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先日、ワインの勉強会に行ってきました。メルシャンの方が講師として来られ、シャトーメルシャンシリーズを中心に色々なワインを飲み比べました。メルシャンといえば、どうしても安ワインのイメージが先行すると思いますが、ごく少量だけ造っている「シャトーメルシャン」はベツモノです。シャトーメルシャンの評判は前々から聞いていましたが、飲む機会には恵まれなかったので楽しみでした。ぶどう違いやビンテージ違いで何種類か試飲しましたが、評判に違わずおいしかったです。一通りシャトーメルシャンシリーズを試した後に、今度はフランスやイタリアワインも飲み比べです。全部で20種類近くだったのかな?そんなにたくさんの種類のワインを一度に飲んだのは初めてでした。それだけ多くを飲んで、ワインは非常に味が複雑で色々なものが絡まってひとつになっているな、という印象を受けました。日本酒とはまた違ったタイプの味の印象です。会はお昼だったので、その晩店に戻ってお酒を飲み、完全に尺度が違うことを改めて認識しました。cm(センチ)とg(グラム)、どちらが優れているなんてことを論じる人がいないように、お互いに実力を認め合ってより良く理解しあうことが必要だなと思いました。1月はあまり成績がよくなかったということもあるので、2月の定休日は半分くらい返上して火曜日に営業をしながら、ワインと日本酒の飲み比べでもやろうかな。
2006.01.31
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昨日1月29日で京都市内の東宝系の映画館である京都スカラ座、京都宝塚劇場、京極東宝が閉館した。東宝が昨年、二条にシネコンをオープンさせたことと建物や設備の老朽化を受けてのことだというが、数十年の歴史を持つ映画館が街から消えてしまうというのは京都の映画ファンにとって閉館はショックだった。京都に住むようになって十年以上。3館とも色々な思い出があるだけに、非常に残念。閉館に伴い、28,29日の両日は特別企画で過去の名作映画が上映された。七人の侍、用心棒、ローマの休日、十戒、ベン・ハー等があったが、時間の都合、見たことないものをと考え奇才岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」を観てきました。映画もさることながら、やはり感慨深かったです。場内にいる人、皆それぞれに思い出があるでしょう。私も含め、最後のお別れに来たんだなあと特別な空気が流れていました。映画の上映が終わり、幕が下りてくるのを見ながら「終わってしまったのか」と妙にしんみりしました。幕が上がり、幕が下りる。今まで当たり前に見てきた光景ですが、シネコンではこうしたものもありません。味のある映画館はこうして姿を消していき、商業的により価値の高い映画館が残っていく。現代社会では仕方のないことかもしれませんが、やっぱりかなしいです。今回、スカラ座と宝塚劇場の閉館に伴い、同じ建物の一回にあるブックファーストも店を閉めることになりました。書店もまた河原町からひとつ姿を消します。昨年10月の丸善の閉店に続いて大型書店の閉店です。丸善の跡地にはジャンボカラオケが・・・スカラ座の跡地はユニクロが買い取るそうで、ますます京都の文化度は低下していくばかり。2月中旬、VALの5~8階にジュンク堂書店がオープンするのが唯一の救いです。
2006.01.30
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一通り蔵の中を案内していただき、もろみをきき酒させてもらったところで、戻って他のお酒もきき酒しましょうということで、再び屋敷に戻ることに。今度は先ほど通された部屋とは別の部屋、テイスティングルーム兼宴会場、蔵元いわく通称『洗脳部屋』(笑)へと案内されました。呑み始めの乾杯を『超吟』でスタートし、食事と合わせたり、器による味や香りの開き方の違いなどを教えてもらいながら、きき酒をしていきました。純米大吟醸『艶』はうちの店でも置いているので、それ以外の商品を説明を受けながら次々と利いていきます。(きき酒というより、ただの呑みになってたという話も・・・(^^;)そして、特殊なお酒も2種類飲ませていただきました。ひとつは昨年作られた精米歩合15%のお酒。実にお米の85%を削ってしまうという、精米歩合日本一の何とも贅沢なお酒です。究極に繊細なのに、一年熟成のおかげか一本芯が通っていて味もあり、余韻もスッと消えていきます。