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柿崎和泉守@ Re:『天と地と』 Heaven and Earth(04/25) 映画で残念に思ったのは、まず刀八毘沙門…
背番号のないエース0829 @ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
Nov 9, 2005
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カテゴリ: Movie
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この映画、DVDは出ていないし最近はビデオすら見かけない。この映画について書いたインターネット上の記事もあまりない(Googleで『地球頂上の島』と検索してみてください)。非常にいい作品なのにもったいない話だ。アメリカではDVDもビデオも販売中。

舞台は19世紀末のイギリス。実業家のロス卿(ドナルド・シンデン)はフランスに向かう。一人息子のドナルド(デビッド・ギリム)が稼業を継ぐのを嫌って家出し、北極探検に向かったとの情報が入ったためだ。一旦フランスに向かったのはフランス人のブリュー船長(ジャック・マリン)の飛行船に乗るため。考古学者のイヴァーソン教授(デビッド・ハートマン)も同行しグリーンランドへ向かう。
グリーンランド北部のイヌイットの集落でドナルドを案内したことがあるというウーミアク(マコ)を加え、一行は更に北へ。そして厚い雲に覆われた中に緑に覆われた島を発見する。そこはヴァイキングが隠れ住む「地球頂上の島」だった・・・

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島でロス卿はドナルドに再会するが、一行は悪い大司祭に死刑を宣告されてしまう。しかし村人の中には同情的な人もいて一行を逃がす。追う大司祭一派。氷原や溶岩溢れる火山での逃亡シーンは結構ハラハラします。そして最後は大司祭を倒し、村には平和が戻る。

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左からイヴァーソン教授、ロス卿、ドナルド。
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物語の展開もスピーディーで楽しめる。飛行船はもちろんミニチュアだが、気にしてはいけません。当時としてはよく出来ている方でしょう。そして飛行船で北極を飛んでいるシーンがいいこと!眼下の北極海にはセイウチが泳いだり、ホッキョクグマが走ったりしている。それを子供のように食い入って見ているロス卿とイヴァーソン教授。ここにかかるモーリス・ジャールの音楽がまた素晴らしい!

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そして最後。村の長老たちは一行とフリージャ(ドナルドと恋仲になった村の娘)が外界へ帰ることを許す。しかし一人人質として残れと条件をつける。ロス卿もドナルドも自分が残ると言い張ったが、イヴァーソン教授が自ら志願するのだ。子供の頃にこの映画を観た時、この潔さに感動したのを覚えている。

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出演者はいかにもディズニーに相応しいような人たちだ。日本ではマコが一番有名かもしれない。神戸出身の日本人で『パール・ハーバー』にも出ていた。監督はベテランのロバート・スティーブンソン。『メリーポピンズ』などディズニー映画を多く手掛けている。



1974年・アメリカ  93分  評価:4.5点  子供:◎◎

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Last updated  Mar 12, 2006 06:02:47 PM
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