東方見雲録

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2024.09.20
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カテゴリ: 政経
接続水域航行「受け入れられず」 中国空母巡り防衛相

日本の接続水域を航行した中国海軍の空母「遼寧」(防衛省統合幕僚監部提供)
© 共同通信

 中国海軍の空母「遼寧」が日本の接続水域を航行したことに関し、木原稔防衛相は20日の閣議後記者会見で「わが国や地域の安全保障環境の観点から受け入れられない」と述べた。

 木原氏は「運用能力や、遠方海空域での作戦遂行能力の向上を企図しているものとみられる」との見方を示し、今後も動向を注視するとした。

 遼寧は18日未明、ミサイル駆逐艦2隻とともに、沖縄県の与那国島と西表島の間を南進し、一時日本の接続水域に入った。中国の空母による日本の接続水域航行を確認したのは初めてで、同日午後には別のミサイル駆逐艦など3隻も同じ海域を通過した。
引用サイト: こちら

中国で日本人学校の男児刺され死亡 広東省深圳市
中国南部・広東省深圳市で18日朝、深圳日本人学校に通う日本人男児(10)が刃物で刺された。在広州日本総領事館は19日、同日未明に男児が死亡したと明らかにした。

現地警察によると、男性容疑者(44)がその場で逮捕された。

岸田文雄首相は襲撃を「極めて卑劣な犯行」とし、「中国側に対し、事実関係の説明を強く求めていきます」とした。




また、「このような不幸な事件が起きたことに、中国は遺憾の意と悲しみを表明する」と述べた。被害に遭った男児については、父親が日本人、母親が中国人の日本国籍保有者だと明らかにした。

襲撃の動機は、まだ明らかになっていない。ただし、国際関係の専門家の間では、中国の民族主義的感情が、外国人への暴力増加に波及しているのではないかとの懸念の声も出ている。

中国では6月にも東部・蘇州市で、日本人の母子を狙った同様の刃物による襲撃事件が起きた。この事件も日本人学校の近くで発生し、母子を守ろうとした中国人女性が死亡した。

同じ6月には、北東部・吉林省の公園でアメリカ人の大学講師4人が刃物で刺され負傷する事件があった。

中国政府は18日の事件を含め、これらの事件は単発的なものだと位置づけている。中国外務省の林報道官は、「国内にいるすべての外国人の安全を守るために、中国は効果ある措置を取り続ける」と記者会見で述べた。

北京の日本大使館は19日、中国政府に対し、こうした事件が二度と起こらないよう対処を求める声明を発表した。

今回の事件が起きた18日は、日本による満州侵攻の発端になった悪名高い柳条湖事件の日だったことを指摘する声もある。1931年9月18日の同事件で日本は、満州侵略を正当化するため線路爆破を偽装。これが、中国との14年にわたる戦争の引き金となった。

日本と中国の関係は、長い間こじれた状態が続く。歴史的な不満から領土問題まで、両国は数十年にわたりさまざまな問題で衝突してきた。

日本の元駐オーストラリア大使の山上信吾氏は、今回の事件について、中国の学校における長年の「反日教育」の結果だとし、「ひとりの日本人児童の貴重な命を奪った」とXに書き込んだ。

今回の事件を受け、中国のいくつかの日本人学校は保護者に連絡を取り、厳重警戒を呼びかけている。

広州日本人学校は一部の活動を中止するとともに、公の場で大きな声で日本語を話さないよう呼びかけた。


引用サイト: こちら

中国 日本産水産物の輸入再開へ 日中両国が合意
東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出をめぐり、岸田総理大臣は記者団に対し、IAEAの枠組みのもとでの追加的なモニタリングの実施を踏まえ、中国が安全基準に合致した日本産水産物の輸入を再開させることで日中両国が合意したことを明らかにしました。
・・・・
IAEAの枠組みのもとで行っている処理水のモニタリングを拡充し、中国を含む参加国の専門家による水のサンプリング採取や分析機関の間での比較などを追加的に実施していくことで一致したと説明しました。

その上で「関連して中国との間でも事務レベルで協議してきており、きょうまでに一定の認識を共有するに至った」と述べ、追加的なモニタリングの実施を踏まえ、中国が自国の食品に関わる安全基準に合致した日本産水産物の輸入を再開させることで日中両国が合意したことを明らかにしました。



引用サイト: こちら

関連サイト:自民党総裁候補に問う 威圧強める中国にどう立ち向かうか 言葉だけでなく覚悟持つ人物を こちら

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追記 0921 日本海新聞




自民麻生氏、台湾は「国」と発言 都内式典で、中国の反発必至

自民党の麻生太郎最高顧問は8日、東京都内で開かれた台湾関連の式典であいさつし、台湾は日本にとって大事な「国」だと発言した。台湾を自国の領土と見なす中国の反発は必至だ。台湾が正式名称としている「中華民国」の呼び名も使い、関係強化を訴えた。

 麻生氏は「(日本にとって)台湾は近い国です」と述べ、外交関係はないものの、友好を維持することが重要だと語った。日本の多くの人が「中華民国の重要さ」を理解しているとも強調した。日本政府は台湾を国家として認めていない。

 麻生氏は、台湾海峡の安定は日本が集団的自衛権を行使できる存立危機事態かどうかの判断に関わるとも指摘した。
引用サイト: こちら

自民党の麻生最高顧問、台湾は「国」と発言-中国の反発招く恐れ こちら
共同通信によると、麻生氏は8日に東京都内で開かれた式典であいさつし、この発言を行った。中国は、台湾を自国領土の一部と見なしており、台湾支持を表明する国々に対しいら立ちを表明している。今回の麻生氏の発言は、中国の反発を招く恐れがある。

  1日に首相に就任した石破茂氏は、8月に台湾を訪れた際に頼清徳総統と会談し、台湾との連帯を表明。石破氏は、武力行使による台湾支配の可能性を排除していない中国への抑止力を高めるため、北大西洋条約機構(NATO)のアジア版創設を提唱してきた。ただ、今回の麻生氏の発言が日本の方針転換を示す可能性は低い。

  麻生氏は、台湾を巡る外交慣例に繰り返し異議を唱えてきた。同氏は昨年台湾を訪問した際に、台湾海峡の平和を維持するためには抑止力が必要であり、日米や台湾は「戦う覚悟」を示す必要があると発言。中国側は同氏の発言が「中国の内政に著しく干渉する」ものだと反発を示していた。


引用サイト: こちら





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Last updated  2024.10.11 04:56:42
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