きれいでうまい抜群のお酒でした。そしてもうひとつは50年古酒です!50年前に造られたにも関わらず、山田錦の純米大吟醸、驚きです。色は上品な琥珀色と黄金色の中間くらい。注いでもらう前から漂ってくる気品に満ち溢れた香りに顔が思わずゆるみます。何ともいえない心地よい香りにずっと呑まずに嗅いでいても満足だ、とすら思え、グラスをなかなか口に持っていくことができません。しばらくそうして香りを楽しんでいましたが、そうしてばかりもいられないので、意を決して口に含みました。お酒が口に入った瞬間、言葉を失いました。あまりのおいしさにどう表現していいのか分からず、しばし口をただパクパク。再度口にしてみたものの、たおやかで上品な甘み・・・それ以上、言葉が続けられなかった。その後で比較のために超吟と15%のお酒を飲んでみたが、やはり完全にかすんでしまっている。世の中にはこんなおいしいお酒があるんだ、という感動で胸がいっぱいになりました。一人で飲んでいたら、きっと涙を流して余韻にひたっていただろう。そうこうしている内にいい時間になってきたので、貴重なお酒を飲ませていただいたお礼を述べ、蔵を後にしました。今回の蔵訪問は非常に勉強になりました。改めて蔵元に感謝の意を表します。※注意!・・・今回の記事で紹介したお酒は超吟と艶以外は非売品です。蔵元のご好意でこういうお酒を飲んだという紹介はしてもいいよ、という掲載許可はいただきましたが、蔵に問い合わせをしても非売品であることに代わりはなく、対応をする蔵の方のお手間になりご迷惑になりますので、問い合わせは絶対にやめてください。お願いしますm(_ _)m
2006.01.27
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去る1月4日、福井県は鯖江市の『梵』醸造元である加藤吉平商店を訪ねました。当日は雪深く、私は試飲もしなければならなかったので妹にドライバーを頼み、車で蔵へと向かいました。福井市内の実家から走ること約40分、特に迷うこともなく蔵に到着です。車を店の向かいの駐車スペースに停め、店頭で対応してくれた奥さんが屋敷の中へと案内してくれます。すっかり雪化粧した庭を通り、和室の応接室へと通されました。しばらくすると蔵元である加藤団秀CEOがスーツに身を包み、姿を現しました。蔵を訪ねる際は、いつもノートを携えメモしながら話をうかがうようにしているのですが、今回はノートの量が相当なものになりました。というのも、蔵元との話はいつの間にか通常の会話からお酒をいかにして売るべきかというレクチャーへと変わっていき、インタビューのつもりが逆インタビューをされていたという逆転現象まで起こる展開になったからです。蔵元と以前お会いした時は、短くチラッと話す程度でしたが、今回じっくり話す機会を得て思ったのは、情熱的でクレバーさも持ち合わせ、ビジネスセンスにも秀でていて私が今まで会ったことのあるどの蔵元ともまるで違うタイプだなという印象です。慶応大学に入られてすぐにお父様がお亡くなりになられたため、学業を断念したとのことですが、そういうことがなければおそらくアメリカの一流大学でMBA,あるいはドクターまで取れてただろうなと思いました。「日本酒の蔵元」というよりは「経営者」という感じでしょうか。名刺にCEOと記されているのもごく当然な気がしました。そんなこんなで一通りレクチャーが終わり、続いて蔵の中を案内していただきました。詳述は控えますが、蔵の中は様々な工夫が凝らされた装置等があり、感心することしきりでした。全ての工程での工夫や装置、設備が実に論理立ったものなのです。それら装置のアイデアは全て蔵元の発案というので、理系の出身なのかと思うほどでした。
2006.01.26
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お客さんであるぱんちゃんさんから例えバトン(色編)というのが回ってきました。こういうのちょっと苦手なんですが、いってみましょう。○自分を色に例えると?水色でしょうか。特に理由はありません。 ○自分を動物に例えると?ねこ。気ままですから。 ○自分を好きなキャラに例えると?(漫画・映画ナンでもアリ)「結界師」の主人公のお兄さんかな?○自分を食べ物に例えると?焼き魚○自分を飲み物で例えると?ここは日本酒と書いておかねばならないでしょう(^^;○自分を花に例えると?レンゲ。何となくです。○次に回す5人を色で例えると?誰にまわしていいか思いつかないので、どなたか引き継いでいただけたらうれしいです。
2006.01.26
