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2007/03/10
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カテゴリ: 紀行
内宮参拝。

明日、夜明けとともに早朝参拝をする予定ではあるが、せっかく今日来たのだからとお参りに。

しかし、すごい人だ・・・

人の流れが参道を粛々と流れていく。

人の数は確かに多いが、足早に歩く人の流れ・ゆっくりと歩く人の流れが自然と別れ、また一つになって、また別れ・・・と、まるで川の流れのようだ。

人の流れと、さきほど触れてきた五十鈴川の流れとをかけて、歩きながら子どもたちに方丈記の冒頭の一節を紹介する。

『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし』

子どもたちには、「聞きなれない言葉や言い回しがあるかもしれないけど、何度も言うから繰り返し聞いてごらん。少しづつ意味が分かってくるよ」と、何度かこの一節を口にしながら人の流れに沿って歩いた。

すると、3回目ぐらいだっただろうか、上の娘が「分かった!」とほぼ正解の解釈。「うたかた」の意味は当然最後まで自分では分からなかったが、全体が“大体分かった”上でその意味を説明すると、全部の意味がすとんと落ちたようだ。

「お父さんが、何で今ここでその文章を教えてくれたかも分かった!」「川の流れのことを言ってるんだけど、人の流れも同じなんだね!」とうれしいことを言ってくれた。

五十鈴川.JPG


2月11日 伊勢





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Last updated  2007/03/11 01:45:02 PM
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