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pomodori_rossi @ はざくら2005さん なかなかウィットに富んだ表現で、唸って…
はざくら2005 @ Re:飛騨高山(08/09) Complete your business っていうのがい…
pomodori_rossi @ 86netさん お久しぶりです。 甘く見ていたら、下り…
86net @ Re:南アルプス・塩見岳(07/27) 何時かはの登りたいと思っていて、ついに…
pomodori_rossi @ はざくら2005さん 伊豆半島・河津町の早咲きで有名な河津桜…
2006/06/26
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カテゴリ: 小説の本棚

幻日

福澤徹三デビュー作の10話短編集。
表紙の装丁は、夜道で思い出したりするととてもこわいので要注意!

幻日/怪談/仏壇/お迎え/出立/骨/顔/厠牡丹/釘/廃憶

美しい女性宅に通い続ける疲れたサラリーマンの話 『幻日』
女性の秘密を知った上でも、あえて日常を捨て彼女に向かう男。
身震いするような恐怖とともに、行き場のない男の哀れさが悲しい。
さ~て ...電車の席の正面で、黒髪の艶やかな女性が
文庫本を読み始めたら、自分ならどうする?(笑)

女同志で暮らすマンション。
を持ち込んだ同居人。
男と謀り、同居する女友達を怖がらせて追い出すはずだったが ...

不治の病の病床。
『お迎え』 に 「あと10年待ってくれ」 と懇願し、
奇跡的な回復と人生の富を手に入れた男。
約束の10年後、彼に訪れた 『お迎え』 は ...
「えぇーっ!」 この終わり方はちょっといただけない。

不気味な夢の理由を探す男の話 『廃憶』
"廃憶"? ...読み進むうちに、タイトルの意味が明らかになる。
本短編集の中で最も恐かった作品。


次は長編を借りて、ひたひた迫り来る恐怖をじっくり味わいたい。

満足度は 星一つ。





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Last updated  2006/06/27 01:19:47 AM コメント(2) | コメントを書く


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