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京都は昨夜も雪でした。寒い日が続きますが、「寒造り」の言葉が示すように、この寒さがお酒造りには好都合。蔵にとって造りの佳境である今の時期の寒さは大歓迎ですね。さて、そんな造りの最盛期に差し掛かっている現在ですが、来月になると少し落ち着いてきます。蔵見学が盛んになるのもこの時期です。で、以前チラッと書いたように日本酒BARあさくらでも皆さんと一緒に蔵見学に行こうかと思います。今回お邪魔するのは大阪は摂津富田に位置する「國乃長」の醸造元、寿酒造さんです。寿酒造さんでは清酒だけでなく、ビールと焼酎も造っておられるということなので、今回はそちらも見せていただくことになりました。ビールや焼酎の工程は私もあまり知らないので興味津々です(^^)「寿酒造」蔵見学日時:2月25日(土)10時45分集合集合場所:阪急富田駅改札前(改札はひとつだけです)費用:2000円(蔵についてからお支払いください。お酒と酒粕のお土産つき)お申し込みは電話、メール、またはご来店時直接お申し付けください。京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2FTel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com 蔵の方との打ち合わせて、試飲用にいろいろ出してもらうことになってますので乞うご期待。私も飲んだことがないちょっと楽しみなお酒があるので、当日が待ち遠しいです(^^)
2006.01.24
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昨夜からまた急激に冷え込んできて、京都市内では今日の午前中まで雪がちらついていました。幸い晴れていたこともあり、午後にはすっかり雪もとけていましたが冷え込みはかなり厳しいです。寒いと誰しも出足が鈍って家に留まってしまうものですが、とりわけうちのお客さん達は寒さに弱いようで、今日の営業もちょっと心配です(^^;お燗であったまりましょう。
2006.01.23
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昨夜は岩手の南部美人蔵元である久慈さんがご来店されました。久慈さんといえば、その明るいキャラクターと軽快なトークで日本酒の広告塔、スポークスマンとして大活躍、メディアに登場することもしばしばの日本酒界きっての有名人のひとりです。昨夜はJCの全国会議が京都であったとのことで、岩手地区の方を連れてきてくれました。久慈さんとは店を開く前からの知り合いで、今年の会議が京都だったから絶対来ようと思ってたんですよ、とうれしいお言葉。連れの方たちと話がかなり盛り上がっていたので、あまりたくさんお話するのもどうかと思い、それほど話しませんでしたが、古酒とチーズを合わせたり、色々と飲んで楽しんでおられました。岩手県のお酒の会の時はゲスト参加、またそれ以外でも来京予定がある時は予め告知して久慈さんがカウンターの中に立って一日マスターを務める『南部美人ナイト』のプランも浮上。ぜひ、実現させたいものです(^^)酒造関係者じゃない人と一緒だから、書かない方がいいのかなあと思っていたら、帰り際に「書いてね」のひとこと。さすがは久慈さんだ、と感心したのでした(^^;
2006.01.22
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昨日は大寒だけあって、すごく寒かったですね。一月も後半に差し掛かり、寒さもピークに近づいてきてます。そんな寒い夜はかす汁でもどうでしょうか?かす汁は使用するかすで味がかなり変わります。市販しているカサカサ、パサパサのものを使えば大体は苦味が中心になると思います。しかし、粕歩合の高い吟醸粕等を使うと甘さとふんわりいい香りのするかす汁ができます。今回入手したのは、黒龍の大吟醸粕。これで作るかす汁は絶品。昨日からお店で出し始めましたが、おかげさまで大好評です。残っている粕の量からして、多分一週間は持たないと思います。大吟醸かす汁を味わってみたい、という方はお早めに。
2006.01.21
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昨年末の税制改正の一環として、この5月から清酒にかけられる酒税が引き下げられます。先ほどネットで調べたところによると、1リットルあたり20.5円の引き下げだそうです。今回の税金の引き下げによって一番得をするのはやはり大手メーカーであることは間違いないですが、これで少しでも小さな蔵の酒造家達も楽になってくれればいいと思います。ところで、酒税が引き下げられるからといって皆さんは定価の引き下げまで期待しますか?引き下げ率を考えてみれば、四合瓶で14.76円、一升瓶で36.9円に過ぎません。この金額で割引まで求めるというのは酷ではないでしょうか?私はそもそも日本酒の価格は安すぎると思うのです。たとえば、ある人が家庭で毎日晩酌をするとしましょう。仮に毎日お酒かビールを飲んでいるとしたら、お酒一合に相応する量はビール2缶くらいではないかと思います。ビール1缶が230円くらい(ディスカウント等は考慮せず定価ベースで)×2で460円。10日なら4600円です。日本酒で4600円出したら、かなりいいものが買えますよ。手元にディスカウントストアのチラシがあったのでそちらの価格で換算してみましたが、24缶で4389円だそうなので10日分で3650円くらいです。この価格なら純米吟醸のいいやつ、あるいは大吟醸クラスでも買える価格帯です。第3のビールだと24缶で2478円、10日分にして2065円です。この価格でも十分おいしい本醸造を買うことが可能です。この例えが最適かどうかは分かりませんが、ひとつの目安くらいにはなるでしょう。ビールだけでなく、ワインなどと比べると価格の差はもっと歴然としてきます。すべてのお酒は嗜好品す。致酔飲料としてアルコールを飲むのであれば、第3のビールやパック酒、パックワイン等でいいと思います。しかし、おいしいものを飲みたいのであれば、ある程度価格を出さなければいけないのは仕方ないことではないでしょうか。現在、劣勢に立たされている日本酒業界では消費者に選んでもらうために低価格路線にはしろうかという動きも一部見られます。そこには、出荷量で抜かれてしまった焼酎の価格の安さというのがあるかと思います。たしかに焼酎は安いです。しかし、原料の高さ、醸造までの手間、人権費、さらには新商品開発の苦労等を考慮に入れれば日本酒は十分安いです。欧米の一流レストランのワインリストの中では、四合瓶で5000円くらいの日本酒がその10倍近くもする値段のワインと張り合ってるんです。立派なもんです。これを読んでいる蔵の方は、もっと誇りを持ってほしい。あなた方が造っているものは、世界と十分に渡り合えるものなんです。消費者をバカにするような態度、あるいは天狗になってとんでもない価格をつけたりするのはもってのほかですが、下手に安売りをして媚びる必要はありません。真摯に酒造りに取り組む酒造家が増えている現在、これから日本酒は必ず伸びてきます。説明責任はありますが、酒質を落とさないために価格を上げなければいけないのなら、上げてください。私達はおいしいお酒を待っています。
2006.01.20
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1月15日、福井のお酒の会を無事開催いたしました。今回のラインナップは梵の超吟、黒龍の石田屋と二左衛門、花垣の七右衛門、朝日酒造の酔蝶花、一本義の一本義物語、そしてとある蔵から提供された秘密のお酒です。削りの極みのサブテーマに相応しく、全部のお酒の精米歩合を平均すると40%を切っていました。この中で変り種としては酔蝶花でしょうか。これは酒米ではなくコシヒカリを使用。コシヒカリのうまみを最大限引き出しています。金箔と桜、梅の花が入っているのはご愛嬌です。価格面で言えば、二左衛門が一升で2万円というのが飛び抜けているでしょうね。とはいうものの、超吟、石田屋とも四合瓶で1万円ですから、価値的には同等あるいはそれ以上かな?いずれのお酒もなかなか手に入らないものばかりで、ネットではブローカーが暗躍、元の価格の何倍もする馬鹿げたプレミア価格をつけています。まったく許しがたい状況です。それはさておき、各お酒達です。好みは参加者によってある程度ばらつきましたが、秘密のお酒と二左衛門の人気がやや抜きん出てました。酔蝶花も良いお酒なんですが、今回は相手が悪かったです。七右衛門は食べ物とあわせる時には人気が高かったですね。さて、今回集まったお酒達、普段はなかなか口にすることもかなわず、たまに飲む機会があったとしてももちろん冷酒かせいぜいがひや程度という方がほとんどだと思います。しかし、そこは何でも燗倶楽部でありますから、すべてのお酒を燗にしてみました。どのお酒も丁寧にしっかり醸されているものばかりなので、大崩れするお酒はありませんでした。