お気軽アート生活

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2023年04月20日
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上野で5月7日まで開催している、「東福寺展」へは行ったけれども、東洋館にある「雪舟山水画を巡る」

という映画を見ていなかったので見に行きました。

35ふんほどの上演時間ですが、VR画面が奥へ奥へと山水画の中へ導いてくれるという斬新な企画だそうです。




新緑の葉の勢いが眩しいくらいの金曜日の朝10時....

上野はすっかり観光客も増えていて賑やかでした。




勇んで東洋館のB1へ行くと、まだ1時間以上も上映時間まであると言われて、またしても東福寺展示へ

戻り、復習をすることにしました。




今回はとても多くの人がいました。特に70以上の高齢者たちの姿が目立っていました。



みなさん、この暑い中を元気に東福寺展にいらしていました。一生懸命当時の擦り切れてしまった着物の展示などに

見入っています。




そして、多いのは修学旅行(?)の生徒たち。興味もない様子で椅子のところでぐだぐだしていました。

まだ、歴史でも習っていないかもしれないのに、急に連れてこられて中学生には酷かもしれませんね?




再び、鎌倉時代の巨大なる本尊脇侍像を見上げたり、新たに展示されていた作品もあったのであっという間に

映画の時間になりました。




90名入るシアター。真っ赤なシートでそこからパワーが漲っているようです。

ナビゲーターの説明で進行されていくために、わかりやすかったです。




本当に、雪舟の筆使いが再現されていて、文字までもがサラサラと描かれて息遣いまでが

伝わって来そうでした。




有名な、「四季山水図」「秋冬山水図」「破墨山水図」3点にフォーカスしての映像でした。



実際に中国へ渡って自分の目で見たものであるからそれが強みだと思います。

とはいえ、この「秋冬山水画」の実際の場所は?というと雪舟の心の中にある場所であり、存在しないのだ

そうです。




筆使いも遠近法に忠実に映像を見ていくと素晴らしい水墨の世界に引き込まれていってしまいます。

本当に霧のかかった寒々とした場所にいるかのようです。



テクテクと歩いていく姿が映し出されていました。

目指しているのはお城のようです。

67歳の作品ですが、筆使いも大胆で無限のパワーを感じさせます。

揺るぎない自信の上に堂々とつくられた作品のように思えます。




映像で示された造形を見ると、キュビズム画ではないかしらと思わせるくらいの計算された綿密さが

見られます。




たった35分ですが、グイグイと引き込まれる雪舟の世界は本当にこのためにだけ足を伸ばしても

損はない経験です。




帰りはせっかくだから庭園散歩をしました。今まではほとんど西洋画中心だったので、東洋館からこのような

素晴らしい大きな森林浴もできる公園があることは知りませんでした。大体、東洋館は1度しかインドの細密画展

でしか行ったことはなく....

せめて、帰りに動物園の森林で散歩を軽目にして定番の動物を見たりしていましたから。

たくさん、茶室が建てられていて興味深いものでした。

ツツジが至る所に咲いていて心が和みます。池の周りにはテーブルと椅子が用意されているので、

お喋りに興じているフランス人や、読書をしている人など見かけました。

来週は、またマティス展に来るのでぜひ立ち寄ろうと決めました。




















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最終更新日  2023年04月22日 08時42分47秒


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