ヨカッタ探し

ヨカッタ探し

August 2, 2010
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カテゴリ: 読書ろぐ
7月の読書メーター:まとめ、後半です。

日暮らし(下) (講談社文庫) 日暮らし(下) (講談社文庫)
図書館の本が尽きたので手持ち本を再読。宮部さんの時代小説は面白い。中でもこれは愛すべき登場人物がたくさん出てきて、何度読んでも楽しめる。前作の「ぼんくら」より読後感がいいのも嬉しい。
読了日:07月12日 著者: 宮部 みゆき
日暮らし(中) (講談社文庫) 読了日:07月11日 著者:宮部 みゆき
小説以外 小説以外
他の本と並行してぽつぽつ読んだ恩田さんのエッセイ集。エッセイというより書評だったり、本の解説を集めたものという感じ。それでも恩田ワールド好きには面白い。あくまで「読者」としての自分が強く存在するのだなぁということと、あと何気なく出てくる食べ物がおいしそう。夏なのにほかほか湯気の出ている大判焼きを想像して、食べたくなった。(図書館より)
読了日:07月11日 著者: 恩田 陸
日暮らし(上) (講談社文庫) 日暮らし(上) (講談社文庫)
恩田さんのエッセイのあいまに再読。上巻は一見、連作短編のようなつくりだけどこれが「日暮らし」本篇につながっていく憎いつくり。おでこの悩みや葵の采配ぶりなど、それぞれに十分面白くて1度読んで2度おいしい作品。
読了日:07月10日 著者: 宮部 みゆき
影踏み (祥伝社文庫) 影踏み (祥伝社文庫)
ずいぶん以前に読んだ本の再読。初読のときも、「陰の季節」とか地味目な警察小説のイメージが強い横山さんらしくないなぁ、と思いながら読んだけど、再読するとさらにその印象が強い。それにしても泥棒が主役ということと、双子の弟の意識が云々、ということ以外、全く忘れていて驚いた。心に残る内容ではない、ということなのかも。習作というかチャレンジ作品と言う印象。いまいち。(図書館より)
横山 秀夫
もやしもん(9) (イブニングKC) もやしもん(9) (イブニングKC)
相方が買ってきてくれたので、わーいと読んだ。なんと今夜から実写ドラマ化!うそーって感じ。内容的にはオクトーバーフェスト(ビール祭)の8巻のが好きだったけれど。この巻は新展開へのつなぎっぽい感じ?それにしてもデータ量が豊富だわー。読むの疲れた。(相方蔵書)
読了日:07月08日 著者: 石川 雅之
空の中 空の中
図書館戦争シリーズを探したけれどなく、こちらを発見!武田三尉と高巳の「その後」をすでに読んでいるだけに、2人の出会いはこうだったのかとわくわくしながら読んだ。「白鯨」と名付けられた不思議な生物?には何か心惹かれるものがあった。それにしても宮じいはかっこいい。「三匹のおっさん」に通じる、しゃんと伸びた背筋のような潔さがある。こういう年長者に導かれる経験は本当に貴重だと思う。それにしても最近はやけに土佐弁の出てくる話を読むなぁ。使いたくなってくるぜよ!(図書館より)
読了日:07月07日 著者: 有川 浩
9の扉 リレー短編集 9の扉 リレー短編集
好きな作家さんが書いているアンソロジーものは、のちのちその作家さんの短編集に収められたりしてちょっと損した気持ちになる。これはそこそこ好きな作家さんが半分くらいだったので、読んでみた。お題がバトンのように次の作者に渡されてるだけじゃなくて、他のお話に出てきた人やものが出てきたり、うまくつながってるなーというお話とそうでもないのがあった。あとがきは面白い。(図書館より)
読了日:07月06日 著者: 北村 薫,法月 綸太郎,殊能 将之,鳥飼 否宇,麻耶 雄嵩,竹本 健治,貫井 徳郎,歌野 昌午,辻村 深月
ねずみ石 ねずみ石
これは「片耳うさぎ」のような子ども(こちらは中学生男子)が主役のミステリ。核になるのは4年前の殺人事件だが、それよりも村に伝わるお祭りとねずみ石の言い伝えがメインテーマになっていた。この事件を刑事目線で描いたらありがちなお話なんだろうけれど、3人の少年を軸に描いたことで大崎さんらしさが出てる気がする。とはいえ、事件の情報を少年たちがあっけなく手にするところがやや不自然。(図書館より)
読了日:07月05日 著者: 大崎 梢
図書館戦争 図書館戦争
シリーズ最初の作品を図書館で発見!やっと読めた。これからの展開がわかってるので、ニマニマしながら読んでしまった。あとがきから作者のイメージとしては月9連ドラとあって、こんなはちゃめちゃな月9だったらわたしでも絶対見ちゃうと思う。言語規制や表現の自由に関して、意識をし続けていきたいともちょっと真面目に思ったりも。(図書館より)
読了日:07月04日 著者: 有川 浩
温室デイズ 温室デイズ
崩壊する学校の中で、みちると優子は自分にできることをしようとする。読む前はもう少し、いじめに立ち向かうストーリーかと思っていた。この結末はとても現実的だけれど、彼女たちの傷が癒されないことが切ない。少しずつでも彼女たちがこれからの人生を楽しんでくれればと祈りのような気持ちで思う。(図書館より)
瀬尾 まいこ
夏のくじら 夏のくじら
土佐のよさこい祭りに参加する大学生が主人公。大崎さんといえば、書店ミステリのイメージが強いが、これは青春小説のくくりに入るだろうか。爽やかな読後感の作品。龍馬伝を見ているせいで、土佐弁がいきいきと感じられた。(図書館より)
読了日:07月03日 著者: 大崎 梢
鹿男あをによし 鹿男あをによし
どことなーく「坊ちゃん」にも通じるイメージがあるけれど、やっぱりこの独特なのりは万城目さんだなぁと思う。物語の舞台は京都から奈良にうつり、主人公は大学生から院生になったけれど、このちょっととぼけた、でも味わい深いトーンは共通している。しばらくこの人の作品は読み続けるだろうと思う。(図書館より)
読了日:07月03日 著者: 万城目 学





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最終更新日  August 2, 2010 09:33:09 PM
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