですかね。
日本でもこの治療法を受けることが出来るようです、興味のある方は調べてみてください!


で、このホメオパシー、持病が多いマミーなんかも常に数種類常用しているし、
自分自身具合が悪い時などマミーの元へ行き数回分もらったり、と
結構身近な存在ではあったものの、自分から進んで薬局に買いに行くということはしなかった。
春先のアレルギーなんかも継続すれば緩和できるらしいが

いつか、そう、例えば妊娠したりして化学薬が飲めなくなったらね、と今までやり過ごしてきた。

で、妊娠。

そろそろお世話になる頃か、と早速同じ本を薬局へ買いに行く。
(書店よりも薬局の方が手に入りやすいようで~す!)
自分の症状(唾液の分泌が多くなり、空腹時に吐き気をもよおす)に合った薬も購入。
効果は継続しなければ意味が無いので、お守りのように持ち歩くことに。

しかしなんだかんだ言って、この頃のつわりはまだ対処法があったから良かった。
空腹になるとすぐにやってくる吐気も食べれば治まる。
かと言って一食分は一度には入らないからスズメの餌のような量を、1日5~6食くらい食べることに。
おやつ(バナナ、マドレーヌ、アプリコット、おにぎり)をホメオパシーと共に常に携帯し、
義両親宅から近いヴェルサイユ城へお散歩に行ったり、

また以前から行きたかったグレヴァン美術館を訪れ、
LorieやMme De Fontenay、ヨハネ・パウロ2世やマザーテレサと写真を撮ってすっかりご満悦と、
後から思えばなかなか元気な方だったかもしれない。


グレヴァン美術館 は世界の有名人そっくりの蝋人形が集まる美術館、堅苦しい絵画に飽きたら是非どうぞ!


マミー(子供二人)も義理ママ(子供二人)もその又娘、つまり主人の妹(子供一人)もつわりは一切無かったと言うから、彼女達にしてみたら
「何もアドヴァイスしてあげられなくてごめんなさい」状態。

「全く同じよ~~!辛いわよね、数週間は続くわよ!」
と体験談を語ってくれ、なんとなくホッとする。
同類相憐れむって感じ(笑)?

また、叔父さんの奥さんの妹が妊娠したのが、去年の今頃。
彼女は一切食べ物を受け付けられず、点滴も数回受けたことが思い出された。
彼女からしたら私はまだ良い方!と言い聞かせる。

そして、頭の中に輝いていた妊娠したら欲しいものリストのもう一つが、 雑誌「9Mois(9ヶ月)」
フランス版「たまごクラブ」ってとこでしょうか。
表紙が毎回一般公募の妊婦さん、ってトコロもまるっきり「たまごクラブ」っぽい。
早速スーパーの本売り場まで主人に買いに行ってもらう。そう、まだスーパーに入るなり吐気をもよおすのだ。


*なぜ9ヶ月?
ここで「なぜ9ヶ月なの?」という質問が出そうだが、フランスでは想定した排卵日から妊娠月を数え、臨月が9ヶ月になるらしい。
それでも週で数えるとしっかり40週ある。

お~~い、フランス人!!計算できないの~??
40÷4=10でやっぱり10ヶ月なんですけど…
とツッコミをいれても誰も答えてくれなかった。
ご存知の方、教えてください。


で、この「9Mois」、なかなかスグレモノ。
フランス全国の産科リストなんていう小冊子の付録付きで、我が家の近くにもこんなにあるのか~と、とても興味深く読んだ。
日本の産婦人科医が発表している母乳を出しやすくするマッサージの紹介なんかもしていて、内容に偏りが無い。
読み進めていくうちに、妊娠発覚から出産までの経緯を示した表を見て突然冷や汗。

「社会保障への妊娠申告は14週まで」
「初めのエコグラフィーは11週~13週の間に」

婦人科の予約は帰宅してヴァカンスが明けてから、と悠長に構えていたが、ここはフランス。
専門医にかかりたい場合は緊急でない限り予約が必要、しかもその予約は平気で1ヶ月先になったりするのだ。
主人に話しても全く実感がないせいか、「大丈夫、大丈夫」と動きもしない。

この彼の「大丈夫」でいままでどれほど苦労させられてきたことかッ(怒)!

社会保障の件は別に収入のない私のフトコロが痛むワケではないので言及しなかったが(笑)、

「エコグラフィーって、胎児の奇形だけでなく子宮外妊娠も発見するもの、それを初期に見落としたら最悪私は死んじゃうのよ!!
私が死んだらあなた、また別の女性を見つけて、恋愛のイチから始めなきゃいけないのよ!
大体私みたいにあなたのワガママに寛大で優しい女性にまた巡りあえるかしら!?」

と脅してみた(^^ゞ

そしたら慌てて先ずは社会保険に電話!(^^)!
手続きの流れを話し終わり、最後に「おめでとうございます!」という声がスピーカーにしている受話器から聞こえた。
行政にも血が通ってる感じでなんだか気持ちが温かくなる。

そしてイエールの我が家から徒歩10分、公立病院へ電話。
しかしこれもさすがフランス。
「妻が妊娠しているようです、最終月経から7週のところです」
と伝えて提示した予約日は8月10日。

ふざけんな~~(怒)!!

それって数えたらちょうど13週目、相手も大きく出たものだ。

雑誌「9Mois」の付録の小冊子には年間出生数も明記してあり、この病院は1000件以上にも及ぶ。
かねてからのウワサ通り、工場生産的なのかと不安を覚え、ようやくコトの重大さに気付いた主人も別の産科にも予約してみようと言う。

産科リストに再び目を落とすと、妊娠前、知人やかかり付け内科医から勧められてていた婦人科医師のいる隣町トゥーロンのクリニックの名前を発見。
年間出生数は1400件を越えていた。

数が多ければ工場生産的になる不安はあるけれど、少ないのも不安。
早速電話してみたら7月初めの予約が取れた。スピーカーから聞こえる電話の声も親切そう。

まあ、これで一先ず安心。
残りの滞在は、南仏の田舎町では中々手に入らないカワイイ妊婦服を山のように購入したりと、のんびり過ごしたのだった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.07.09 22:46:50
[pidooの妊娠記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: