りぃ-子’s SCRAP BOOK

りぃ-子’s SCRAP BOOK

2023.11.02
XML
カテゴリ: これからの家族
空しくて、心の穴をどうにもできない一週間でした。

りろが死んでしまいました。
19歳の老猫なので、寿命なのです。
ずっとずっといつその日が来るかと家族で恐れていましたが、ついに。

最後の頃には水をスポイトで口に入れると一口二口は飲みましたが、
食事はとれず、病院で出してもらった点滴を娘が毎晩打っていました。

2023年10月31日、火曜の朝5時過ぎに起きて最初にりろの様子を見ると、
お腹の動きが無く、少し体温も下がっていて、おそらく1時間位前に亡くなったのだと分かりました。

当日は少し口をきこうとすると慟哭してしまい、会社でもだんまり。



いつ頃立ち直れるのか自分でもわかりませんでしたが、
一歳下の18歳の猫チェロが、りろの亡骸の周りを不信そうにウロウロしてみたり、
亡骸を他の涼しい場所に移動した後は、不安そうに姿を探す様子を見ていたら、
「そうか・・・この真っ黒な穴って、『喪失感』なんだな・・・」と、
やっと自分の事も理解できました。

思いの外、チェロにも埋めきれない空虚さがあるようで、
隠れ家スペースに入ったきり、甘えにも来ずじっとうずくまっていました。

お世話になっている動物病院の先生に娘がりろの死を報告し、お礼を言うと先生が
「もう一匹の猫も、周りの空気などを敏感に感じて、かなりナーバスになると思うので、家族みんなでフォローしてあげてね」と教えてくださったので、
普段通りに可愛がるようにしたら、今日やっと少しリラックスしてきたかなという感じです。

チェロのおかげで、「みんなで乗り越えていこう」と、気持ちが切り替わりました。


「そうそう、わかる。これからはその穴を、いつも風に揺れる白いカーテンの近くで日を浴びながら寝てたりろの姿とかの思い出で、満たしていこうと思う」
と言いました。

なるほどなあ・・・
記憶を光で満たす思い出の保存場所にしていくという発想、私にはありませんでした。

なんとか今は喪失感を少しずつ乗り越えていけば、





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.11.02 21:42:03
コメント(2) | コメントを書く
[これからの家族] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: