
【ゆるしの40日--DAY 5--】
キリストの苦しみは誰のため?
●神のイニチアチブ
「人は皆、“ゆるし”を必要としている」と、前回お話させていただきましたが、そしてもちろん、その「ゆるしを必要としている人々」の中には、“あなた”も含まれているのですヨ。・・・と、いうようなことをある方に話したら、「 えぇー!?そうなのー?オレは特別に必要ないんだけどなぁー。だって、こっちから“ゆるしてーっ”て、 お願いしたわけじゃないんだし・・・
」と、そんな風に、迷惑がっていました。・・・その気持ちはよくわかります。
しかし、主イエスは、あなたの「ゆるし」のために大きな犠牲を払ってくださいました。むしろ、こちらから願いしたわけでもないのに、神様が先にイニシアチブと取ってくださったことに、深い神様の憐れみを見出すのです。
「神のイニシアチブ」を、分かりやすく説明すると、三つの事実を知ることができます。
事実1
.「 ゆるしは、神が自ら進んで働きかけた
」ということ。
事実2
.そして、
「 ゆるしの主導権を握るのは、神である
」
ということ。
事実3
.さらには、
「 ゆるしの第一歩は、神から始まる
」
ということ、なのです。
この三つの歴史的事実からわかることは、人間とは自分の力で「ゆるし」を手に入れることができない、弱く罪深い生き物だということでしょう。 神のイニシアチブなしには、わたしたちはまったくの無力なのです
。ですから、イエス・キリスト自らが犠牲になってくださった十字架の出来事を通して、わたしたちは「神の深い憐れみと愛」を感じずにはおれないのです。あなたは、この三つの事実をどのように受け止めているでしょうか。
●キリストがあなたを先導し、行き着く先とは
聖書は、こう証ししてます。
「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも 十字架の死に至るまで
従順でした。・・・」(フィリピ手紙2:6∼8)
この御言葉から分かるように、キリストはイニシアチブを取り、あなたを先導して、その生涯を歩まれました。
その行き着く先は、ゴルゴダの丘の上の十字架でした。
神の御子であるにもかかわらず、わたしたちと同じ罪深い人間の姿で現れて、「あなたの罪」を背負って身代わりで苦しみを受け、命を捧げてくださったのです。
キリストはあなたのために、想像を絶する苦しみを、率先して受けました。それは、何よりもあなたのゆるしのため。あなたが、「ゆるしは必要だ」「ゆるしは必要ではない」とどのように感じていようが、2000年前に既にその真っ赤な血潮は流されたのです。
キリストの尊い犠牲は、「わたしの罪のためだった」という、その自覚こそが、あなた自身の人生において、あなたが取るべきイニシアチブなのです。その一歩を踏み出す準備はできましたか。
神は、その独り子をお与えになったほどに、世(あなた)を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。(ヨハネ3・16)
DAY6へ続く
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