山田維史の遊卵画廊

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☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生


☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生2


☆Tadami Yamada's Paintings 無量寿経シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings「私は美しい」シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings りんご充満空間シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 花のマスクシリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 1


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☆Tadami Yamada's Poetry 詩画集「遊卵飛行」


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☆Tadami Yamada's 光瀬龍、宇能鴻一郎、泡坂妻夫、志水辰夫他カバー


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☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書


☆Tadami Yamada's Illusto., Part1『闇の国の子供』


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☆Tadami Yamada's Part4『世の終わりのイヴ』


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☆Tadami Yamada's Part6 児童書その他の挿画


☆Tadami Yamada's Part7 『心霊術入門』その他


☆Tadami Yamada's Part8『別冊宝島仕事の本』


☆Tadami Yamada's Part9 初期雑誌挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『ジャンビー』挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『幽霊狩人カーナッキ』


Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


■Yamada's Article(2)ユングの風景画


■Yamada's Article(3)画家ムンクの去勢不安


■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


■Yamada's Article (7) 病める貝の真珠


■Yamada's English Article (8) 能の時空間の現代性


■Yamada's Article (9)『さゝめごと』に現われた十識について


■Yamada's Article(10)狐信仰とそのイコノグラフィー


■Yamada's Article (11) 江戸の「松風」私論


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☆自画像日記


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☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュ


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☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart10


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart11


★山田芝恵書道展


☆ Tadami Yamada's short story


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Jan 20, 2024
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カテゴリ: 社会、政治


 「想定外」!

 何が起こるかわからないのが宇宙探査飛行ではある。その関係諸問題についてまったく無知な私でも、何が起こるかわからないところで行われている研究でありアクションであることは十分承知している。しかしながら、それだからこそ、いとも気軽に発言される「想定外」という言葉・・・その認識のありように、私は一種の恐怖を感じる。
 これまで人類を月に運び、帰還させ、あるいは宇宙船に長期滞在させ、それも無事に帰還させたり要員交代をしてきた。もちろん人命を失う痛ましい事故も経験してきたうえでのことながら、これらの業績に「想定外」という言葉がはたして許されていただろうか?
 たかが・・・と言ってはいけないが、しかしやはり想定した月地点にピンポイントで着陸した探査機が、「たかが」太陽光の向きをとらえることができない。それを「想定外」といい、月面軟着陸したがその成功は「60%」などと発言する。謙虚な発言ではない。透けて見えるのは気取りだ。

 日本の原子力関係者にしろ、他の科学的な研究者や高度技術者にしろ、コロナウィルス禍における関係省庁や医者にしろ、じつに恥ずかしげもなく「想定外」と言う。それですべての過誤や責任が免除されると思ってはいまいか。事態の対処法としての失敗をその言葉で決着しようとしているのではないか。・・・起こった事態の説明としてその言葉を聞いた多くの人は、ほとんど口にこそ出してはいないが、「想定外」と言う言葉の真意を「無能力」と感じているかもしれない。その口に出さない反応を、発言当事者は知っているのか? 
 あるいは、私はこうも考える。自らの無能、シミュレーション能力の欠如を隠蔽する、また、糊塗する「想定外」という言葉が、日本社会のなかで「文化」になっているのではないか。シミュレーション能力の欠如は、太平洋戦争時の軍部の政策・戦略に顕著にみられたことだ。それは「貧すれば鈍する」の謂いそのものに発したことであったかもしれないが、物事を直視して未来を想定する社会科学の能力に徹底的に欠けていたからである。その能力を日本社会は養成してこなかったのだ。「想定」あるいは「シミュレーション」というのは、それを行う人の能力内にほぼ限定されるからで、要は既得能力とその発展的洞察力の問題なのだ。
・・・もし「想定外」という言葉が日本社会のなかで「文化」になっているとしたら、我々は容易にその文化から抜け出せはすまい。





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Last updated  Jan 22, 2024 12:56:00 PM コメントを書く


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AZURE702 @ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
山田維史@ Re:[言葉の量化]と[数の言葉の量化](08/21) ヒフミヨは天岩戸の祝詞かなさんへ 書き込…
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな@ [言葉の量化]と[数の言葉の量化] 「初めて語られた科学と生命と言語の秘密…
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