超吟はぬる燗にすることでよりゆったりと穏やかな気持ちにさせてくれる感じでした。二左衛門はそのままでもおいしいのですが、ぬる燗にした時の香りと味の広がり具合が絶妙!燗冷ましにしてもおいしく、一度飲んでしまったらもう冷酒に戻る気がしませんでしたね。石田屋はステイ、七右衛門が燗にすることで人気があがりました。酔蝶花と一本義は大崩はなかったものの、冷えた状態の方がベターでした。圧巻だったのが秘密のお酒。深みのある甘みを伴った香りが感じられ、まろやかさとふくよかさ、やさしさが口中を満たし、ああ何て幸せなんだろうと思いました。さらには、飲み終えた後にも幸福感が持続する、そんな素晴らしいお酒でした。参加者の方からもご好評をいただき、県別特集第一回目の会は上々の滑り出しを見せました。来月2月は造りの最盛期ですので、お酒の会ではなく蔵見学を実施したいと思います。2月25日(土)に大阪の國乃長醸造元である寿酒造さんにお伺いする予定です。寿酒造さんではビール、焼酎も造られているので、今回そちらの方も合わせて見せていただくことになりました。私も焼酎の方はあまり知らないので、ちょっと興味ありです。詳細は後日発表しますので、乞うご期待。
2006.01.19
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今日は1月17日。あの阪神淡路大震災からちょうど11年目。本当は今日のブログには日曜に催したお酒の会のことを書こうかと思っていましたが、仕事帰りに友人の店に寄り話していたら、やっぱりこちらを書くべきだなと思いました。1995年1月17日。当時私は名古屋にいました。気楽な学生として不規則な生活を送っていた私は、震災が起こった時間も明け方まで夜更かしをしてようやく眠りに就いた頃でした。名古屋でも震度3くらいはあったようですが、一番眠りの深い時期にいた私は全く目を覚ますことなく、昼過ぎに目覚め友人からの知らせで初めて地震が起こったことを知りました。そんなわけで全く私には実感としては震災が体験されていません。しかし、友人やお客さんの話を聞くにつけ、やはりこれは忘れてはいけないひとつの大きな出来事だったのだなと思いました。友人にもそのお客さんにも怪我はなかったようです。しかし、当時経験した色々なことなどは彼らの心にしっかりと刻まれ、本人達も自ら「あれは忘れることが出来ないよ」と言うくらいです。忘れてはいけない。まさにそのとおりでしょう。私は震災を経験してはいません。震災当時のことを記した本やドキュメンタリーも見ましたが、やはり当事者の実際の言葉にはかないません。忘れてはいけない。そのために私も今日はそのことを記憶にとどめつつ静かに一日を送りたいと思います。
2006.01.17
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「あっと、今の接触プレーで宮本が痛みました」「どうやらダメなようですねえ」「準備をしていた遠藤が変わってピッチに入ります」なんて具合に、サッカーでは怪我したり不意のハプニングがあっても選手交代ができる。一昨日のこと。ランチを食べ終え、店の買い物に出掛けた午後辺りからどうも体が重く胃がむかむかする。時間が経っても治る気配は一向になく、かえってひどくなるばかり。開店時間の頃には寒気と吐き気もしてきた。立っているのがつらく、カウンターの外に出て机にもたれながらジッとうずくまってみるが、回復の兆しは見られず。とりあえず、余計な体力は使うまいと最初のお客さんが来るまでテーブルに座ってジッとしていた。それからしばらくして顔なじみのお客さんが入ってきたので気持ちを入れ替え、今日は風邪で調子が悪いんですよなどと話しながら接客。そうこうしている内に、二組目にこれまたよく来てくださるお客さんがご来店。この間、約20~30分くらいだったかな。どうも、動き出したことによって症状が悪化したようで、体の痛み、お腹のもたれ感がひどくなり、頭がボーっとしだした。それでも何とか、無事二組とも見送り届けることが出来たが、もはやヘロヘロ。そこに3組目のお客様ご来店。またもよく知ったお客さんで、風邪で調子が・・・などと話を続けながら作業を進める。が、寒気、体の痛み、胃のもたれ・むかつき感、意識混濁度合いともピーク近く。冷蔵庫の中を整理するふりをしながらしゃがんでみたり、ちょっと影になっているガス台の辺りで壁にもたれて休んだりしてみたものの、全く改善の気配なし。ヒトは痛みやつらさでも気絶することがあるというのは本当なんだな・・・などと半分混濁する意識で思った。