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責任
人間は大半の人は何かしらの病気で死んでいく。薬を飲んで、治療を受けて死んでいく。もちろん不治の病や難病に見舞われる人もいる。だけど医療はどんどん進歩をし、一昔前には不治の病であった癌でさえ、必ずしも治らない病ではなくなった。中には生まれつき障害があったり、事故で障害を負ったりする人もいる。医療や治療ではどうしようもない障害は、行政の補助や周囲の人の気遣いによって、生が成り立つようになっている。自分の性別を受け入れられず、性別を変えたいと願う人は、一種の精神障害かのように、病名を与えられ、性別を変える事が許されるようになった。では・・・自分の性別は男だけど、男のままで、男しか愛せない僕は病気なのか？ゲイと言われる大半の人は単に同性しか愛せないだけ。異性に生まれ変わりたいわけではない。そんな僕は病気か？障害か？それとも異質か？普通に恋をし、普通に愛する人と結婚し、家族になって一生を添い遂げたい。これはそんなに可笑しな事を言ってる？そんなに難しい事を言ってる？誰もが望む当たり前の事じゃないの？ただ、その相手が同性と言うだけの事・・・。身近な人にいくら恋しても、いくら尽くしても、一言愛をつぶやけば避けられるだけ。良くて利用されるだけ。悪けりゃ罵倒されるだけ。世界中見渡せば、同性愛を認めている国もあれば、迫害する国もある。日本のように知らないふりをし続ける国もある。我々は、一生、一人で我慢し耐えて生きていくしかないのか？病気なら治療して欲しいし、薬で治るならいくらだって、飲む。障害なら、研究して欲しいし、行政としてちゃんと向き合って欲しい。決して制度や法律で決めて欲しいわけじゃない。大切なのは、一人一人の意識として認めてくれなきゃ意味がない。今のままでは何の為に生まれてきたのか分からない。今のままでは苦しむ為だけに生まれてきたとしか思えない。批判してもいい。迫害しても、罵倒してもいい。気持ち悪がったっていい。だけどそれなら、こうすれば治る。これを飲めば治る。この治療をすれば治る。最低限それだけの物を示してからにして欲しい。これだけは覚えておいてほしい。何も好き好んで、同性愛者に生まれてきたわけじゃない。治るものなら、普通になりたい。普通に人並みの人生を送りたい。自分でもどうしようも出来ない。どうすればいいかわからない。人を好きになる気持ちを止められないって事は・・・。
2010年08月13日
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僕たちの・・・
「恋」誰もが必ずする。きっと僕がしてはダメな恋。どうせ、実らない恋。形は様々だが、楽しい事の反面、辛い事の方がはるかに多い。ゲイにとって、それは宿命でもあるのだろう。普通の友達を作ろう。そう思いつつも心の中ではあの人、いいなぁ・・・近づきたいなぁ・・・近付いたら近付いたで、もしかして、あの子も僕の事を・・・付き合いたいなぁ・・・結局、動機が不純。本来、普通の友達はなろうと思うよりも気が合えば何気なく友達になっていく。でも僕は違う。仲良くなりたいなぁ・・・でも趣味が合わないなぁとか仲良くなる前に自分から分別を付ける。結局、仲良くなるのが怖い。好きになって傷つくのが怖い。だから僕は逃げよう、逃げようとしてきた。でも結局は恋の繰り返し、気になる人が気になってもしょうがない相手だったら、気にしないように気にしないように忘れようっていつも思う。でも結局それって、相手を考えているって事。気にしているって事。だから僕は夢中になれる人を次々探してきた。その人に夢中になれれば、周りなんか気にせず考えもせずにすんだから。でも、それって虚しいだけ。いつになったらこの呪縛から解き放たれるんだろう。ゲイの恋愛が決して報われないなら、恋なんてしない人間になれれば良かったのに・・・それでもやっぱり君を好きになる・・・
2010年08月13日
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後悔
僕は、難しい事なんか望んじゃいない。当たり前の事を普通にしたいだけ。何故、出来ない？自分のせい？・・・確かにそうかもしれない。僕は・・・学生の頃、自分の体と人との体の違いに不安を覚え、必死にパソコンで探そうとした。結局、普通には出てこず、ゲイのサイトでしか出てこなかった。でもゲイのサイトは当時の僕の悩みを解決してくれた。若い事もあり、ゲイの人達は僕をチヤホヤしてくれた。そんな人達を、場所を、僕は居心地がいいと思い結局、ゲイにのめり込んでしまった。しかし、それはその場かぎりのまやかしでしかなかった。後には何も残らなかった。今の僕について回るのは不安、辛さしかない。でもその道を選んだのは全部、自分。結局、僕には友達がいない。普通に遊びたくても遊べる人がいない。友達を作るすべを知らない。みんなが仲間達と友情を育む学生時代に、僕はチヤホヤしてくれるゲイの大人ばかりと付き合ってきたから。だから、本当に友達と言える存在を知らない。そんな僕はもう普通にはなれないのだろうか？普通に生きられないのだろうか？普通に仲間達と笑う事は出来ないのだろうか・・・
2010年08月13日
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転生
