魂込め（まぶいぐみ）
書名 ： 魂込め（まぶいぐみ）
著者 ： 目取真俊
出版社： 朝日文庫 \504 2002.11.30第一刷
感想：
たしかsowonさんが書いてらした著者のを検索かけていて、
そちらは見つからず、これを見つけたので購入。
池上永一の作品あちこちで、魂込め、まぶいに対して関心があったから。
池上永一のファンタジーに比べると
ストレートに、より文学的により言語的に沖縄のかかえる諸問題を扱っている。
沖縄文化の特殊性と沖縄の現状の特殊性、
沖縄にとっては当然のことなのだけれど
両方が本土と異なるわけで、
沖縄を知らぬ人にとっては、あまりに異世界で、難しいかも...
まるで外国文学のように感じられるかもしれない
それほどに、風景、精神世界、時代、地域が
本土とはかけ離れている。
個人的にはとっても興味深かったのです。
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