10時半にならないくらいだったが、このままでは本当に気を失って倒れかねないと判断。お客さんに、今日は見ての通り体調不良なので11時で閉店する旨を告げ、表に張り紙をして異例の11時閉店。とても自転車をこげる状況ではなかったので、地下鉄で帰宅。明日は営業できるだろうか、などと心配しながら眠りに就きました。翌朝、多少マシにはなっていたものの、まだつらかったので病院に行き、注射を射ち、薬をもらい、日がな一日寝ていました。安静にしていたおかげか、夕方には何とか店をできるくらいには回復。幸か不幸か昨夜は小雨で客足も少なく、しかも来店したのが友人ばかりだったので、ゆっくりしたペースで営業できました。今回思ったのが、ひとりでやってる仕事なので、何かあっても交代して営業というのが出来ないのはつらいな、ということ。11時に閉店した後に友人から電話があり、「行きたいんやけどやってる?」って訊かれた時は答えるのがつらかった。飲食やってる方には根性系の方も多いので、今回のような場合でも、「客がいる以上倒れるまでやれ!」という人もいるでしょうが、倒れるまでやって悪化させて結果的に長く休まなければならなくなるよりは良い判断だったのではないかと自分では思います。何にしても、交代要員がないというのはつらいことです。
2006.01.14
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花垣の醸造元である南部酒造場は福井県の中でも最も雪深い地の一つに数えられる大野市にあります。実家のある福井市内からはJRを利用したのですが、一昨年の大雨の被害で崩落してしまった橋が未だ復旧していないため、途中の区間はバスでの代替輸送になっていました。大野が近づいてくるにつれ、徐々に積雪量が多くなっていくのが目に見えて分かります。大野駅の手前辺りでは、除雪されている玄関以外の一階部分が雪に埋もれてしまっている家もよく見受けられました。大野駅から南部酒造場までは徒歩10分程度の距離。蔵を訪ねた1月3日は吟醸のしぼりの日でした。本来は何も作業はないはずだったらしいのですが、もろみの状態に合わせて行動しなければならないので、こうした変更はままあることです。2年前に訪ねた時は10月だったので、蔵の中はシーンとしていましたが、今回は心地よいもろみの香りが満ち、蔵人達もキビキビと作業をしていました。ザッと蔵の中を見せてもらい、途中で酒母を利かせてもらったり、もろみの様子を見ながら説明を受けているうちに面白いものに出会いました。それは貴醸酒のもろみです。まさか花垣が貴醸酒を造っているとは・・・知らないのも当たり前で、数年前から造りはじめたものの、まだ初年度に作った分も商品化はしておらず、何年か後に発売予定なのだそうです。貴醸酒のもろみを見たのは初めてですが、パッと見には普通のもろみとあまり変わりないように見えました。見る人が見れば分かるのかな?今回の見学では貴醸酒の他に全麹のお酒も以前発売していたことを教えてもらい、13BYのものを試飲させてもらいました。なるほど麹の香りたっぷりで重みはある。が、まだまだ若い。この先化けていく可能性は高そうだけど、せめてあと5年くらいは待たないとダメかな、という印象でした。お忙しい中案内していただいた日置さん、ありがとうございました。
2006.01.12
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一昨日は大阪の高津宮でとんど焼きと自称日本一の屋台達、というイベントが催されていたのでどんなものかと様子を見に行ってきた。実は去年行こうと思っていながらも都合悪く行けなかったという過去があったので、今年こそはという思いもあったのだ。自称日本一の屋台達とは、大阪で割と名の知れた料亭やフレンチ・イタリアンのレストランが店を出していて、普通の縁日のようなたこ焼きとかお好み焼きというのは一切なし。普段は結構な値段を出さないと行けないお店が多いので、お試し的に使えるというのもうれしいところ。日本酒の蔵も数蔵来ていて、喜楽長さんが、奥播磨さん、往馬さんがそれぞれ屋台でお酒を売っていました。いろいろあって目移りしましたが、まずは藤久さんの屋台で吟醸かす汁、からすみおこわ、宝蒸しいなりをいただきました。かす汁は使ってある野菜が全然違います。さすがにいいもの使ってますね。おいなりさんの蒸し方もうまかったし、おこわは粉状にしたからすみがたくさんかかっていておいしかったです。続いて往馬の純米酒熱燗を片手にフランス料理サクラの屋台へ。モツのトマト煮にも少し惹かれたけど、羊のもも肉コンフィ仕立てを注文。マスタードのようなクリーミーなソースがおいしかった。食べながら境内をブラブラしていると蔵朱のマスターに会いました。ウダウダしばらく話してから次の屋台に。牡蠣を焼く匂いにつられて、ついつい購入。お酒もなくなり、奥播磨の下村さんの姿が近くの屋台に見えたので、ごあいさつをして純米の燗酒を注いでもらった。そうこうしている内に結構時間が経ってしまったので、最後はなにわ翁の蕎麦でしめました。各屋台は500円くらいのものでしたが、いろいろ食べ歩きしていると結構な額になりますね。思わぬ額の出費でした(^^;
