買ったどーっ!

買ったどーっ!

手術後

「手術後」

当たり前のように、私の精神的な所が
ボロボロになりました。
手術をして悲し過ぎて。
その頃、色々あって旦那ともあまりうまく行って無い状態だったのだけど
旦那もやっぱり悲しかったのか
私をとても気遣ってくれてました。

手術をしたその日はずっと一緒にいてくれて
泣いてる私を抱きしめてくれてました。
旦那だって辛かったのにね。

そして、妊娠した事を息子に伝えていたので
駄目になった事も話しました。

私からは話せる状態じゃなかったし
お布団に入ったまま、何もしたくなかったので
旦那から息子に伝えました。

うちの息子は、兄弟が早く欲しかったんだ。
小さい頃からずっと望んでいるのを私達も知ってて。
だから、赤ちゃんが出来たって事を伝えたのが早過ぎたのかもしれません。

流産した・・と言う事を伝えるにはまだ幼過ぎる息子。
小学校4年生だったのかな。その頃。
なので、私のお腹の中で赤ちゃんが死んじゃったと言う感じで
旦那が伝えたそうです。
そしたら、すごい泣いたらしいです。
その事を今、思い出しても
私も涙が出てきます。
実際、その場にいたワケではないのだけど
どれだけ息子が兄弟が出来た事を嬉しく思い
産まれてくるであろう兄弟を待ちわびていたのかと言う事を
思い知らされた気がしました。

小学生の息子が
手術した後の私にとても気を使ってくれてました。
それが余計に切なく、辛くさせました。
だけど、息子の優しさなんだよね。

その後、兄弟が欲しいとかって言う事も言わなくなった息子。
きっと息子自身も諦めたのだろうと思います。

家族がバラバラになりそうな時に
このベビーちゃんのおかげで
旦那との仲ももう1度頑張ろうって事になって
努力できたのかもしれない。

これも、このベビーちゃんのおかげだね。
私達に残してくれた物・・たくさんあるね。

本当に・・ありがとう・・。
私のお腹に来てくれて
どうもありがとう。

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