夢に沈む貴方


夢を見た

あの人のゆめをみた

押入れの中のずっとずっと底に入れておいた写真

大好きだった
誰よりも 誰よりも

其れはどんなに傲慢で愚かなことであろうとも
心から大好きだった

目が覚めて
泣きながら「さようなら」
二度と想い出さぬよう

「さようなら」
二度と忘れぬよう

「さようなら」の数だけ 心に刻みつけて

さようならさようならさようならさようなら・・・

さようなら 世界で一番大好きだったひと

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