2006.01.11
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妙乃華山廃純米一段仕込み・・・白濁し、酸味があるというよりは酸っぱいといってもいいほどで、ガスが残っていて、山廃云々といううよりはこの味は・・・通常、三段仕込みという製造過程を経て日本酒は造られます。で、酒母を作る際に人工的に乳酸を添加せず天然の乳酸菌によって酵母以外の菌の繁殖を抑えるやり方を生もと系の造りといいます。生もと系でも、山卸とよばれる櫂入れの作業を行わないものを山卸廃止もと、略して山廃と呼ばれます。以上が大まかな山廃の説明です。で、山廃一段仕込みです。三段仕込みをせず、櫂も入れない、白濁し、ガスがまだある・・・・そりゃ、ほとんどどぶろくでしょ!滋賀県の信楽~三重県の伊賀辺りは知る人ぞ知るどぶろく地帯らしく、中にはどぶろく名人もいるとかいないとか。そりゃ、蔵元も作りたくなるでしょう。法律の関係上、一応、形ばかりのろ過はしてるんでしょうけどね。しかし、解せないのがなぜラベルの半分にフランス語が表記してあるのかという点。どなたかご存知でしたらご教示ください。
2006.01.08
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1月15日は当店の福井のお酒の会の日です。それに先立ち、福井県内数蔵を回ってきたわけですが、その中の一社からうれしいお酒の提供をいただきました。私は秘密にしたり、もったいぶったりするのはあまり好きではありませんが、蔵の方から完全シークレットにしてほしいとのことですので、蔵名、商品名、詳細なスペック等一切公開できません。(当日来られた方には秘密厳守を条件に発表します)というのも、そもそもその存在は一部の人には知られていて発売の予定はあるものの、今のところ市販は一切されていないというお酒なのです。現在、そのお酒は発売の日を待ちながら蔵の中で静かに熟成されています。今の時点での推定市販価格は4合瓶で3万円超といったところでしょうか。酒造関係者でも口にしたことがある人は少ないものだと思います。ぜひ、会に参加してお試しください。
2006.01.07
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正月休も終わり、ようやく京都に帰ってきました。5日間の休みで(仕事がらみもちょっとあったけど)すっかりリフレッシュ!今日からまた元気に営業します。そうそう、今日から数日は蔵でお客様の意見も聞きたいと託された昨日しぼりたてのお酒を出します。銘柄、商品スペックはご来店してのお楽しみです。
2006.01.06
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蔵にお邪魔するのには色々な意味があります。 ひとつは興味。 あのお酒がどうやって造られているんだろう、どういう方針でお酒を醸しているんだろう。 それを自分の目で直接見てみたい、知りたいということがひとつ。 ひとつは商品開発。 取引をしている酒屋さんでも、その蔵の全てのお酒を扱っているとは限りません。 私は原則的に蔵と直接の取引というのはしていませんが、 蔵に行くことによって、今まで知らなかった商品を見つけられたりもします。 そうした時は自分の取引の酒屋さんに頼んだり、扱いが難しい場合はその商品を扱っている別の酒屋さんを紹介してもらったりします。 そして、蔵を訪ねるもうひとつの理由。 それは自分自身への刺激になるからです。 全ての蔵ではないですが、蔵元の酒造りへの姿勢を聞いたり、良い酒を醸 すためにしている様々な努力を目にしたりすることが自分自身への大きな刺激になります。 普段おいしいお酒をもっと多くの人に知ってもらうために何が出来るかと漠然と考えることがあっても、そのお酒を実際に醸している現場に立ち、話を聞くことで自分の努力不足を痛感し、これからもっともっとがんばらなければならないな、と励みになります。 彼らの努力の仕方は本当に様々で、酒屋万流という言葉はまさにその通りだなと色々な蔵(そう多くはないですが)を訪ねる度にそう思います。 新年早々大きな刺激を受け、今年はもっともっとやらにゃならんぞ、と決意を新たにした帰省でした。