出会う人によって、人は変わる事が出来る。自分も変わろうと思う気持ちが、心の奥底にちょっとでもあるのなら・・・人から言われて、変わるのは難しいだろう。人は人から言われるととりあえず反発してしまう。それがどんなに筋の通っている事でも正しい事でも反抗したくなる。人を変えるには相手に思いを伝える。でもそれはとても難しい事。感情的になっても相手には伝わらないし、かといって冷静に言ったからといって伝わるものでもない。僕は何度も好きになった人を変えようとしてきた。浮気を平気でする人、約束を守らない人。確かに感情的になってしまったときもあった。それを踏まえて冷静に話した時もあった。でも結局、相手に伝わる事はなかった。変える事は出来なかった。自分を変えるのは難しい。人を変えるのはその何倍も難しい。その人を変えたい、は本当にその人の為なのか？自分のエゴではないか？それぞれの人には、それぞれの、それまで生きてきた軌跡がある。それをいきなり真っ向から意見しても決してその人には届かないだろう。その人を変えたい、ではなく、その人に変わって欲しいへ・・・難しい事だけど自分にとって大事な人ならば、いつか真心が伝われば良いと思う。そう。僕も変わるから・・・
2010年03月15日
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心の形
ドラマの中でふと考えさせられる事があった。共依存。僕は気になり辞書で調べた。アルコール依存症の家族の世話や家庭内暴力の被害など、長期にわたる報いのない抑圧的な状況を経験することで自信や個人としての意識を失ってしまうこと。と書いてあった。ドラマの中でも相手に対し暴力、強く当たるという行動。暴力を受けている人はというとごめんなさいと謝るばかり。その場から逃れようとするわけではない。暴力をふるう側もその相手を失いたいというわけでもない。僕には理解出来なかった。何故、その関係が続くのか、何故逃げ出さないのか分からなかった。僕も過去に親から暴力を受けた事がある。その時、僕は共依存の方と同じようにごめんなさいと謝り、自分が悪いんだと自分を傷つけ苦しめた。だけど僕は共依存ではない。出来るんであれば親から逃げたかったし、反抗したかった。出来なかったのは、自分の弱さ、勇気が足りなかったからだと思う。そんな僕ももっと同じ目に合っていたら共依存の方と同じようになっていたかもしれない。そんな事を考えるうちに共依存の方と分かり合える部分があった。暴力を受けるのは自分が悪いからだ、いい子にしていれば相手にしてもらえる、愛してもらえる、大事にしてもらえるはず・・・自分がいなくなった時、あの人は人として生きていけないだろう。自分が耐えることであの人が幸せになれるなら自分が我慢しよう・・・そんな思いが沢山、詰まっているんだろう。だから、逃げられないんじゃなく逃げ出さない。僕もそうだったから・・・なんだか、切ないなぁ。。
2010年02月27日
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現実の中で現実を見据えて現実を行く
何をやってもうまくいかない。誰と付き合っても長続きしない。自分は、幸せになれない運命なんだ・・・運命？くだらない。事を起こす前から、結果が決められていることなどあるわけがない。人は、自由な意思を持つ。自由な意思で自由に行動できる。科学も日々、進歩を遂げる。一昔前は、不可能な物も現在では可となりうる。すべての結果が決まっているならば、そもそも生きている意味はない。頑張って進学する必要も、就職する必要も、家庭をもつ必要もない。何をしても結果が同じならば、何もする必要はない。人は、ロボットではない。今日もテレビをつければ、雑誌をめくれば、ネットを開けば・・・運命、宿命、占いに、スピリチュアル。ほらほら、こじ付けと現実逃避に他力本願の大安売り。この世で唯一決められている運命は、誰もがいつかは「死」を迎えるということだけ。それに向かう過程まで、運命で片づけられた日にゃ、そりゃ神様もびっくりだ！！
2010年02月27日
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人とのキャッチボール
ふとした瞬間に相手の事を思い出す。そういえばあんな事言ってたなぁって。そうした中で行動する。相手の為に。たとえばあいつ、これが好きだったなぁって買い出し買って行ってあげると相手は喜んでくれる。そんな姿を見ると自分も嬉しくなる。特に難しい事じゃない。特別な事じゃない。日常の生活の中で、ふとした拍子に相手の事を思い出す。ただそれだけの事なんだけど・・・人付き合いの中で大切な事。だけど現実的にはなかなか難しい面もある。疲れてたりするとそういった行動ができなかったり、やらなきゃやらなきゃと思い過ぎると逆に嫌になってくる。だけどそういう事をせずに自分の考えを変えず、自己主張ばかりする人は周りから見ても威圧的に感じたり、嫌な人にしか見えない。僕はそんな人にはなりたくない。だからそうならない為にも思いやりは人付き合いの上で大切なんじゃないかな。当たり前のように相手に対して行動できたら、どんなにお互いに幸せになれるんだろうって思う。それが自然な形で出来る間柄が理想の形なんだろうね。そんなお互いがお互いを思いやれる時、家族のような存在になれるんだろうね。
2010年02月15日
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斜陽
老人ホームという場所に、初めて訪れた。僕は酷い人間なんだろうか・・・その場の雰囲気を気持ち悪いと思ってしまった。ベットで寝たきりの人、痴ほう症の人、死を待つだけの人達、同じ人間でいつか僕もそうなるんだろう。でも僕は引いてしまった。同じ人間なのに・・・一生懸命、介護を笑顔でする人達、そんな人達は何を思ってやっているんだろう。お年寄りの人の為に何故そこまでできる？僕には無理かもしれない。親が、おばあちゃんが、身内の人がそうなった時、僕は温かく見守れるんだろうか？身内なら大丈夫って今ならそう言えるかもしれない。けど実際、どうなんだろう？多くの人が面倒を見る事が出来なくて、老人ホームにお年寄りを預ける時代。中には面倒を見るのが嫌だって言う人もいるみたいだ。僕はそんな場面に直面したら、どうするんだろうか。僕もきっと・・・いや、僕ならきっと・・・
2010年01月13日
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