"Everything Old Is New Again":ケイトとミシェルがジョーのためにダンスを見せる。最後の楽しいひと時。
そのフォッシーによるミュージカル・シーンはどれもこれも素晴らしい出来。冒頭のオーディション・シーンはミュージカルシーンとは言えないが、ジョージ・ベンソンの"On Broadway"に乗せて、出演希望者が次々に絞られていく有名な場面。中盤、稽古場での"Take Off With Us"のスタイリッシュなダンスは凄い(但し終盤はエロティック)。本妻との娘ミシェルと現在の愛人ケイト(何故かこの二人は仲がいい)による"Everything Old Is New Again"はホッとする楽しい場面。ラストの幻想的な"Bye Bye Love"は圧巻で、舞台セットとコスチュームも凄い。そしてエンドクレジットに流れるエセル・マーマンの"There's No Business Like Show Business "....。