2006.01.04
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元旦、2日は正月らしくのんびり過ごしました。毎年恒例になっている蛇神さんへのお参りをし、親戚へのあいさつ回りをし・・・といった具合。蛇神さんは山の方にあるので、今年はかなり雪深かった。で、3日からはそんなダラダラからようやく活動開始。昨日、3日は大野市の南部酒造さん(花垣)と源平酒造さん(源平)にお邪魔してきました。大野市は福井県内でも屈指の豪雪地帯。積雪量はすごかったです。今日、4日はまた別の県内のお蔵さんにお邪魔します。詳細は後日。お楽しみに。
2006.01.04
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昨日、福井に帰省してきました。ニュースでは知っていたものの、予想以上の雪の量にしばし呆然。子供の頃以来の大雪、しかも12月でこれだけ積もったことは過去にも例がなかったので、これからさらに積もったらどうなることやら・・・などと思ってしまいました。さて、そんなことを思っていたのが昨夜で、今日は実家でのんびり。そうこうしているうちに、用事で家族と一緒にお酒のディスカウントストアに行くことになりました。そういうお店は長いこと足を運んでいないなあと思い、店内をぶらついていると色々驚きです。まずはお酒の安さ。一升瓶で1100円というのにもびっくりしたのに、合成酒なら2リットルで5百数十円!さらにはその横にあった某大手メーカーのパック酒にあったポップのコメント「糖類無添加、酸味料を一切使わず身体にやさしいお酒です」・・・言葉を失いました。どんなものか素性も知れない醸造アルコールたっぷりのお酒を身体にやさしいなどとは、よくも言えたもんです。致酔飲料としてのアルコールは低所得者や労働者には必要なものです。それがこうした低価格で売られているのは必要なことかもしれませんが、誤情報を発信し消費者を戸惑わせるのはやめてほしいものです。複雑な気分になりながら、尚も店内を歩いていると今度はプレミア焼酎特集のコーナーを発見。どんなもんだろうと覗いてみると、森伊蔵¥39,800、いさみ¥8,190、村尾¥24,800・・・わが目を疑いました。インターネットではなく、店頭販売でこんなバカげた価格を堂々と表示しているなんて・・・プレミア商品というのはもちろん人々がほしがるからでしょうが、それに乗じて定価以上の価格で販売をするというのはまともな小売店では信じがたい行為です。ディスカウントストアだけではなく、町の酒販店でも定価以上で販売し、しかもそれを消費者のニーズに応えているだけであって、積極的に販売しているわけではないという自己正当化をしている店もありますが、正規ルートがないのに無理をして定価以上の価格で販売をしているという時点で消費者を裏切っています。正規ルートがないなら無理に売る必要はありません。ほかにおいしくて安いお酒は沢山あるわけですし、どうしてもその銘柄がほしいならそんな消費者を裏切るような形でなく、熱意を蔵元に伝え、どれだけ時間がかかってもいいから正規ルートでの取引をするべきです。消費者のためと称し、安易に別ルートを使い、管理状態も定かでないものを高額で二次販売するような店は最低です。消費者もそうした店にだまされないように、勉強が必要ですね。
2006.01.02
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨年は開業にあたり、いろいろな方のお世話になりました。また、開業してからは多くのお客様に支えていただき、何とか店をつぶさず新年を迎えることができました。これもひとえに皆様のおかげです。今年は昨年以上にがんばっていきたいと思います。今月から県別お酒の会の特集がスタートします。足掛け4年で全国制覇を目指します。各県の特集の際は色々なヒントをいただけたらありがたいです。また、2月か3月にはお客様と共に蔵見学の予定も立てています。詳細は未定ですが、一度蔵に行って見たいという方、ご参加をお待ちしております。本年も日本酒BARあさくらをよろしくお願いいたします。
2006.01.01
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